クラブカップ2002
参加者からの声
大会運営編
2002年9月1日
このページでは今回の参加者からの声の中で、運営に関するものを集めてみました。
クラブカップのルールについても多数の意見が寄せられました。これについては別ページにて紹介しています。、

難易度が高すぎる、体力的にきつすぎる
 予想ウイニング4時間半に対し実際は5時間超えでした(各区間の想定ウイニングタイムの合計は4時間ですよね)。これは、かなりの約束違反だと思います。難易度的にも、(エリートイベントでない)リレーとしては高度すぎたかと思います。
 1走・2走と4走・5走ではまったく違うコースでした。ほぼ等価と考えていたクラブにはいきなりの話でした(1走・2走と4走・5走色づけ自体は今回のやり方は適切だったと思いますが、いきなり大差のつく展開となりましたね)。せめて2週間前に届く(べき)プログラムで公開して欲しいところです。
 従来の「ランニング区間」が廃止されたのも残念です(従来も、言うほど簡単ではなかったけど)。
 3走・6走もエリートイベント並みの難易度だったと思います。インカレエリートならともかく、クラブカップというイベントにはマッチしていなかったと思います。そして、案の定、長すぎ。
 7走はあまりにキツかったのでは?

 総じて、リレーイベントとしては、登らせすぎ、難しすぎでした。難しかったことで結果としてスリリングなレース展開にはなりましたが……。自信を無くしてリレー嫌いになってしまう人がいないかちょっと心配です。

<コメント>
 これについては運営者内部からも反省が多く出されました。実際にウムスタートのチームが今年はとても多かったです。クラブカップは上位常連のクラブだけの競技会ではありません。オリエンテーリングクラブに集まる皆様が、それぞれの立場で楽しめるイベントを目指しています。その理念に見合うよう、来年のクラブカップではコースを調整したいと思います。
また、これを具現化するため、ある特定の走区では縮尺1/5,000を使用した短距離のテクニカルコースを用意するというアイデアを真剣に検討し始めています。

 
 
ビジュアル区間がやっぱり欲しい
 会場レイアウト上、ビジュアル区間を設けられなかったという事情は理解できます。中間ラジコンを置いてくれ、というリクエストも少人数運営には過酷な要求になるということもわかっています。その上で言わせて頂くと、ビジュアル区間がなかったことでCC7の楽しさの半分がスポイルされたように思います。応援できる回数が少ないのです。
<コメント>
 クラブカップリレーの各走区コースの理想はバタフライ型です。中間地点で会場を通るので、参加者の皆さんから各ランナーの通過状況が判断しやすく、応援もできます。実際、昨年のクラブカップ2001(長野県伊那市)ではバタフライ型のコースが組まれていました。
 今年はテレインや周辺イベントの都合でこうしたビジュアル区間を含むコース設定ができませんでした。しかし来年のクラブカップのテレインではこうしたコース設定が可能です。期待してください。

 
 
給水所が無かった
 ビジュアルがなかったことも関連するのですが、給水所がなかったことは非常に危険だったと思います。8月の高温多湿が予想されるレースです。想定ウイニングは30分前後でも、実際は60分、90分と走る選手は少なくありません。予期せぬ大事故に発展する危険性は考慮されましたでしょうか? ポリタンクと紙コップを中盤か終盤のコントロールに置いておくだけでも良いと思います。何らかの対策を考えないと、6-9月は危ないと思います。今まで大丈夫だったから今回も大丈夫、というのでは安易すぎます。ビジュアルがあればそこで給水も棄権もできるのですが。来年もお盆時期ですからかなり暑くなることが考えられます。
<コメント>
 これはもう、ご意見の通りです。来年のクラブカップでは上記のとおり、バタフライ型のコース設定を考えています。各クラブでプライベート給水所をビジュアル区間で設けていただきたいと思います。

 
 
1走の第一コントロールでの大渋滞
1走の1ポ、41番コントロールで大渋滞に遭ったことです。
このコントロールには(おそらく)パンチ台が1つしかなく、しかもスタート地点から100m未満という超近接コントロールであったため、パンチ奪い合いの阿鼻叫喚の図になっていました。出遅れた私は少なくとも-2分はロスし、気の弱そうな女性はたぶんもっとロスしたのではないかと思います。

1走第1コントロールは遠くへ
今回、1走を走りましたが、第1コントロールが近すぎます。あんなに近くては、パンチ台待ちの行列が果てしなくできてしまいます。パンチ台待ちで1〜2分取られるのは、コース設定が良くない証拠です。せめて、パンチ台の数を増やすことができれば。

<コメント>
 これについても陳謝いたします。
スタートフラッグからの超近接コントロールだったというのはコースプランナーの意図でもありました。このため、1番コントロールにはユニットを多数設置する予定でした。しかし、運送会社による荷物紛失により、コントロールユニットが15個近く未着となり、各コントロールにはユニットを1つしか設置することができませんでした。
1番コントロールでの渋滞は運営側で覚悟していました。それ以上にユニットの不足が深刻でした。予備のユニットをすべて放出し、その状態でユニットの予備が一つもないといったギリギリの運営状態でした。
成績表の早期発行
 成績表の遅れはかなりひどい状況にあると思います。今の忙しさが解消してもきっと次の仕事に押しつぶされるでしょう。大会というのは要項を出してから成績表を出すまでがワンセットだと思います。10年誌として今年の成績表は発行されるとのことですが、それがいつになるのかきちっとコミットして頂きたいと思います。
<コメント>
近いうちに10年誌として発行される予定です。
今年だけの成績表はすでにwebに発表していますので、そちらを参照いただきたいと思います。

 
 
 
来年のクラブカップは再び愛知県作手村。2003年8月17日。
今回とは違うエリアを地図化してクラブカップを行います。
今年の反省を活かして、より楽しめるクラブカップを目指します。
みなさま、お誘いあわせの上、ご参加ください。