また、競技中には、コンパス以外には（許可されている場合を除いて）持ち込むことはできません。
特徴としては、磁針の動きがスムーズに磁北を指すように、磁針がオイルで封入されていることです。値段は安いものでは２０００円程度からあるようです。オリエンテーリング用ではありますが、その他のハイキングや登山でも便利なものです。
どのようなものを選ぶかは、予算と好みの問題です。また、テレインのタイプで使い分けても良いでしょう。安いプレート型のものであれば、アウトドアや登山用品店でも入手できます。上級者が使うような高性能品やサム型は、ほとんど市販されていませんが、大きな大会の会場等で売られていることもあります。以下のインターネット ショップ等でも入手できます
コンパスの使い方は、オリエンテーリングの基礎技術（準備中）をご覧ください。
プレート型のコンパス（拡大鏡付きもあり）Ｓｉｌｖａ ５ＪＥＴ
サム型のコンパス（左手用、右手用もある）Ｓｉｌｖａ ６ＪＥＴ ＳＰＥＣＴＲＡ
コンパスの磁針は、磁北を示します。磁北は北極点ではないので、経度によっては、かなり下（地球の裏側）を指そうとします。そのため、磁針を水平を保つために、磁針は北と南で重さを変えてバランスが取られています。
たとえば、北半球用のコンパスを南半球で使用しようとするとバランスが崩れて動きが悪くなります。
以前(10年くらい前）にＵＳ（アメリカ）のスポーツ用品店でコンパス（メーカーは忘れた…）を発見し、価格も安いので買おうとしたら、よく見ると目盛りが inch 表示になっていた…。
テレインによっては、主催者により長袖長ズボンを義務付けられることもあります。テレインのタイプにあわせて選ぶと良いと思います。
多くの参加者は、ポリエステル製の薄くて軽いオリエンテーリング用のウェアを着用しています。このウェアは、クラブ毎に海外のメーカ（トリムテックス社やSilva社など）で特注している場合がほとんどです。下は、多摩ＯＬのウェアです。トリムテックス社製なので、「トリム」と呼ばれています。
価格は、仕様にもよりますが、上下で7000-8000円ほどしますが、多摩ＯＬでは、クラブでまとめて購入（枚数が多いと少しだけ安くなる…）しています。また、クラブ員にはクラブから補助をしますので、1/3〜半額程度の個人負担になります。
多摩ＯＬのトリム
ただし、テレインの保護のためにスパイク付きのものは制限される場合があります。
いづれにしても、レース中は、森の中は小川を越えたりするので、シューズはかなり汚れます。会場までに履くものとは、別のもので参加することをお勧めします。
オリエンテーリング用のものは、市販されていないので、やはりインターネットショップ等で求めることになりますが、サイズを確認するために大会会場等の出張販売で試しに履いた方が良いでしょう。
オリエンテーリング用のシューズ（靴裏のパターンに注目）Jalas社
Emit社のものは、時々大会会場で販売されていることがあります。
電子パンチの説明は、通過証明（パンチ）について（準備中） をご覧ください。
Emit社の Eカード大きさは、4.5×7.5cm 位。手に持ちます。
Sports Ident 社のカード。大きさは、1×4cm位。指に付けます。
つけていると脛へ当たる枝などを気にせず走れます。でも、野球等で使うような硬いものではないので、強くぶつけると、装着していてもそれなりに痛いです。Silva社製等があります。Sweat Sop Japan（オリエンテーリング用品全般）
山田商会（オリエンテーリング用シューズ等）