インカレ/インカレショート   インカレ/インカレスプリント   インカレ/インカレロング/第1-10回  インカレ/第1-10回   インカレ/第11-20回   インカレ/第21-30回   インカレ/第31-40回  インカレ/第41-50回

インカレロング

第1回 2004年11月7日 愛知県東加茂郡下山村  「田代・田折」

男子女子
1坂本貴史筑波4原直子東京女子3
2高橋雄哉図書館情報3朴峠周子日本女子3
3前田裕太東京工業4峯村綾香奈良女子3
4後藤大輔東北3志度裕子東京農工3
5小野田剛太京都4桑野文京都橘女子4
6山下智之東京農工4塚八ゆかり京都橘女子4
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子1名
坂本貴史(4)
女子1名
杉崎真由子(4)
・一般クラス優勝者
MUL1 田村陽祐(3) WF 千葉妙(1)

 WOC2005をにらみ、WRE(ワールドランキングイベント)と東日本大会が共催される中で最初のインカレロングは実施された。ヨーロッパから世界トップクラスの選手が来日し、普段のインカレとは異なる雰囲気の大会になった。地図もWOC仕様のものが使われ、世界基準を見せ付けられた。2003年春のインカレ団体戦が行われた「田代」の一部がこの時のテラインの一部であり、当時も走った選手にとっては感慨深い場所での開催だったはずである。
 MEは筑波4年の坂本貴史が優勝。前身のクラシック競技と合わせると、筑波からは藤城、高橋(善)、小泉に続く4人目のチャンピオンとなった。2位には図書館情報大学3年の高橋雄哉。普段から活動を共にする事の多い両名が優勝準優勝を分け合った。海外選手が「平らなところがほとんどなかった。」とインタビューで答えたコースで、タフさを見せ付けた格好である。坂本はこの年、現役学生としては唯一ユニバーシアード日本代表として海外遠征しており、実力で勝つべくして勝ったと言える。WEは1位から4位までが3年生が入賞した。勢いなどではなく、この年の3年生はレベルが高かった。筑波は4年の杉崎が7位に入るという極めて惜しい結果だった。また女子新人クラスで千葉妙が優勝するなど、若い力が伸びてきたことを感じさせられるインカレだったと言える。

第2回 2005年11月13日 愛知県岡崎市・新城市  「作手高原」

男子女子
1高橋雄哉図書館情報4原直子東京女子4
2後藤大輔東北4朴峠周子日本女子4
3大西康平京都3築山絢早稲田4
4山貴彦東京3森澤寿里奈良女子4
5小林隆昭千葉4志度裕子東京農工4
6永井亮東北3橋本陽子日本女子4
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子2名
青山弘毅(2),宮川純一(4)
女子4名
稲葉茜(2),伊東佑初子(3),千葉妙(2),豊田安由美(2)
・一般クラス優勝者
MUL1 川添智由(2)

 2005年秋のインカレロングは、2001年3月の愛知インカレ団体戦が行われ、且つWOC2005のリレー競技が行われた「作手高原」で開催された。2005年夏に世界のトップオリエンティアが国の威信をかけて競い合ったテラインが、今度は日本の学生チャンピオンを決める場になったわけである。その為、新たに世界選手権用に高水準でリメイクされた地図が使用された。
 当日はあいにくの雨模様であったが、レース展開は荒れることなく男女とも優勝候補の大本命が勝つことになった。特に図書館情報4年の高橋雄哉が優勝したことは、普段からよく一緒に活動していることもあり、大変喜ばしいことであった。高橋雄哉は走力を生かしたスタイルで、その年には世界選手権日本代表候補(スプリント)にもなっており、いわば学生レベルを超えた存在として、力を見せ付けた形での優勝だった。
 筑波では上位入賞する選手はいなかったが、MEで青山弘毅が14位、WEで稲葉茜が11位という結果を残した。彼らはまだ2年生であり、今後の活躍を期待させるだけのポテンシャルを示したと言える。その他、目立った成績ではないが、若い選手(2、3年生)が何人も選手権クラスのロング競技を走ったということから、次につながる良い経験の場になったインカレであった。

第3回 2006年9月17日 長野県駒ヶ根市  「駒ヶ根高原2006」

http://www.orienteering.com/~icl2006/

男子女子
1茂木堯彦東京3米谷法子東京農工大4
2大西康平京都4中島亜香音静岡4
3西村徳真京都3幸村和美岩手4
4藤沼崇新潟4井手恵理子日本女子3
5津國真敏京都4臼倉由起岩手3
6杉山尚徳東北3阿部ゆかり東北2
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子2名
青山弘毅(3),川添智由(3)
女子4名
稲葉茜(3),豊田安由美(3),白形由貴(2)
・一般クラス優勝者
WUL 千葉妙(3)

 2006年秋のインカレロングは、ジェネシスマッピング主催のクラブカップとタイアップして実施された。舞台はそれまで2度に渡りクラブカップが開催された駒ヶ根高原である。
 筑波大の選手の戦績は極めて厳しいものだった。入賞者は男子新人クラスの石松純。彼は高校時代からOLをしており、その経験を生かした走りだったと言える。しかし、それ以外の選手で目標を達成もしくは近い成績を残した選手はいなかった。選手権クラスに出場した選手でも、昨年度よりも順位を落としている選手がおり、彼らにとって悔しさを感じずにはいられないインカレであったはずである。
 ME優勝は東京大学の茂木選手、WE優勝は東京農工大学の米谷選手だった。両名ともその夏に開催されたユニバーシアード日本代表であり、夏の間に海外遠征をして力をつけてきた選手だった。例年よりも約2ヶ月早い9月開催という事もあって、夏の間のレース経験がダイレクトに結果につながった大会だと言える。

第4回 2007年11月11日 栃木県日光市  「日光口2007」

http://www.orienteering.com/~icl2007/

男子女子
1日下雅広東北3関谷麻里絵京都3
2西村徳真京都4千葉妙筑波4
3茂木堯彦東京4稲葉茜筑波4
4長縄知晃東北4井手恵理子日本女子4
5小山温史東京工業4笠原綾日本女子4
6林泰斗東北4松永真澄日本女子3
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子3名
青山弘毅(4) 川添智由(4) 神谷泰介(2)
女子4名
稲葉茜(4) 千葉妙(4) 豊田安由美(4) 白形由貴(3)
・一般クラス優勝者

 かつて「日光七里」「岩裂の霊水」と呼ばれた愛好会に馴染みの深いエリアで開催されたインカレロング。前日から降り注ぐ秋雨の影響で冬の寒さを感じさせる中でレースが繰り広げられた。これまでの大会ではJR日光線以南の緩やかな傾斜の山林をメインに使ってきたが、今大会では国道119号線や東武線を越えて大谷川沿いの日光だいや川公園にまで範囲を拡大した。JR日光線の踏み切り通過が発生するため2つのテープ誘導ルートが用意され、さらに国道を歩道橋で渡り東武線の線路下のトンネルをくぐるまでの1200mの長いテープ誘導が設けられた。
 男子選手権は関東インカレ優勝でシードの川添智由に期待がかかったが、その川添や4年の青山を上回る結果を出したのは2年の新星、神谷泰介であった(12位)。今後の活躍に期待を持てる好走であった。女子選手権は有力選手を複数抱える筑波大に全国の注目が集まった。そしてその期待通り千葉・稲葉が2・3位に入り実力を示した。筑波大からの複数の入賞者を出したのはロングになってからは初めて、クラシック時代を含めると2001年度矢板IC男子選手権以来、女子選手権では2000年度愛知IC以来7年ぶりの快挙となった。
 男女とも優勝は3年生が獲得した。

第5回 2008年11月2日 愛知県新城市  「作手高里・清岳」

http://www.orienteering.com/~icl2008/

男子女子
1日下 雅広東北4関谷 麻里絵京都4
2崎田 孝文名古屋4阿部 ゆかり東北4
3林 城仁東京4松永 真澄日本女子4
4太田 貴大東北4永田 有佳里相模女子3
5久米 航東北4柴田 彩名椙山女学園2
6片岡 裕太郎名古屋3後藤 未妃宮城学院女子3
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子3名
神谷泰介(3)、下嶋健太(3)、石松純(3)
女子3名
白形由貴(4)、常住紗織(3)、山本紗穏里(2)
・一般クラス優勝者
MUB 稲葉智明

世界選手権2005のテレイン「巴山」を中心としたエリアで愛知に再び帰ってきた。愛知県の地域クラブを中心として、松澤俊行氏が実行委員長を務めた。
男子は3年生の3人、神谷、下嶋、石松が出場し17位、38位、43位の成績を収めた。女子は常住、白形、山本が出場し、それぞれ19位、26位、29位の成績を収めた。
男女とも昨年のチャンピオン日下、関谷が再び優勝を飾り、王者の貫禄を魅せつける形となった。

第6回 2009年11月22日 栃木県矢板市  「前高原」

http://www.orienteering.com/icl2009/

男子女子
1小林遼東京3高野美春十文字学園女子3
2岡本将志早稲田3山本紗穏里筑波3
3林真一名古屋4田村蓉子東京工業2
4片岡裕太郎名古屋4星野智子津田塾2
5谷川友太名古屋4柴田彩名椙山女学園3
6神谷泰介筑波4新井宏美新潟3
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子1名
神谷泰介(4)
女子2名
常住紗織(4)、山本紗穏織(3)
・一般クラス優勝者
MUB池田昌司(2)

開催を引き受ける運営母体が見つからず、やむを得ず運営を買って出たジェネシスマッピングに春インカレの実行委員会が協力することになった。しかし全日本スプリントの開催も近かったため準備が整わず、地図調査などは前日までかかるなど各所に大きな禍根を残した。テレインは矢板の前高原。ロングではクラシックで小泉が優勝を飾った2002年以来となる。
男子は4年生神谷が1人出場。開会式で選手宣誓を行った。トップスタート-トップゴールを実現し、6位入賞。女子は山本が2位入賞した他、常住が落ち着いた走りで9位となった。
男子は有力な4年生が多くいる中、東京大3年の小林が優勝した。女子は第1回大会優勝者長田由紀の娘、高野美春が優勝し史上初の親子入賞を飾った。

第7回 2010年11月21日 奈良県宇陀市・桜井市 「嶽山」

http://www.orienteering.com/icl2010/

男子女子
1田邊拓也東北3水野日香里椙山女学園4
2結城克哉東京2芦澤咲子相模女子2
3太田瑛佑早稲田3水野綾子東北4
4矢野貴裕東京4佐野まどか東北3
5斎藤翔太一橋4新井宏美新潟4
6大木孝東京4村松瞳東京農工3
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子0名
なし
女子0名
なし
・一般クラス優勝者
なし

渉外問題で不成立となった。選手権クラスのスタート終盤でスタートが止められ、何人かの選手が出走できなくなり、そのまま競技が終了した。会場では悔しさをどこにもぶつけることができず、涙を流す選手もいた。その後、学連内での協議を経て、2月に日光で再競技が行われることとなった。

第7回再競技 2011年2月5日 栃木県日光市 「日光例幣使街道」

http://www.orienteering.com/icl2010_again/

男子女子
1小林 遼東京4高野 美春十文字女子4
2結城 克哉東京2新井 宏美新潟4
3山上 大智東京4水野 日香里椙山女学園4
4松井 健哉名古屋4佐野 まどか東北3
5三谷 洋介東京2柴田 彩名椙山女学園4
6矢野 貴裕東京4田代 祐香里日本女子4
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子0名
なし
女子0名
なし
・一般クラス優勝者
なし

渉外問題で不成立となったことを受け、一部で再競技をしたいという声が上がった。学連内での議論を経て、日光で開催されることとなった。コースは選手権クラスのみ、運営は地区セレクションを通過できなかった学生中心で行うという形態であった。またマップは日光、大谷川南岸の七里(岩裂の霊水、日光野口)と行川(日光例幣使街道)をつなげた東西に細長い範囲を収めた。男子選手権優勝は東京大学の3人が1分差を争う僅差の戦い。さらに入賞6人中5人が東京大学という破竹の勢い。その中で2連覇を達成した小林はこの年の全日本大会(大震災のため11年5月に延期して開催)でも優勝した。

第8回 2011年11月6日 長野県松本市 「信州松本芥子望主山」

http://www.orienteering.com/icl2011/

男子女子
1結城 克哉東京3高橋 美誉岩手2
2立川 悠平新潟4芦澤 咲子相模女子3
3関 淳東北2沢田 慧東北2
4野本 圭介筑波1畠山 真紀岩手3
5田邉 拓也東北4大河内 恵美横浜市立2
6中村 憲東北3堀口 奈保東北2
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子1名
野本 圭介(1)
女子1名
柳川 梓(3)
・一般クラス優勝者
なし

全日本リレーとの2日間大会での開催で、多くの選手が前日に会場となるアルプス公園周辺に入ることができるというインカレにしては珍しい形での開催となった。エリートはアルプス公園を含め広範囲で競技が行われたのに対し、一般クラスは前日と競技範囲が同じというものだった。雷雨の中、傾斜もあるテレインでのロング競技となり、男女ともにタフさが求められる展開、いわゆる「荒れた」レースとなった。男子は東京大学の結城が途中スズメバチに襲われるというアクシデントに見舞われるものの2位を3分以上突き放し優勝した。結城は競技後すぐに病院に搬送されたため、表彰式では代わりに東京大学のキャプテン中野が立ち、電話越しでの優勝者インタビューを受けた。女子では津田塾大の星野がトップタイムを出すもぺナで失格となり、岩手大学の高橋が初優勝した。筑波は2年ぶりにエリートが復活、男女一人ずつの出場となったが、男子では野本が中間通過後に順位を落としながらも4位、1年生としては東京大学の鹿島田選手以来となる22年ぶりの1年生としての表彰台に上がった。筑波大学としては神谷選手以来2年ぶりの表彰台となった。女子では初エリートの柳川が24位だった。古豪復活への期待が高まる結果となった。

第9回 2012年12月2日 静岡県富士市 「勢子辻(松)」

http://www.o-kanagawa.com/ashigara2012/

男子女子
1結城 克哉東京4稲毛 日菜子お茶の水女子2
2真保 陽一東京3宮川 早穂立教1
3尾崎 弘和早稲田2田中 千晶お茶の水女子3
4福井 直樹大阪3芦澤 咲子相模女子4
5宮西 優太郎東北1大河内 恵美横浜市立3
6堀江 悟名古屋3高橋 美誉岩手3
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子1名
野本 圭介(2)
女子2名
柳川 梓(4)、根岸 真衣子(3)
・一般クラス優勝者
なし

足柄での開催の予定であったが、何者かによる脅迫状により、直前での開催地の変更を余儀なくされた。2年前は渉外トラブルによる競技不成立によって再競技が行われるなど、改めてインカレの開催がスムーズにいくものではないことを実感することとなった。幸いにも大会運営者のご尽力と静岡県富士市の方々のご理解によりインカレが開かれることとなったことには実行委員会に対し畏敬の念を持つとともに、一愛好者として感謝してもしきれない。競技のほうは、男子は結城(東京4)の2連覇という結果におさまったが、2位真保(東京3)とはわずか1秒差、3位尾崎(早稲田2)とも9秒差という僅差の白熱したレースが繰り広げられた。一方女子は稲毛(お茶の水女子2)が2位に5分近い大差で圧勝した。準優勝は宮川(立教1)と1年生であり、世代交代を予感させるインカレとなった。なお、宮川の母は筑波のエースとして活躍した宮川祐子(旧姓:新沢)である。筑波勢は女子で柳川が9位と前年度ミドルに続き入賞まで数歩のところで及ばなかった。その他の選手は一般クラスも含め、フラットな上で細かい勢子辻特有のなれない地形に苦戦し、男子唯一のエリートの野本は体調不良の中強行出場、完走するにとどまり、初のエリートとなる女子の根岸は38位となった。

第10回 2013年10月13日 静岡県富士宮市 「奇跡の森 山宮・北山」

http://www.orienteering.com/~icl2013/

男子女子
1尾崎 弘和早稲田3稲毛 日菜子お茶の水女子3
2菅野 敬雅東北4高橋 美誉岩手4
3真保 陽一東京4大河内 恵美横浜市立4
4杉村 俊輔東北3横山 理恵金沢4
5深田 恒東京2伊東 瑠実子東京2
6福井 悠太東京2守屋 舞香椙山女学園3
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年)
男子0名
なし
女子1名
柳川 梓(5)
・一般クラス優勝者
なし

昨年度の直前のテレイン変更も影響し、2年連続の静岡でのインカレロングの開催となった。筑波大学からはWEに柳川が出場した。柳川は全体の2番目に出走し、第1中間、第2中間ともにトップ及び好タイムでの通過が会場にアナウンスされた。しかしながら終盤でミスを重ね、なかなか姿を見せない。関係者をやきもきさせるなか、しばらくした後、仲間の待つ会場へトップで姿を現し、見事トップゴールを果たした。最終的には入賞まで15秒差の7位という結果で、昨年より順位を上げたものの悔しさの残る結果となった。一般クラスでは競合ひしめく中、MUL3で村瀬が3位に入り入賞した。そのほかいくつかのクラスで入賞まであと少しまで迫る選手がおり、エリート、入賞こそ少なかったが、健闘が見られた。全体の結果では、昨年度9秒差に泣いた尾崎(早稲田3)がスウェーデン留学での経験が実を結び、2位に4分近く差をつけて優勝した。女子は稲毛(お茶の水女子3)が2位に9分近い大差で2連覇を果たした。


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2019-03-16 (土) 18:36:03 (188d)