■ 長佐古杯について
オリエンティアとして非凡な才能を持ちながら昭和57年7月に22才の若さで他界した長佐古哲也君は多摩OLが永遠の課題として持ち続けているジュニアオリエンティアの育成の中から育った逸材でありました。第2回大会(物見塚1980)では実行委員長も務めました。
中学生の頃から始めたOLは高校、大学と進むにつれ着実にエリートランナーとしての力をつけておりましたが東京農工大在学中に発病し、わずか8ヶ月余りの激しい闘病生活の末、ご両親・ご家族・友人・OL仲間等多くの人たちの願いもむなしく深い悲しみと多くの尽きせぬ思い出を残して突然去ってしまいました。
その訃報は多摩OL、そして東京農工大OLCほかたくさんのOL仲間たちにとって信じられない事でした。哲也君は世田谷に生まれお父上の転勤について札幌、神戸と移り住み、世田谷用賀中学校・新宿高校・東京農工大と進み、OLをこよなく愛しました。中島みゆきを聞く心やさしい青年でもありました。オーリンゲン大会への参加をはじめヨーロッパ遠征を夢見て、いつの時でも一生懸命生きた、哲也君の鎮魂を願って多摩OLジュニアチャンピオン大会に平成3年の開催から長佐古杯を設けました。JMEとJWEに与えられる賞(カップ)は長佐古家より多摩OLを通じOL発展のためにとご寄贈いただいたものを基金として運用、その賞に充当しております。多摩OLでは不世出のエリートランナーであった哲也君に続くオリエンティアの育成を念じ、質の高い大会を提供してまいります。このような主旨をご理解の上、ジュニアチャンピオン大会を今後ともよろしくお願い申し上げます。
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