2003年度第6回関西学連総会議事録 日時:2004年3月2日(火) 場所:阪急六甲駅改札前 出席校:京大 阪大 市大 京女 京都橘 奈良女 大阪外大 委任校:なし 出席者:村上憲一(神大3 幹事長)     仲村健一(京大2 副幹事長) 真壁浩之(阪大2 副幹事長)     瀧本優子(京女2 会計)     保呂毅 (京大3 競技部長)     藤田沙織(市大2 広報部長) 1.議長校選出 奈良女子大学の立候補がありました。 5校中5校の賛成で奈良女に決定。 2.規約改正について ・第4条について 日本学連でインカレ・ショート両規則の一本化が行われたので反映します。 【改正前】 (事業) 第4条 本連盟は前条の目的を達成するために次の事業を行う。 1. 定例戦及び新人戦 2. 日本学生オリエンテーリング選手権大会地区予選 3. 日本学生オリエンテーリング選手権ショートディスタンス競技大会地区予選 4. 刊行物の発行 5. 本連盟の事業に適う一切の事業 【改正後】 (事業) 第4条 本連盟は前条の目的を達成するために次の事業を行う。 1. 定例戦及び新人戦 2. 日本学生オリエンテーリング選手権大会地区予選 3. 刊行物の発行 4.本連盟の事業に適う一切の事業 →5校中5校の賛成で改正承認。 ・第18条について 登録した代表者が渉外行為者です。 【改正前】 (代表の登録) 第18条 各加盟校は代表者1名以上を事務局に登録する事ができる。 【改正後】 (代表の登録) 第18条 各加盟校は代表者1名以上を事務局に登録する。 →5校中5校の賛成で改正承認。 ・第19条について 第2項として新たに挿入。総会の機能向上。 【改正前】 (総会の職務) 第19条 1 総会は本連盟の最高議決機関であり、 次に掲げる事項について議決・承認する。 1. 予算及び決算 2. 役員の選出及び罷免 3. 会計監査の選出及び罷免 4. 加盟校の認定 5. 規約の改正 6. 本連盟の運営に関して各加盟校または役員が提案した事項 2 総会において各加盟校は本連盟の運営若しくは 資産の状況または役員の事務執行に対して意見 を述べることができる。 【改正後】 (総会の職務) 第19条 1 総会は本連盟の最高議決機関であり、次に掲げる事項について議決・承認する。 1. 予算及び決算 2. 役員の選出及び罷免 3. 会計監査の選出及び罷免 4. 加盟校の認定 5. 規約の改正 6. 本連盟の運営に関して各加盟校または役員が提案した事項 2 総会において、役員、各種実行委員会は、報告、意見聴取を行なう。 3 総会において、各加盟校は本連盟の運営若しくは資産の状況または   役員の事務執行に対して意見を述べることができる。 →5校中5校の賛成で改正承認。 ・第21条について 第3項を追加。 総会は毎回最初がごちゃごちゃしていてピリッとしていないので、 議長選出まで幹事長が議長を務めます。 【改正前】 (議長) 第21条 1 総会に議長を1人おく。 2 議長は他のすべての案件に先立って加盟校代表の中から選出される。 【改正後】 (議長) 第21条 1 総会に議長を1人おく。 2 議長は他のすべての案件に先立って加盟校代表の中から選出される。 3 前項の議長が選出されるまで、幹事長が仮に議長を務める。 →5校中5校の賛成で改正承認。 ・第22条 託す→提出する、に変更。 【改正前】 (委任状) 第22条 総会にやむを得ず出席できない加盟校は 別に定める規則により幹事長宛に委任状を託さなければならない。 【改正後】 (委任状) 第22条 総会にやむを得ず出席できない加盟校は 別に定める規則により幹事長宛に委任状を提出しなければならない。 →5校中5校の賛成で改正承認。 ・第25条について 会長職を復活させます。 【改正前】 (役員) 第25条 本連盟に次の役員を置く。 1.諮問委員長1名 2.幹事長1名 3.副幹事長2名 4.会計1名 5.競技部長1名 6.広報部長1名 7.事務局長1名 【改正後】 (役員) 第25条 本連盟に次の役員を置く。 1.会長1名 2.諮問委員長1名 3.幹事長1名 4.副幹事長2名 5.会計1名 6.競技部長1名 7.広報部長1名 8.事務局長1名 →橘:なぜ会長が必要なのか。 保呂:責任ある立場の人を置くと、はくがつく。 橘:幹事長の仕事はどうなるのか。 村上:これまでと変わらない。 →5校中5校の賛成で改正承認。 ・第26条について 会長職を復活させます。 【改正前】 (会長) 第26条削除 【改正後】 (会長) 第26条 1 会長は本連盟を代表する。 2 会長は幹事会が推薦する。 →5校中5校の賛成で改正承認。 ・第30条について 幹事長の機能から学連代表を外します。 【改正前】 (幹事長) 第30条 幹事長は本連盟を代表し、総会・幹事会で決定された意思に 基づき本連盟の運営を執行かつ統轄する。 【改正後】 (幹事長) 第30条 幹事長は総会・幹事会で決定された意思に 基づき本連盟の運営を執行かつ統轄する。 →5校中5校の賛成で改正承認。 ・第44条について 第2項を新制度インカレに沿って変更します。 【改正前】 (諮問委員会) 第44条 本連盟に諮問委員会を置き、次の事業を行う。 1.本連盟の活動に対する援助 2.日本学生オリエンテーリング選手権大会地 区予選(以下インカレセレクション)日本学生 オリエンテーリング選手権ショートディスタン ス競技大会地区予選(以下インカレショートセ レクション)テレインの提案 3.定例戦運営校から要請があった場合、定例 戦コントローラーの推薦を行う 4.その他必要と認められた事項 3.後援に関する規則、総会規則の制定について 【改正後】 (諮問委員会) 第44条 本連盟に諮問委員会を置き、次の事業を行う。 1.本連盟の活動に対する援助 2.日本学生オリエンテーリング選手権大会地区予選テレインの提案 3.定例戦運営校から要請があった場合、 定例戦コントローラーの推薦を行う 4.その他必要と認められた事項 →5校中5校の賛成で改正承認。 3.後援に関する規則、総会規則の制定について ・関西学生オリエンテーリング連盟後援に関する規定の制定 →5校中5校の賛成で制定承認。 ・関西学生オリエンテーリング連盟総会規則の制定 →5校中5校の賛成で制定承認。 4.ロングセレ実施基準の制定について 「日本学生オリエンテーリング選手権ロングディスタンス競技大会関西地区代表選手 選考会実施基準」 の制定 →次回総会で承認をとることに決定。 5.ウェスタンカップ報告 保呂:多数のご参加ありがとうございました。 6.インカレセレバスツアー報告 ◆インカレセレクションバスツアー事業報告◆ 事務局長 堺信夫 ◆そもそものはじまり 第4回総会終了後、村上、保呂、堺の幹事3人は、学連資産の活用について話し合った。 ◆某日、保呂の提案 「矢板ショートに学連バスを出してはどうか」 しかし、実行者がおらず、案は流れた。 ◆下山セレに向けて始動 矢板ショートへの移動に困難を要するシーンが学連内に散見された。 矢板で東海学連バスを見た堺は保呂案を翻案し、 下山セレバスツアーを企画。 加盟校にバス乗車について事前アンケート。 移動時間、費用について交通手段別に調査。 ◆旅行社との交渉 セレ担当幹事村上の紹介によって、 堺、担当旅行社との交渉を開始。 旅行社試算の費用と移動時間を検討。 費用は新幹線の半額だが、レンタカーの約4倍。 セレクションの重要性と、移動による疲労具合、事前調査の数から、 セレバスツアーの成功を確信し、実行を決定。 ◆直前期 バス乗車人数を正確に把握することと同時に 乗車数の増加をはかることには困難があった。 全参加者に保険をかける。 堺のセレ不参加により、当日の実務を村上が担当することになる。 ◆京都〜下山〜京都 成功。 村上に感謝。 ◆事後処理 保険加入者のケガなしを旅行社に報告する。 ◆反省として ・学連が加盟校・加盟員に新たなサービスを提供するという試みは成功した。  今後事業化していくノウハウを学連は蓄積した。 ・事業の手続きと実行に村上・堺という二つの経路を要したため、  事業効率がよかったとはいえない。  次回からは専門の担当者を設けるべき。  副幹事長をあてるか、新たに事業部を設けることが妥当。 ・担当者への当日の負担が大きい。  当日の業務をゼロ化できるよう旅行社と話をつけて、負担を軽減すべき。 ・時間の都合がつかずバスに乗れない加盟員に対して、  逆に不利益な結果(レンタカーを準備できない等)をもたらさないか、  注意すべきかもしれない。 7.来年度幹事選挙告知 村上:次回総会にて来年度幹事の選挙を行います。 立候補の書式は後ほど送付します。 8.会計監査制度について (事務局) 以前の総会でも議論しましたが、 幹事会で検討した会計ガイドラインを制定できれば、 会計監査を加盟員がやってもよいと思います。 ということで、 以下の3案から選択してみてください。 A 定例戦実行委員会を組織する加盟校から計3名の会計監査を出す。 B 既存の制度のまま、加盟員から1名選出する。 C 加盟員以外に会計監査を委託する。 Aについて解説。 定例戦ごとの相互会計監査が狙い。 現行の制度よりも正確性と透明性が向上する。 3名の会計監査を一括りにするため、会計監査部を創設する案も出したい。 各種実行委員会へ参加しない会計監査が必要。 Bについて解説。 現行のまま。定例戦会計への公正さに疑問が残る。 Cについて解説。 いわゆる外部監査。(ちなみにAとBは内部監査。) 学連OBOGを想定。諮問委員に準じる選出を行う。 OBOGと学連との関係を太くする効果もある。 →京大:会計監査を3人として、それが本当に平等となるのか?     3人の場合、常に同一観点からの監査と言うのが逆に守られなくなるのではないか? 橘:Bが有力。どれでも公正さは変わらない。 Cについて、OBOGに頼むのはどうか。 京女:Cについて、社会人に頼むのはたいへん。 奈良女:まだ聞いていない。 阪大:Aがいい。Bはもっとも現実的である。 Cは頼むのがたいへん。 市大:CはOBOGに頼むのがたいへん。Bがいい。 →事務局から(総会当日欠席) 京大へ 会計監査の平等を問うのではなく、 公正な会計監査を問うことが制度見直しの趣旨です。 適正な会計処理に対する同一観点からの監査は、 会計監査が複数人であっても揺るぎません。 会計監査の任につく者が監査行為に個人の性向を反映させることは問題であり、 「常に同一観点からの監査と言うのが逆に守られなくなるのではないか」という疑問は、 会計監査が自由な個人として認識されているのではないか、 という事務局の懸念にあたります。 役職「会計監査」とは、「会計監査の行為者」であって、 行為者個人の自由な観点は認められるべきではありませんね。 橘へ 善意に照らせば、どれでも公正なのです。 おっしゃるとおり。 京女へ 人を見つけるのは大変ですね。 奈良女へ ノーコメント 阪大へ 私も理想はAだと考えます。 そして、正確に機能すれば最も現実的で妥当なのはBです。 市大へ たいへんですよね。諮問委員依頼でさえたいへんなんですから。 みなさんありがとうございました。学連の意志の大勢がわかりました。 今後も現行制度で大丈夫であるように、会計基準を改良いたします。 9.大学クラブ拡大事業案 関西圏内の大学オリエンテーリングクラブの拡大について 記 1.事業名称 大学クラブ拡大事業 2.発案者 若宮武 大阪外大OLK所属 3.現状 ご周知のとおり、日本国内の大学オリエンテーリングクラブの数は毎年、 減少の一方であり、関西圏内でも同様の状況にある。 4.事業趣旨 関西圏内の大学オリエンテーリングクラブの数を増やすことで、 関西圏内のオリエンテーリングの衰退に歯止めをかけるに留まらず、 活性化を趣旨とする。 成功すれば、関西内での成功例を元に、 他の地区学連でも実行してくれることを願う。 5.事業内容 (ア)現クラブ:関西学連加盟校・準加盟校が オリエンテーリングクラブを持たない大学に、 オリエンテーリングクラブ新設のための機会作り、勧誘を行う。 クラブが新設された場合はしばらくの間、 そのクラブ新設に携わったクラブが責任を持って、クラブ運営を補助する。 (イ)関西学連:直近1年間に加盟していない元加盟校、 または新規の加盟校に対して初年度の加盟校登録費を免除する。 さらに、新規加盟校に加え、現加盟校・準加盟校に対しても 2004年度から2006年度に限り、 新規の加盟員登録費を免除する。免除額は関西学連が負担する。 6.事業対象 基本的には、各加盟校・準加盟校が自校から比較的近くに在る大学のみを対象とし、 その大学における拡大事業を加盟校・準加盟校単位で担当する。 7.事業役員 本事業に参加するクラブの部員 8.事業期間 2004年度新勧シーズンから2006年度終わりまでの3年間 以上 →京大:(イ)について、2年目以降少ない部員で学連登録費を負担するのはたいへん。 登録費を何とかした方がいい。しかし、学連の赤字が続くのは危険。 橘:(イ)の学連負担について、新人が加盟員登録費を免除されたのち、 オリエンテーリングがお金がかかることなどを知って、すぐにいなくなったら丸損。 若宮:勧誘時にオリエンテーリングについてしっかり説明する義務がある。 奈良女:免除はなぜか。それに全体免除はやりすぎではないか。 若宮:お金の面での障害をなくすため。新人全体の平等性から、どのクラブでも 新人は免除する。関西全体での新歓と捉えていただきたい。 奈良女:オリエンが広がるのはいいが、クラブ員の余裕がない。 若宮:どのクラブにも課すものではない。余裕のあるところがやればよい。 市大:他大学の新歓をしている余裕がない。 若宮:学連の会計はどうなっているのか。 瀧本:100万円以上はある。 京大:将来的に赤字になるのが怖い。 若宮:事業のシミュレーションをしてみる必要がある。 10.各部局から ・広報部 藤田:原稿出してください。 ・競技部 保呂:来年の新歓合宿はガリバーの森になる可能性がある。 11.その他 次回総会は3/22〜3/25 以上。