日本学生オリエンテーリング選手権大会ロングディスタンス競技部門関西地区代表選手選考会実施基準 第1条 目的 この基準は日本学生オリエンテーリング選手権大会ロングディスタンス競技部門(以下インカレロング)関西地区代表選手選考会(以下セレクション)を公平且つ円滑に行い地区代表選手を決定するため、その選考方法を定めたものである。 第2条 参加資格 1.関西学生オリエンテーリング連盟の加盟員であり、インカレロングへの参加資格を有する者がセレクションへの参加資格を有する。 2.新規加盟予定者については、前項の規定にかかわらず、参加することができる。ただし、8月31日までに登録を完了しなかった場合には、参加資格はなかったものとみなす。 第3条 主管 主管は原則として関西学生オリエンテーリング連盟諮問委員、第6条で定めるセレクション免除者及び有志によって構成される実行委員会とする。 第4条 開催日程 1.開催日程は原則として六月の第三日曜日に行うものとする。 2.第3条で定められた実行委員会によるセレクション以外の大会もセレクションに指定する場合、その日程、選考人数の割り振りその他追加条件等は4月総会までに承認を得なければならない。承認が得られない場合、第3条で定められた実行委員会によるセレクションのみとする。 第5条 開催場所 開催場所は前年度インカレミドルセレクションまでに総会で承認を得なければならない。また、セレクション3ヶ月前から、関西学生オリエンテーリング連盟加盟員のオリエンテーリング目的の立入を禁止するものとする。 第6条 セレクション免除者 1.以下の者が、インカレロングへの出場の意思を示した場合、インカレロング関西地区代表選手として認定され、セレクションが免除される。但し、その者が当該年度のインカレロング出場資格なき者の場合、この規定は適用しない。   i.オリエンテーリングの世界大会(WCup,WOC,WUOC)の各国・地域代表選手になった者 2.セレクション免除者は、原則としてセレクションの運営に加わるものとする。ただし、やむを得ず欠席する場合には、実行委員会に申請し、許可を得なければならない。 第7条 セレクション 男女とも当学連に与えられた代表選手枠のうち、代表選手枠から免除者と推薦枠を除いた人数をセレクションの上位者から順に選出する。 第8条 諮問委員会による推薦 1.推薦人数はセレクションまでに総会で承認されなければならない。 2.推薦者の選出は諮問委員会が行う。 3.推薦は諮問委員会に過去の大会の成績を提出する自己推薦とする。提出期限と方法はセレクションまでに諮問委員会によって発表される。提出できる大会は前年度インカレロングセレクション、前年度インカレロング、前年度日本学生オリエンテーリング選手権大会ミドルディスタンス競技部門(以下インカレミドル)セレクション、前年度インカレミドル、今年度インカレロングセレクションとその他自分の特筆すべき大会である。 4.諮問委員は前項の成績提出のあった者の中からインカレロングにおいて、実績枠獲得を十分期待できる男女各1名を選出しなければならない。ただし、提出者に該当者がいない場合はその提出者の中における当該セレクションの最上位者を選出する。また、前条の代表選手枠が11名以上の場合は、提出者の中から相対的に速い2名を選出する。 5.自己推薦するものがセレクションに欠席していてもその理由は問わない。 6.推薦に関する諮問委員会議事録は公開する。ただし、競技者個人のプライバシーに関する部分は、自己推薦者に秘匿の意向があり、且つ諮問委員会が秘匿事項と承認した場合、議事録には公開しないか、または支障ない別の表現で言い換える。 7.推薦申込者が推薦枠に満たない場合、セレクションの次点者を繰り上げることにする。 第9条 辞退 代表選手は何らかの事情により代表選手を辞退する場合、幹事長に辞退を届けなければならない。また、代表選手が辞退した場合セレクションの次点者を繰り上げる事とする。 第10条 枠の再配分 他学連より枠の再配分を受けた場合、セレクションの次点者を繰り上げることとする。 第11条 特記事項 この基準により対処できない事態の生じた時は、総会がこれに対応する。 第12条 改正 本基準の改正は総会において全加盟校の過半数の賛成を必要とする。 第13条 施行 本基準は平成16年4月1日より施行する。 平成 16年 3月25日制定 平成 17年 6月19日改正 平成 20年 5月13日改正