■ 走る前の楽しみ、走る楽しみ、そして・・・
多摩オリエンテーリングクラブ会長 小沢 拓三
第19回JC大会ご参加の皆様、有難うございました。とりわけ、たくさんのジュニアが参加してくれて、質的にもハイレベルの競技が展開され、すばらしい大会となりました。前日のNHKテレビ放映の影響もあってか、小・中学生の初心者の参加が多く見られ、こういう裾野の広がりも大会の名にふさわしいものでありました。各クラス参加者のご協力と、多摩OL各担当スタッフの努力がかみ合って、競技OLの世界に、ささやかながら新しい1ページが開かれつつあると感じております。
今回、MALで優勝した松澤氏もテレビで語っておりましたが、日本のOLは、世界レベルから言うとまだまだのようです。松澤氏のような優れたオリエンティアを多く生むためには、特にジュニア層に裾野を広げることが課題です。
大会に参加するときは、テレインを想像し期待する楽しみがあり、競技中の楽しみがあり、そして、走り終わったあと自分のルートについて反省するという楽しみもあります。こうした個人的な楽しみに、友人を誘う、後輩を誘うという要素を入れれば、さらに楽しみは倍加します。競技OLの魅力を、ぜひ多くの方々に伝えていただきたいと思います。
今回の大会では、初の試みとして、森林ボランティア体験イベントを併設しました。OL界にとっては、若い人を育てるとともに、森林を育て、良いテレインを確保することも大切なことです。テレイン内の間伐体験にも多くの方の参加をいただき、有難うございました。
今後とも、多摩OLをご支援くださるようお願いするとともに、それぞれの場で、競技OLの明日を担うジュニアの育成に関わっていただくことをお願い申し上げます。
■ ご挨拶
大会実行委員長 中村 成伸
この度は「第19回ジュニアチャンピオン大会」にご参加いただき、ありがとうございました。大会一週間前には大会当日の雨も予想され、役員は皆ヤキモキしていました。しかし、日が経つにつれ、予報は曇りから晴れと変化しました。そして、大会当日は寒空ながら、大事に至るけが人の報告も無く、無事大会を終了したことを皆さんにご報告でき、うれしく思います。
プログラムにも書きましたが、本大会はオリエンテーリングの普及とジュニアの育成に力を入れております。大会前、チョッとしたきっかけで10代の参加者人数を数えてみました。何と、100人を超えていました。これは、他の大会に追随を許さないことだと私たちは自負しています。
しかしながら、初心者説明所で予想を越える方々がいらっしゃり、十分な対応ができなかったことをお詫びします。大会前日にTVで本大会が紹介され、それを考慮しての人員配置でしたが、説明員を増やすなどの柔軟な運営ができず、このことは次回大会以降の課題だと考えています。
日本ランキング1位の松澤さんのコース解説はいかがだったでしょうか。私たちは初心者の方々と日本のトップアスリートを結ぶ掛け橋でありたいとも思っています。
今回、初めて本格的なオリエンテーリング大会に参加された方も多数いらっしゃったと思います。普段ハイキングなどで歩いている裏山も、地図を片手に回ってみると今までと違った見え方がしたのではないでしょうか。オリエンテーリングの大会は、秋から春にかけて全国で開催されています。是非、これを機会にご家族、お仲間でオリエンテーリングを楽しむ機会を増やしていただきたいと思います。
本大会は、高校生の祭典「インターハイ」のセレクションにも指定されています。参加された高校生の皆さん、十分に力を発揮できたでしょうか。普段の力を発揮することは難しいですが、普段努力しなければ結果が得られないことは明白です。皆さんの最終的な目標である3月17日のインターハイを私たちは見守りたいと思います。
最後になりましたが、大会の開催に際し、ご理解とご協力をいただきました日の出町、あきる野市の地元の皆様方、日の出町教育委員会、あきる野市教育委員会、日の出町立平井小学校、東京都林業試験場、日の出町・あきる野市森林組合、秋川霊園、花咲き村、大波の会、大塚製薬株式会社、株式会社アートスポーツ OD BOX、株式会社ランナーズ、小笠原陽太郎様ほか、さまざまな企業、団体、個人の皆様に感謝するとともに、御礼申し上げます。
■ 第19回JC大会のお礼
競技責任者 上坂 昌生
参加者の皆さま、ジュニアチャンピオン大会にご参加いただき誠にありがとうございました。当日は少し気温は低かったのですが天候にはまずまず恵まれ、多摩の山「平井version2」を楽しんでいただけたことと思います。
本大会は大会名の通り、ジュニアクラスの競技者の育成を主目的に開催し、今回で19回目の大会となります。今回の大会では、JMEクラスで初の3連覇と言う輝かしい成績が山田高志さんにより残され、また、数名が予想を上回るタイムでのハイレベルな争いとなったことで、われわれ役員一同、賞賛とともに喜びの気持ちを表します。皆さまのインターハイ及び今後のご活躍を期待しております。
ジュニア以外の一般クラスでは、少し易しめのコースであったと思いますが、基本をきっちりこなさないと迷ってしまう場面があったと思います。また、登りの割合が多かったことから、走力の差が出やすいコースとなり、なおかつ走り疲れても基本動作をしっかりこなせたかどうかが勝敗を分けたのではないでしょうか。大会後のMAL優勝者・松澤さんの解説等を参考に、自分なりのアナリシスを行い、今後の競技に結びつけて頂ければ幸いです。
また、今大会の特筆すべき点として、近年のオリエンテーリングの大会では見られないほど多くの初心者の方が来て下さったことが挙げられると思います。年齢、経験に関係なく誰もが楽しめるスポーツと言う面もあるので、一流競技者のみならず、様々な方に楽しんで頂けるよう工夫をこらして行きたいと考えています。今回初めてご参加頂いた方々にも今後もオリエンテーリングという競技に関心を持って、また参加してみたいと考えて頂ければと思います。
最後になりましたが、大会開催にご理解とご協力を頂いた方々に深く感謝いたします。
■ やってみました!! 『森林づくりボランティア体験イベント』
〜オリエンティアによる東京都日の出町「平井」での森づくり〜 木俣 知大
“みんなで創ろう!! 綺麗な森・豊かな森・未来の森”というキャッチフレーズのもと、本大会で使用したテレイン『平井』内で、多摩OLでは初の試みとなる「森林づくりボランティア体験イベント」を実施しました。初の試みという事やいくつかの制約から、どの位の参加者が来てくれるか不安視されていましたが、蓋を開けてみれば、子ども達から大学生、そして年配の方々まで、予想を大幅に上回る“32名”もの方々に本イベントにお越し頂きました。
イベントの内容は、最初に地元で活動する森林ボランティアグループの方々による森林管理や間伐作業の説明とデモンストレーションをして頂き、その後3人程度のグループに分かれて「間伐体験」を行いました。“綺麗な森・豊かな森・未来の森”の創造を夢見て、皆さんで力を合わせて必死に間伐作業に励んだ結果、ほんの狭いエリアでしたが活力ある元気な森林を創りあげることが出来ました。そこでは、森林管理作業を身をもって体験できた事を純粋に楽しんだり、高さ10〜15m程の木を切り倒す爽快感に感動したり、はたまた親子で一生懸命お土産のヒノキの円盤作成を楽しんだりと、皆さんの生き生きとした姿や笑顔がとても印象的でした。しかし、長年放置されていた森林であったが為に四苦八苦する所も少なくなく、森林を管理する事が如何に大変か、そしてオリエンテーリングで使用する森林を全て管理するとなると、如何に多大な労力が必要となるか、という事を改めて痛感している様でした。
今回のイベントは、時間的な制約や当方の不手際・力不足が為に、せっかくお越し頂きました方々の期待に充分応えられなかった場合もあったかと思いますが、皆様のご協力で多摩OLと致しましても第一歩を歩み始めることが出来ました。将来にわたって末永くオリエンテーリングを楽しめる環境を創っていけるよう、今後もこの様な活動を地道に取り組んでいこうと思っておりますので、多くの皆様のご意見、ご要望等をお寄せ頂き、オリエンテーリング愛好者の皆さんで、もっともっと素晴らしいイベントを創り上げていきたいと考えておりますので、今後もどうか宜しくお願いいたします。
最後になりましたが、本イベントにご参加頂き、森林づくりボランティアにご協力いただいた皆様には、運営者そしてオリエンテーリング愛好者を代表して、心からお礼申し上げます。本当にどうもありがとうございました。
また、資材借用から作業指導まで本イベントをサポート頂きました花咲き村・大波の会の皆様にも心からお礼申し上げます。
―おまけ― 「緑の募金」にご協力頂き、ありがとうございます!!
東京の森林を守るべく大会会場でお願いしておりました「緑の募金(緑の羽根募金)」ですが、合計金額は「7789円」にもなりました。今回皆様からお寄せ頂きましたこの募金は、東京都緑化推進委員会を経て、東京都内の各地で精力的に活動をされている「森林づくりボランティア」の諸団体等への助成に活用されます。これによって、作業上必要となる資機材等が購入されて森林づくりボランティア活動がさらに活発し、より多くの森林が“綺麗な森・豊かな森・未来の森”となるべく管理されていく事に役立つこととなりました。多くの皆様の温かい気持ちに、改めて心から感謝申し上げます。
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