日本学生オリエンテーリング選手権大会ミドルディスタンス競技部門 関西地区代表選手選考会実施基準 第1条 目的 この基準は日本学生オリエンテーリング選手権大会ミドルディスタンス競技 部門(以下インカレミドル)関西地区代表選手選考会(以下セレクション) を公平且つ円滑に行い、地区代表選手を決定するため、その選考方法を定め たものである。 第2条 参加資格 1.関西学生オリエンテーリング連盟の加盟員であり、インカレミドルへの 参加資格を有する者がセレクションへの参加資格を有する。 第3条 主管 主管は原則として関西学生オリエンテーリング連盟諮問委員、第6条で定め るセレクション免除者及び有志によって構成される実行委員会とする。 第4条 開催日程 開催日程は6月総会までに提案され、承認を得なければならない。 2.第3条にて定められた実行委員会によるセレクション以外の大会も選考 会に指定する場合、その日程、選考人数の割り振りその他追加条件等は、 6月総会までに承認を得なければならない。承認が得られない場合、第3条 にて定められた実行委員会によるセレクションのみとする。 第5条 開催場所 開催場所は6月総会までに提案され、承認を得なければならない。また、セ レクション3ヶ月前から関西学生オリエンテーリング連盟加盟員のオリエン テーリング目的の立入を禁止するものとする。 第6条 セレクション免除者 1.前年度インカレミドル選手権クラスの決勝進出者であり、かつ第2条の 参加資格を有する者のうち、当該年度インカレミドルへの出場の意思を示し た者は、セレクションが免除されインカレミドル関西地区代表選手として認 定される。 2.セレクション免除者は、原則としてセレクションの運営に関わるものと する。ただし、やむを得ず欠席する場合には、実行委員会に申請し許可を得 なければならない。 第7条 セレクション 男女とも当学連に与えられた地区学連枠の内、これより免除者と推薦枠を減 じた人数をセレクションの上位者から順に選出する。 第8条 諮問委員会による推薦 1.推薦人数はセレクションまでに総会で承認されなければならない。 2.推薦者の選出は諮問委員会が行う。 3.推薦は諮問委員会に下に示す大会の成績を提出する自己推薦とする。提 出期限と方法はセレクションまでに諮問委員会によって発表される。 i.前年度インカレミドルセレクション ii.前年度インカレミドル iii.当該年度日本学生オリエンテーリング選手権大会ロングディスタンス競   技部門(以下インカレロング)セレクション iv.当該年度インカレロング v.当該年度インカレミドルセレクション vi.その他自分の特筆すべき大会 4.推薦の基準は推薦対象者の中で「相対的に速い人」とし、推薦枠の人数 を選出する。 5.自己推薦するものはセレクション参加申し込み及び出走の有無を問わな い。 6.推薦に関する諮問委員会議事録は公開する。ただし、競技者個人のプラ イバシーに関する部分は、自己推薦者に秘匿の意向があり、且つ諮問委員会 が秘匿事項と承認した場合、議事録には公開しないか、または支障ない別の 表現で言い換える。 7.推薦申込者が推薦枠に満たない場合、セレクションの上位者から順に繰 り上げるものとする。 第9条 学校枠 各加盟校及び準加盟校は地区学連枠とは別に男女1名ずつ選手権クラス出走 権利が配分される。 2.学校枠の競技者の各校内での選出方法は各校の任意とする。また学校枠 適用者はセレクション参加申し込み及び出走の有無を問わない。 3.学校枠より諮問委員による推薦を優先して適用するものとする。 4.各加盟校及び順加盟校は学校枠の競技者が決定し次第、速やかに幹事長 に届け出なければならない。 第10条 辞退 代表選手は何らかの事情により代表選手を辞退する場合、幹事長に辞退を届 けなければならない。 第11条 欠員補充 代表選手の辞退や枠の再配分等により欠員が生じた場合、セレクション及び 推薦によって選考されなかった者のうちセレクションの上位者から順に繰り 上げるものとする。但し学校枠適用者として既に決まっている場合はその次 の順位の者を順次繰り上げる。 2.幹事長は繰り上げ適用者を速やかに加盟員に公表しなければならない。 ただし、緊急の場合はこの限りではないものとする。 第12条 特記事項 この基準により対処できない事態の生じた時は、総会がこれに対応する。 第13条 改正 本基準の改正は総会において全加盟校の過半数の賛成を必要とする。 第14条 施行 本基準は平成17年4月1日より施行する。 平成 16年 12月 19日制定 平成 17年 6月 19日改正