会員の活動報告

県協会会員からの各種活動報告をご紹介いたします。

活動報告

全日本ミドル前日大会兼静岡県民大会 開催報告 (桑山倫博)

 はじめまして、私静岡大学オリエンテーリング部3年の桑山と申します。今回全日本ミドル前日大会(兼静岡県民大会)の大会責任者を務めさせて頂きました。
 初めに大会を開かせて頂く事になった経緯は僕自身1年の頃からいつか大きな大会を開いてみたいと考えていたのと、村越久子様より全日本ミドル大会の前日大会として静大の運営で開いてみてはとお誘いを受けたことに始まります。
 ここ最近の静大OLCは部員が右肩上がりで増え、約40人になるまで成長しました。しかし、大会を運営するノウハウは全くといっていい程にありませんでした。そこで大きな大会を運営してきたOBさんに運営の補助をお願いすることでなんとか体制を整えることができました。大会運営に関わって頂いた方々には再度御礼申し上げます。


 さて、今回全日本ミドル前日大会(兼静岡県民大会)(以下静大大会)は富士テレインの日沢で開催しました。大会半年前に地図がリメイクされたとの事で地図調査の技術が皆無に等しい僕たちにとっては有難い事で地図調査をする事なく(もちろんポスト付近の地図確認は何度も行いました)行うことができ、他の仕事に時間を使う事ができました。
 日沢は富士のテレインでありながら薮で見通しの悪い箇所が多く、傾斜がきつい事から参加者の皆様からは難しかったという声を多く聞きました。それでも競技時間オーバーやdisq者の数は少なく、前日のトレーニング大会としては十分な大会を提供できたのかなと思います。
 今回の大会参加者は約150名と予想より少し少なかったのが残念ですが、大会広報の少なさと土曜日開催というのがやはり厳しかったのかなと反省しております。
 私としては今回の静大大会を糧にして、正式に 第一回静大大会を後輩に運営して欲しいと考えています。
それでは今後とも静大OLCをよろしくお願いします。

 

【成績】

<MA>
優勝 種市 雅也(東大OLK)     0:31:17
2位 谷川 友太(OLCルーパー)   0:31:42
3位 佐藤 遼平(東大OLK)     0:34:52

 

<WA>
優勝 河村 優花(名大OLC)     0:41:05
2位 勝山 佳恵(茨大OLD)     0:42:05
3位 盛合 美誉(じゃじゃじゃOC) 0:43:40

 

<N>
優勝 須藤 元 (入間市OLC)    0:46:21



全クラスの成績は、LapCenterに掲載しております。

2019年01月18日

静岡県選手団報告 (田濃邦彦)

 今年の全日本リレーには選手権8チーム、一般2チームの27人での参加でした。
残念ながら欠場となった選手もあり一部クラスでは1または2走までの出走となりました。
各クラスおよび都道府県全体の結果は以下のとおりです。

 

ME(優勝)

3 静岡県1
2:22:15
(1221)
小泉 成行 /AY
0:47:33 / 2
0:47:33 / 2
長縄 知晃 /BX
0:46:55 / 3
1:34:28 / 2
大橋 陽樹 /CZ
0:47:47 / 4
2:22:15 / 1

 

WE

12 静岡県1
2:37:07
(2221)
伊東 加織 /BX
0:51:01 / 12
0:51:01 / 12
大類 亜美里 /CX
0:48:32 / 10
1:39:33 / 10
中島 緑里 /AY
0:57:34 / 16
2:37:07 / 12

 

MS(3位)

3 静岡県1
2:07:32
(3221)
田濃 邦彦 /by
0:42:38 / 4
0:42:38 / 4
内藤 愉孝 /ax
0:49:58 / 5
1:32:36 / 5
松澤 俊行 /cz
0:34:56 / 1
2:07:32 / 3
  静岡県2
DISQ
(3222)
鈴木 正文 / cz
0:47:44 / 8
0:47:44 /
赤井 秀和 /ax
1:09:53 / 11
1:57:37 /
永松 敦 /by
DNS /

 

MJ

16 静岡県1
2:15:50
(5221)
加藤 翔伍 /CX
0:32:58 / 8
0:32:58 / 8
澤入 圭司 /BY
0:41:22 / 13
1:14:20 / 9
伊藤 拓登 /AY
1:01:30 / 20
2:15:50 / 16
  静岡県2
DISQ
(5222)
和田 佳丈 /AX
1:10:34 / 25
1:10:34 /
水野 渉吾 /BY
DNS /

矢田 祐喜 /CY
DNS /

 

MV(3位)

3 静岡県1
1:38:23
(6221)
中島 克行 /cz
0:36:37 / 5
0:36:37 / 5
滝 正晴 /ax
0:33:36 / 4
1:10:13 / 4
田代 雅之 /by
0:28:10 / 2
1:38:23 / 3

 

XV

14 静岡県1
3:03:42
(7221)
村越 久子 /cz
0:43:33 / 11
0:43:33 / 11
小橋 至 /ax
1:25:32 / 14
2:09:05 / 13
中島 真里 /by
0:54:37 / 11
3:03:42 / 14

 

一般男子(1位)

1 静岡一般
2:43:29
(906)
瀧下 真一 /cz
0:42:14 / 1
0:42:14 / 1
宇佐美 明秀 /by
1:03:34 / 3
1:45:48 / 1
大沢 良太 /ax
0:57:41 / 3
2:43:29 / 1

 

MIX-S(3位)

3 静岡県みかん
2:01:16
(935)
佐藤 瑞弥子 /by
0:41:48 / 5
0:41:48 / 4
玉木 沙羅々 /cz
0:42:23 / 3
1:24:11 / 3
谷野 守右 /ax
0:37:05 / 3
2:01:16 / 3

 

総合成績

団体 得点 ME WE MS WS MJ WJ MV WV XV XJ
1 神奈川 32 8 7 6   2 4 5 2 1  
1 愛知 32 7 8 3   6 5 1   3 3
3 埼玉 25 1 9 5 1   3 1   6  
4 千葉 20 2 1     3 6 3   5  
4 静岡 20 9 1 4   1   4   1  

昨年度は各クラスで大きく苦戦しましたが、今年は3クラスで入賞をし、総合でも再び表彰台に上がることができました。


今年は、久しぶりに選手団でバスを貸し切っての遠征を行いました。(村越久子さんありがとうございました。)なかなか、年間を通じての練習会やミーティングなどを行えていない状況ですが、こういったイベントは必要だと思いますので是非来年も実施できればと思います。

一方で、ここ数年、選手団募集の締め切り時点では多くのクラスが人数不足となり選手権申し込み締め切りの直前にこちらからの声掛けで人数をそろえている現状があります。全日本リレーはクラス登録、選手登録が厳格で締め切りが早いため特に社会人の皆さんは予定が確定しないため申し込みに二の足を踏むことが多いと思いますがまずは登録申し込みをお願いしたいと思います。
来年度の茨城も大人数で上位目指していきましょう!




 

2018年12月29日

大きな橋は県境を越える (松澤俊行)

 2017年の全日本リレーでは選手権クラスでの表彰「0」に終わった静岡県選手団が復活した。ME優勝、
MS3位、MV3位。総合成績も4位と、会場で存在感を示すと共に、選手団一同、後味良く帰路に就ける大会となった。

 今回も、静岡県外大学所属の学生選手の活躍がポイントとなった。大橋選手を擁し優勝したMEだけでなく、伊東選手、中島選手とチームの過半数が学姿勢だったWEも得点を挙げた。やはり、「年齢無差別日本一決定クラス」の2チームが活躍するとチーム全体も盛り上がる。

 自身が静岡県選手団の監督として最も力を入れていることが、まさに「静岡県外大学所属の学生選手の選手団への勧誘」であり、ここ数年一定の成果を残し続けていると言える。一方で、他の活動に関しては不足の点も多いと自覚している。昨年の総括に、力を入れていくべき三つの方策として「メールによる情報交換」、「独自練習会の実施」、「各大会会場でのミーティング」を挙げた。これらについては、一部近いことをしてはいるものの「まだまだ」であろう。引き続き、より良い選手団強化活動を模索していきたい。

 田濃団長には今年もお世話になった。今後も頼りにしたい「名団長」ではあるが、数年前から示しているように「田濃依存体質からの脱却」も、静岡県選手団の課題である。一同、団長を頼りにしつつ助ける気持ちも持って「全日本リレーに臨むためにはいつ頃、何が必要かを理解する」こと、言い換えれば「一人ひとりが団長補佐となる」こと、「団長の分身がチームの中に大勢いる状況を作り出す」ことを目指していくと良いだろう。
 バスツアーの実施もチームの結束、意気を高める上で役立った。来年はさらに多くのバスの座席が埋まるツアーとなることを望みたい。


 皆さん、一緒に茨城を目指しましょう。


2018年12月23日

県民オリエンテーリング大会 開催報告 (小林茂)

提供   藤枝オリエンテーリングクラブ 会長小林
開催日  平成30年11月10日(土)晴れ
開催場所 玉露の里、藤枝市岡部町朝比奈グラウンド(いきいき交流センター)周辺

競技者 88名 スタッフ12名 合計100名


県内外から愛好家、初めての方が参加され、スッキリした秋空の下での大会となりました。
今年は、30名を超す高校生(藤枝東高校 山岳部)の参加がありました。
本大会のルールは「スコアオリエンテーリング」、マップは、「大龍勢」1/7,500で、
コントロール(チェックポイント)の数は、36個で900点満点。
グループの部と個人の部でスタートをずらし、制限時間もグループ参加者を60分、個人参加者を
50分としました。
大会は初心者向きですが、南北に流れる朝比奈川沿いのわずかな平地を中心に東西両サイドに山を
配置した典型的な田舎の山間部地形が、なかなか面白いコースを演出してくれています。
前日の雨の影響で、グラウンドが使用できないため、スタート・ゴール、本部をすべて体育館に変
更し、また、山の中は、滑る斜面もあったので、スタート前に充分気をつけるように参加者に注意
喚起をしたため、けが人も出ず、無事終了しました。


久しぶりの朝比奈地区「玉露の里」周辺での開催であったので、台風で荒れた山の中を整備したり、
イノシシの罠(檻)が危険なので、所有者を探し、当日は、両扉が閉まらないようにしていただく
とともに、「危険」の貼紙をするなど、準備を入念に行いました。
それでも、団体の小学生3人組と東高生4人が、制限時間を20分過ぎてもゴールしないため、小
学生の父兄や東高生の顧問の先生が、県道付近まで様子を見に行くなど心配しましたが、前述のと
おり無事終了することが出来ました。
また、参加者からは「公園での開催と違い、思ったよりきつかった」「とても良い気持ちで楽しく
遊べた。」「毎年参加させてもらっているが、とても楽しく走れるテレインですね。」など色々な
お言葉を頂きました。

各クラスの順位は下記のとおりです。
平成30年度 「藤枝市オリエンテーリング大会」兼「静岡県民オリエンテーリング大会」表彰者報告

<個人の部> 
1. 一般男子  優勝 鈴木 達也(静岡市葵区)480点
        2位 黒田 寛人(藤枝東高校)480点
        3位 岡村 健太(藤枝東高校)480点
2.シニア男子 優勝 久保田英之(静岡市駿河区)450点
        2位 出野 幹夫(藤枝市)400点
        3位 馬道 和洋(藤枝市)290点
2. 一般女子  優勝 岡本 美紀(静岡市清水区)440点
        2位 鈴木 千尋(藤枝東高校)330点
        3位 伊藤野々花(藤枝東高校)320点
3. シニア女子 優勝 松田 玉貴(静岡市清水区)330点
     
<団体の部> 
 1.一般  優勝 七森 尚行チーム(藤枝市)330点
       2位 渡辺 法代チーム(藤枝市)320点
 2.家族  優勝 鈴木 由佳チーム(藤枝市)310点
       2位 内藤 一紀チーム(掛川市)230点
       3位 榊原 伶チーム(島田市)170点
 3.小学生 優勝 渡邊 瑛将、増田凛央、嘉茂佑隼チーム(藤枝市)20点

2018年11月12日

WTOC2018(Latvia)参加報告 (田代雅之)

今夏ラトビアで行われた世界トレイルO選手権(WTOC)に日本代表として出場してきました。県オリエンテーリング協会様からもご支援をいただきました。ありがとうございます。ここではそれに向けた準備や大会の参加報告を書かせていただきます。

【1】国内準備 ~7/29

トレイルOのトレーニング方法はいまだに試行錯誤中です。主に取り組んだのは下記の6点。

a)過去に出場した海外大会のレースアナリシス(自身の弱点を客観的に把握しやすく、レース中注意したい点が明確になる)

b)休日に近くの公園等で地図と現地の対応練習

c)フォレスト用o-mapの使える機会に、林内で地図と現地の対応練習

d)目の前の風景を頭の中で図化する(o-mapをイメージしてみる)練習

e)TempOを写真でWeb上で再現してくれるサイトでTempOの疑似練習

f)Google earthで現地イメトレ

本当はもっとこれらに時間をかけたかったところですが、チーム事務作業のため、練習時間の確保は一部犠牲にせざるを得ませんでした。今夏遠征はトレーニングのために前週大会にも参加して遠征期間も長く、その準備も比較的多めです。チームにはオフィシャルも付いてくれますが、やることは多岐に渡るので、その一部を選手自らがやらなければならないのはある程度は仕方のないところです。それでも、WTOC参加手続きや会計面ではだいぶチームオフィシャルにやっていただけたので、その部分はありがたいと思っています(十分とは言えない部分がないわけではありませんが)。

 

【2】前週大会 8/1~3

今夏は都合良く、WTOCの前週に隣国リトアニアのクライベダで大会があり、WTOCと類似テレインということで、本戦前調整も兼ねて参加してきました。日本の山野は腐葉土質で林内の道は車椅子は通りづらく、勢い、公園等の人口特徴物での課題設定が多くなりがちです。一方ヨーロッパでは地面が比較的固く林内まで車椅子も入れるため、林内の地形を使った課題が多く提供されます。その意味で前週大会への参加は貴重な経験となりました。特に、正しい位置に正解フラッグのないパターンと、地図と現地の対応速度も競うTimed Controlの課題で、弱点とその対処方を検討できたことは大きかったです。

前週大会の林の一例

 

 

【3】WTOC開幕 8/4

今年はフットOの世界選手権もラトビアでの開催で、まずは首都リガにて合同開会式に出席しました。同じ静岡県協会所属の村越久子さん、小泉成行選手とも再会できました。

(そのときの写真が、小泉選手の報告にあります。こちら)

フットOは首都リガ近郊での開催ですが、こちらトレイルOはそこから南東へ約230kmのダウガフピルスという街が競技会場です。WTOC主管者に移動手段をオーダーしていたのでそれほど疲労せずに移動できましたが、言ってみれば東京で開会式後に競技会場の名古屋まで移動するようなものです。多少面倒ですが、こんな経験ができるのも代表選手ならではです。

【4】WTOC本戦(PreO) 8/7,9

移動翌日にモデルイベント(本戦テレインや競技運営状況を模したトレーニング用イベント)、その翌日は出場のないTempO(選手のサポート役として、また併設大会参加のため、競技会場へは行きました)と経て、いよいよ出場種目PreOの日がやってきました(PreOは2日間の総合成績で競います)。

私のWTOC初出場は2009年。そのときからずっとこの種目でトップ取りたくて今まで続けて来れました。当時からはや9年。ようやく再挑戦の機会を得ました。そのことが嬉しくて仕方なかったです。

PreO初日スタート待機枠の筆者


長いこと競技をやっていますし、国際大会の経験もあるので、世界選手権と言えど緊張はありませんでした。普段通りの気持ちでレースできたと思います。ただ制限時間の使い方は少し失敗もありました。それによる失点もあり、初日終了時点ですでに、事前に口にした目標がはばかられるような結果となりました。ただ、何がいけなかったのかの分析はできているつもりでしたので、2日目は少しでも挽回しようという気持ちでした。

迎えた2日目、比較的良いイメージでレースはできていました。そのため、レース終了時に確認した自身の成績には愕然としました。ケアレスミスによる失点もありました。まだ世界のトップに立つにはいろいろと実力が足りていないようです。

PreO-Day2競技中の筆者(左端、現地確認中)

 

オープンクラス成績

優勝 Jan Furucz (スロバキア)

45位 田代 (日本) [対Top比:正解数差-8, Timed Control +11秒+60秒(誤答数差1)]

【5】WTOC本戦(Relay) 8/10

散々な結果となったPreOでしたが、初日の成績がまだましだったおかげで、各国代表3人で競うRelay(国別対抗)には出場できることになりました。せめて有終の美は飾りたいところです。

ルールや日本チームの戦略詳細は長くなるので別稿に譲りますが、自分は3走(アンカー)で、2走に経験豊富で得意不得意の少ない木村選手を配置し、田代の苦手コントロールを先に木村選手に消化してもらう戦略を取りました。そのおかげもあり、良い感触でレースを終えることができました。それでも難易度の高いコントロールで失点してしまいましたが、PreOチャンピオンはさらに失点していることを考えれば、自身としてはまぁまぁぎりぎり及第点かな、とは思います。ただより上を目指すならこのままではやはりだめなので、PreOで感じた実力不足の部分を補って、より強くなってこの場に帰ってくる必要があります。


オープンクラス成績

優勝 Norway

14位 日本 [対Top比:+248.5秒]

[正解数差-1(+60秒), TempO part +68.5秒+120秒(誤答数差4)]

アンカーとして最後の課題に取り組む筆者(テント内で着席してTempOパート対応中)

 

【6】終わりに

目標には遠く及ばない結果となりました。

WTOC開幕前、自身の力量分析は完全に見誤っていたと思います。楽観的に過ぎました。前週大会では、今見ればなんでこんなミスをしたのだろうと、自分で首をかしげてしまうようなミスもしています。

ただ裏を返せば、それだけこの遠征中に成長できたとも言えますし、自身の弱点もつかめたと思います。まだ目標に到達するには力量が足りてない感はありますが、その分伸びしろもあるはずなので、また1年しっかり準備して、早く目標とする世界チャンピオンになりたいと気持ちを新たにしているところです。

ご支援、ご注目いただいた皆様、ありがとうございました。

2018年09月09日
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