パンチフリーコントロール登場!


 今回のMTBO競技において、BMAおよびBWAコースにおいて本邦初登場のパンチフリーコントロールなるものを使用することになりました。 これは、コントロールの1m以内を通過すると、パンチしなくても通過チェックがされるというMTBOなどにはぴったりのパンチングシステムなのです。

パンチフリーコントロールとはどんなもの?

panchfree.jpg (300×265) パンチフリーコントロールは左の画像のような外見をしています。
縦、横約30cmのプラスチックの板で、中央にe-cardの形がかかれており、その脇にLEDランプがついています。画像からは見えませんが、裏側に電波を発信するユニットが取り付けられています。コントロールフラッグと同様のカラーリングが施されていますので、これだけでもコントロールに使えるかな…とも思いましたが、横からまったく見えません!
control.jpg (201×350)  そのため、今回はコントロールフラッグと併用しています。
 コントロール番号は、コントロールの右下に貼り付けてあります。

 山の中では、右の写真のように設置されています。まず、通常のコントロールと同様にアングルを地面に立て、フラッグが取り付けられています。パンチフリーコントロールのユニットは、その上にぶら下げてあり、競技者が通過する側にできるだけユニットの正面が向くように設置する予定です。

パンチの方法

こっからが重要です!

BMA、BWAの選手

panch1.jpg (350×328) BMA、BWAに出場する選手は、パンチフリーコントロールの恩恵を完全に受けることができます。

 パンチの方法はすごく簡単。コントロールの正面1m以内を通過するだけです。距離感がないので1mなんて距離わかりません、という人もいるかもしれませんが、実際はもっとだいぶ感度は高く2mくらいの距離でも、動作はします。よって、だいたい1mくらいまで近づけばまず大丈夫です。
 速度は相当なスピードで通過しても大丈夫なことは確認しました。
 正面方向と比べて、横方向は感度が低いです。面倒くさがらずに、コントロールの正面まで行きましょう。
 心配性の人のために、カードが動作しているときは、左の画像のようにコントロール番号がe-cardのディスプレイに表示されています。(右の数字は、現在43個目のコントロールを通過してことを表しています。…そんなにコントロールはないのでご安心を。)また、パンチフリーコントロールの際は、ユニット本体のLEDには何ら反応は起こりません。

 コントロールを設置する地面の状態によっては、MTBの走路の1m以内にコントロールを設置できない可能性もあります。その場合は、面倒ですがMTBを抱える、もしくはe-cardを取り付けているリールを伸ばしてコントロールの1m以内をe-cardが通過するようにしてください。

ただし…
フィニッシュだけはパンチフリーではありません!忘れずにパンチするように!

BBの選手

panch2.jpg (350×338) BBの選手は、残念ながらパンチフリーパンチはできません。e-cardが対応していないからです。(数が足りませんでした)
 その場合は、通常のコントロールのパンチと同じ感覚で、パンチフリーコントロールの中央のe-cardの形がかかれているところにe-cardを当ててください。ぶら下がっているのでちょっとやりにくいかもしれませんが、その点はご容赦を。このような接触パンチのときはLEDランプが点灯しますので、それをもって動作の確認をすることができます。


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