第9回世界大学オリエンテーリング選手権大会報告書

稲村 仁美
広島大学

報告書


スイスに行く前は4年ということもありあまり思うように走り込めず、またオリエンテ一リングも合宿に2回参加したときだけだったのでかなり不安な面もありました。もちろん自分がスイスでどれだけ力を出し切れるのだろうかと期待もしていました。

8月31目スイス到着。電車の中から見る風景はまさにハイジの世界。見る景色に感動してばかりでした。一方、初めて入るスイスのテラインは地形が細かく、地図との対応に苦労しました。こんなんで本当にレースになるのだろうかとも思いました。日を重ねるごとに少しづつ慣れてきて、これなら何とか走れるのではとも思えるようになりました。

ユニバーではショート・クラシカル・リレーの3回とも走らせてもらうことができました。3本とも細かい点ではいっぱいミスもしたし反省することも多く残りました。しかし、レースをしている時の気持ちは日本のレースをしているときと変わらない気持ちで集中できたので良かったと思います。結果や内容から見ると今の自分の力を最大限に発揮したとは言えないかもしれませんが、初めての海外で気後れぜずに走れたのは日本に戻ってからの自信につながると思います。

今回の遠征のおかげで他大学の人たちとも仲良くなり地方にいてあまり知り合いのいなかった私にとってはとても嬉しいことでした。これからの大会に行く楽しみが増えた感じです。もちろん技術・トレーニング・精神面においても具体的に何がとはいえませんが、秋からのショート・インカレ、インカレに向けての準備に大きく役立てることができ、目標をもって臨めるのではないかと思います。最後になりましたが、今回の遠征に際してお世話になった方々に感謝したいと思います。感謝の気持ちを今後のレースで見せることができればいいと思います。本当にありがとうございました。


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