コントロールに関する規程

1. 目的
1.1 この規程は国際オリエンテーリング連盟(以下IOFという)が定める規程に基づき、日本オリエンテーリング協会(JOA)が国内におけるオリエンテーリング競技会等でのコントロール設置を示したものである。

2. コントロール
2.1 コントロールとはオリエンテーリングにおいて、主催者が地図上に表示する競技者通過のための地点で、地表上においてはコントロール・フラツグによって表示される。

3. コントロール位置
3.1 コントロール位置は地図と地表上の双方に認められる特徴物あるいは特徴部であること。地表上で認められても地図に表示がない場合は、コントロール位置とならない。また、特徴物あるいは特徴部の存在しないところにはコントロールを設置できない。
3.2 特徴物とは・小さなこぶ・岩・石、穴など主として地図上に点状記号で表示されるもの、および道、川、植生界など線状記号で表示されるものをいう。
特徴部とは、尾根、沢など地形が形成する部分の中央線上をいう。

4. コントロールの設置
4.1 テレイン内にコントロールを設置する場合、日本オリエンテーリング競技規則(以下競技規則という)17.1,17.2,17.3,17.4,17.5,17.6,17.7にしたがって設置しなければならない。
4.2 各コントロールには、通過を証明するためのパンチ器具を備え付る。パンチ器具は競技規則18.1で示すピン・パンチの器具または電子式パンチ計時システムとする。

5. コントロール位置説明
5.1 コントロール位置説明はあらゆる国からの競技者のために、IOFが定めた国際記号で表示する。国際記号は別表に示す。
5.2 コントロールに類似の特徴物が接近している場合(地図表示の円内に含まれる)、その相対位置関係を記号で表示しなければならない。
5.3 コントロールを設置する特徴物をより詳しく説明する場合、その形状や寸法などを記号で表示する。
5.4 コントロール・フラッグを特徴物の周辺に設置する場合、その特徴物からの8方位(北、南東、西、北東、北西、南東、南西)や設置位置の状況(内側、外側、頂上、根元等)を記号で表示する。
5.5 線状特徴部を組合せて表示したり、その他の情報(有人コントロール等)を記号で表示することもできる。
5.6 コントロール位置説明表には以下の情報を含んでいることとする。
 ・クラス名・コース距離・登距離(E・Aクラス)
 ・個々のコントロールの位置説明(含スタート)
 ・誘導区間の長さと誘導方法(含ゴール誘導)
5.7 各コントロール位置説明表の各欄の区分は以下の通りとする。左よりA〜H
 A:コントロール番号〈通過指定順番〉
 B:コントロール識別記号<31番以上の2桁、3桁の数字(まぎらわしい一部の数字を除く)>
 C:類似の特徴物との相対位置<地図表示の円内に含まれている場合>
 D:特徴物・特徴部<最重要情報、位置説明記号一覧参照>
 E:特徴物の形状・状態〈特徴物をより詳しく説明するもの>
 F:特徴物の寸法<特徴物の高さ、広さ等(単位メートル)>
 G:フフッグの位置<設置フラッグの特徴物に対しての位置関係を表示>
 H:その他の情報〈給水、無線、有人、救護コントロール等を表示>