オリエンテーリング大会成績処理プログラムの使い方 Freya  Ver. 2.85 更新中 2001.2. 4 加藤 kato@orienteering.com PAF01157@nifty.ne.jp ※ このファイルに記述された機能・画面表示は、Ver. 2.85を基にしています ※ 【起動方法】 ■ このプログラムは以下のファイルを使用します。   プログラム名 Freya.exe   クラスデータファイル名 CLASS.IN 引数で変更可 前回の続きから処理する 場合は不要   参加者データファイル名 ENTRY.IN 引数で変更可 前回の続きから処理する 場合は不要   ランデータファイル名 RUN_DATA 終了後も残り、 次の処理を前回の終了時 から続行できる。 引数で変更可 ■ 出力データファイルは、実行時に指定します。 Freya [-P <[ESCP][ESCPA4][PR201]->] [-C クラスデータファイル名] [-E 参加者データファイル名] [-T タイトル名] [-R ランデータファイル名] [-A 追加ランデータファイル名] [-U 参加者データ更新ファイル名] [-M CC追加印字メッセージ] [-K キーワード] [-L] [-N] [-V] [-S] [-O] [-Q] ■ オプションスイッチ オプションスイッチの指定は、空白で区切って、半角ハイフン('-')に続 けて、半角文字で指定します。(大文字小文字を区別しません) 引数を持つ場合は、各スイッチの後ろに指定します。その際、スイッチと 間に空白を入れる必要はありません。(入れてもよい) -P : データ入力時の印刷の指定 (Print) "-P"に続けてファイル名 例えば、"freya -P ESCP"とすると、ESC/Pプリンタ指定 ESCP : ESC/Pプリンタの指定 [初期値] ESCPA4 : ESC/Pプリンタ、A4サイズの指定 PR201 : NEC PR201Pプリンタの指定 PR201A4 : NEC PR201プリンタ、A4サイズ - : プリンタ無し 初期設定は、ESC/Pプリンタ C.C.印刷の場合は、ESC/Pプリンタ固定となっています。 注意してください。 -C : クラスデータファイルの指定 (Class) "-C"に続けてファイル名 例えば、"freya -C MYCLASS.IN"とすると、"MYCLASS.IN" をクラスデータファイルとして読み込みます。 初期設定は、"CLASS.IN" ランデータデータファイル(標準で、RUN_DATA)がある場合、読込 みは行いません。 -E : 参加者データファイルの指定 (Entry) "-E"に続けてファイル名 例えば、"freya -E MYENTRY.IN"とすると、"MYENTRY.IN" を参加者データファイルとして読み込みます。 初期設定は、"ENTRY.IN" ランデータデータファイル(標準で、RUN_DATA)がある場合でもこ の指定を行うと指定した参加者ファイルからの読込みを行います。 同じエントリ番号があった場合、エラーとなります。 -T : タイトル名の指定 (Title) "-T"に続けてタイトル 例えば、"freya -T 多摩大会"とすると、"多摩大会"を 画面表示のタイトルにします。 初期設定は、"Frεya" -R : ランデータファイル名の指定 (Run data) "-R"に続けてファイル名 例えば、"freya -R RUN_RED"とすると、"RUN_RED"を ランデータファイルとします。 初期設定は、"RUN_DATA" -A : 追加ファイル名の指定 (Append) "-A"に続けてファイル名 例えば、"freya -A RUN_BLUE"とすると、"RUN_BLUE" からデータを読み込み、ランデータファイル(RUN_DATA) に追加します。 ここで指定したランデータファイルと本来のランデータファイル (初期値で RUN_DATA)をまとめ、一つのファイルとします。 初期設定は無し。 -U : 参加者データ更新ファイル名の指定 (Update) "-U"に続けてファイル名 例えば、"freya -U NEW_ENT.IN"とすると、"NEW_ENT.IN" からデータを読み込み、ランデータファイル(RUN_DATA) に更新します。 ここで指定する参加者データ更新ファイルは、通常の参加者データ ファイル(Entry.in)と同じ書式で指定し、 参加者名、ふりがな、クラブ名 を更新します。(その他の項目は無視) 初期設定は無し。 -M : CC印字追加メッセージの指定 (Message) "-M"に続けてCCに追加印字したい文字列 例えば、"freya -M Tel01234-5678"とすると、CC印字 の時、参加者名の下に "Tel01234-5678"を印字する。 空白を含む文字列を指定したい場合は、文字列を " (ダブルクオート) または、'(シングルクオート)で 括る。印字可能な文字数は、最大半角で40文字、全角で 25文字程度まで。 現在、専用CCへの印字のみサポートしています。 初期設定は無し。 -K : キーワードの指定 (Keyword)【通常は指定する必要はありません】 "-K"に続けてキーワード 例えば、"freya -K TAMA21"とすると、"TAMA21"を キーワードとします。 現在の初期設定は、"FREYA256" このキーワードが一致しないランデータファイルは使えません。 このスイッチで、強制的にキーワードを変更しても、バージョン の異なるランデータデータファイルの読込みはエラーとなります。 注意してください。 -L : 速報用紙にスタート・ゴール時刻を印刷 "freya -L"とします。 ゴール時刻入力時に印刷される速報用紙にスタート・ゴール時刻を 印刷します。 -N : PC98xxシリーズの指定 -V : AT互換機(DOS/V)の指定 "freya -N"または、"freya -V"とします。 Ver. 2.81より自動判定を中止し、DOS/Vマシンをディフォルトとしました。 注意してください。 -H : 簡易メッセージの出力 (Help) "freya -H"とします。 Freya起動時に使用出来る引数の一覧が表示される。 この場合、プログラムはすぐに終了します。 -S : 読み込み時のメッセージを寡黙 (Silent) "freya -S"とします。 データ読み込み時の表示を省略します。 この指定がない場合、データ読み込みを確認する意味で、読み 込み時のデータを表示します。 -O : 旧規定('94以前)準拠の設定 (Old) "freya -O"とします。 '95年度施行の規定前の設定にします。 すなわち、入賞、規定時間の算出は、上位3位の平均時間 (指定なしで、優勝時間) ペナ・棄権・規定時間外の表示を行う。 (指定なしで、ペナ・棄権・規定時間外は全て失格) この指定は、データファイルに反映するものでないため、 起動の都度指定する必要があります。 -Q : 新規定('95施行)の規定において、「失格」となる場合に、 所用時間、ペナ数等を括弧内に表示しない。 Ver.2.80までは、-B 指定で、表示無しが初期設定だった。 これ以外のオプションが指定された場合、オプション一覧が表示されて 終了します。 【実行例】 A> Freya (リターン) 入力ファイル(標準で CLASS.IN と ENTRY.IN)から、 データを読み込みメニュー画面に変ります。 ランデータファイル(標準で RUN_DATA)が存在すると、ランデータファ イルからの読み込みを行ない、上記入力ファイルからの読み込みは行い ません。 ただし、参加者データファイルの明示的な指定がある場合は、読込みを行い ます。(ex. Freya -E ENTRY.ADD で、ENTRY.ADDから追加) ※ 複数の RUN_DATAをまとめて一つにする場合の手順例 幾つかの方法がありますが、簡単なものを示します。 データファイル名を RUN_DATA.1, RUN_DATA.2, RUN_DATA.3 とします。 まず、ベースとなるファイルを決め、ファイル名を RUN_DATAとします。 A> RENAME RUN_DATA.1 RUN_DATA 次に RUN_DATA.2を追加します。 A> Freya -S -A RUN_DATA.2 この後、すぐに終了。 "-S" 指定した方が表示が少ない分、早い。 続けて RUN_DATA.3を追加します。 A> Freya -S -A RUN_DATA.3 この後、すぐに終了。 以上の操作で、3つの RUN_DATAをまとめた RUN_DATAファイルが 出来ます。 【初期画面】 起動すると以下の画面が表示されます。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃ Frεya   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 1.データ入力   ┃  ┃   ┃  ┃ 2.参加者データ出力   ┃  ┃ 3.確認データ出力   ┃  ┃ 4.成績データ出力   ┃  ┃ 5.CSVデータ出力   ┃  ┃ 6.スタートリスト・CC等   ┃  ┃   ┃  ┃ 7.欠席者一括入力   ┃  ┃ 8.クラスデータ入力   ┃  ┃ 9.参加者データ入力   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   E. 終了    ┃  ┃   ┃  ┃ 終了の確認メッセージ   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 先頭の「Frεya」の文字は起動時のスイッチ等で変ります。 ここで、大会当日のデータ入力を行う場合は、「1.データ入力」を選びます。 (上下のカーソルキーで「1.データ入力」を反転表示にし、 リターンキーを押す。または、先頭の英数字を入力) なお、   「2.参加者データ出力」は、参加者の現在の状況(所要時間、順位、 または、未ゴール?等)の出力を行います。   「3.確認データ出力」は、未ゴール者の出力、ゴール時刻の出力等のデータ 出力を行います。   「4.成績データ出力」は、成績表に利用しやすい書式での出力を行います。 全員処理済みでない場合、正しい結果が出力され ない場合があります。   「5.CSVデータ出力」は、CSV形式のデータ出力を行います。 全員処理済みでない場合、正しい結果が出力され ない場合があります。   「6.スタートリスト・CC等」は、スタートリスト、CCの印刷などの データの出力を行います。   「7.欠席者一括入力」では、欠席者(DNS)の一括入力を行います。   「8.クラスデータ入力」では、クラスデータの新規登録と変更を行います。   「9.参加者データ入力」では、参加者データの新規登録と変更を行います。 【データ入力】 「データ入力」を選択すると、下の画面が表示されます ただし、いくつかのものは必要に応じて表示されます。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ データ入力   ┃  ┃   ┃  ┃ エントリ番号 xxxXXXX クラス M21A   ┃  ┃   ┃  ┃ 名前  加藤 隆幸 所属  多摩OL   ┃  ┃   ┃  ┃ ペナルティ 0   ┃  ┃ ゴール時刻 11,52,45 棄権 (DNF)   ┃  ┃ 欠席 (DNS)   ┃  ┃ スタート時刻 10:25:00 失格 (CCL)   ┃  ┃ 失格 (DNQ)   ┃  ┃ 参考記録   ┃  ┃ 所用時間 1:27:45   ┃  ┃ 取消し   ┃  ┃   ┃  ┃ 確認  (HOMEキーで最初から) _   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃ 処理エントリ 処理済 現在時刻  ┃  ┃ P-on No.1137 13:15:20 残137 12:35:47  ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 通常、入力する必要のあるものは、エントリ番号と、ゴール時刻のみです。 〈エントリ番号入力〉 エントリ番号を入力します。すると、クラス・氏名・所属が表示 されます。 すでにデータの入力済みの人であれば、警告のベルが鳴り、 ゴール時刻・所用時間なども表示されます。 カーソルは、ゴール時刻のところに移ります。 ★仮エントリ番号の指定があった場合、エントリ番号の右にカギ  カッコ([])で表示されます。 〈ゴール時刻入力〉 次にゴール時刻を入力します。秒が0の場合は省略できます。 時分秒の区切りは、数字以外のものならばなんでも結構です。 テンキーを使うことを考えると、 "," "." が使い易いでしょう。 ゴール時刻を入力すると、所用時間が計算されて表示されます。 ここで、カーソルが確認のところに移るので、 『入力データ』が 正しかったら、 リターンキーを、 やり直すならば、 [HOME] キーを押してください。 リターンキーで入力データを確認すると、参加者のデータをプリン タへ出力します。なお、プリンタが接続されていない場合は、その まま次へ進みます。 ★'95年度施行の規定で、ペナ・規定時間外などは全て『失格』と  となりましたが、速報用の出力は、今までと同様に、ペナ数また  は、所用時間が出力されます。  また、速報データ出力においても、ペナ数、所用時間がカッコ内に  出力されます。 〈ペナルティ入力〉 【F4】 〈棄権入力〉 【F5】 〈CCL入力〉 【F6】 〈失格入力〉 【F7】 〈欠席入力〉 【F8】 〈入力データ取消〉 【F10】 入力データの取消しは、新しいデータを入力すれば、古いデータ は消されますが、次に示す方法でも、消去、未処理とすることが できます。 まず、エントリ番号を入力します。ゴール時刻入力に移りますが、 ここで、 [HELP] キー([TAB]キーでも可)を押します。 すると、カーソルが、右のペナルティのところに移ります。 上下の矢印キーを使って、必要なものを選択してください。 ペナルティの入力は、ペナルティのところにカーソルがある時に ペルティの数を入力して下さい。 どれかを選択、または、ペナルティを入力すると、カーソルが、 左のゴール時刻入力のところに戻ります。 なお、棄権・欠席・ペナルティが選択されている場合は、 ゴール時刻に何を入力しても無視されます。 ペナルティ・棄権・欠席を入力せずに、ゴール時刻入力に戻るには、 [HELP]キー([TAB]キーでも可)を押します。 欠席の入力は、ここに示す方法の他、『欠席者一括入力』による 方法もあります。 〈参考記録〉 【F9】 参考記録の設定は、ゴール時刻入力時以外もできます。 [HELP]キー、矢印キーで「参考記録」を選択し、ゴール時刻を入力 せずに、リターンキーで進みます。この時、ゴール時刻が入力され れば、「参考記録」でのゴールとされますが、ゴール時刻の入力が ない場合は、該当競技者への「参考記録」の設定のみとなります。 この時、ゴール時刻入力後に、「参考記録」の設定を行う と、最初に入力したゴール時刻が無効になります。必要な らば、ゴール時刻を再度、入力してください。 〈終了〉 エントリ番号入力の時に、[ESC] キーを押すと、最初の画面に 戻ります。途中で、[ESC]キーを押した場合は、それまでの入力 データのキャンセルになります。 〈最終ゴール時刻の更新〉 ゴール者が途切れた場合にはエントリ番号 "0"での入力により、 最終ゴール時刻を更新することができます。 この最終ゴール時刻は、順位確定に使用しているため、順位未確 定状態で、ゴール者がない場合に有効です。 【欠席者一括入力】 「欠席者一括入力」を選択すると、下の画面が表示されます  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 欠席者一括入力   ┃  ┃   ┃  ┃ No. Class Name Start Club   ┃  ┃ 123456 M21A 加藤 隆幸 10:31:00 多摩OL   ┃  ┃ ______   ┃  ┃ ______   ┃  ┃ ______   ┃  ┃ ______   ┃  ┃ ______   ┃  ┃ ______   ┃  ┃ ______   ┃  ┃ ______   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 以上、欠席にします (Yes/No) _   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃ 処理済 現在時刻  ┃  ┃ 13:15:20 残137 12:35:47  ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ エントリ番号を入力すると、クラス名・名前等が表示されます。一度に10人 までの欠席者の入力が行え、10人の欠席の入力を行うか、エントリ番号入力 で、リターンのみを入力すると入力終了となります。 入力終了で、「以上、欠席にします(Yes/No)」と聞いてくるので、画面に 表示されている欠席者に間違いがなければ、"Y"を入力し、表示中の参加者 の一括欠席処理を行います。 【クラスデータ入力】 「クラスデータ入力」の画面は以下のようになります。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ クラス M21A 新規登録クラス   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ コース番号 1 (コース番号の入力)   ┃  ┃   ┃  ┃ 表彰対象 6 (順位の入力)   ┃  ┃   ┃  ┃ 入賞対象 #6 (# 順位 % 1位の時間に対し)   ┃  ┃ (* 3位までの平均に)   ┃  ┃ 規定時間 %160 (% 1位の時間 * 3位まで)   ┃  ┃ (+ 分単位で指定)   ┃  ┃ オフセット時間 0:00 (+-でオフセット時間 分:秒)   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 確認 (確認=[CR] 取消し=[CLR]) _   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ クラス名の入力から行ってください。 クラス名は、【半角英数字】で入力してください。 終了は、クラス名入力の時に、[ESC]キーを押してください。 最初の画面に戻ります。途中で、[ESC]キーを押した場合は、 それまでの入力データのキャンセルになります。 表彰対象/入賞対象/規定時間の入力で、"0"の指定はそれぞれ、 表彰対象無し/入賞対象無し/規定時間無しを意味します。 オフセット時間は、+-30分の範囲で指定できます。指定は "分:秒"または、 秒単位で行います。(表示は、分:秒) ここで指定した時間だけ該当クラスの 参加者のタイムが調整されます。(通常は0秒) 【全クラスデータ入力】 「クラスデータ入力」のクラス名入力で、"ALL"または、"*"を指定した場合、 以下の画面になり、制限時間と全クラスに対するオフセット時間の入力が できます。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ クラス ALL   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 制限時間 180 (分単位)   ┃  ┃   ┃  ┃ オフセット時間 0:00 (+-でオフセット時間 分:秒)   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 確認 (確認=[CR] 取消し=[CLR]) _   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ この画面では、制限時間と全クラスに対するオフセット時間を入力します。 ここで、データを入力、または、上矢印キーによって、クラス名入力に移る ことにより、通常のクラスデータ入力画面に戻り、クラスデータ入力ができ るようになります。 【参加者データ入力】 「参加者データ入力」は以下の画面になります。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ エントリ番号 xxxXXXX   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ クラス  M21A (半角で入力)   ┃  ┃   ┃  ┃ 名前   加藤 隆幸 ふりがな  かとう たかゆき   ┃  ┃   ┃  ┃ 所属   多摩OL 県名   東京都   ┃  ┃   ┃  ┃ 年齢 30 (半角で入力)   ┃  ┃   ┃  ┃ スタート 10:27:00   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 確認  (HOMEキーで最初から) _   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ エントリ番号の入力から行ってください。 名前/所属/ふりがな/県名以外は全て【半角英数字】で入力してください。 終了は、エントリ番号入力の時に、[ESC]キーを押してください。 最初の画面に戻ります。途中で、[ESC]キーを押した場合は、それまでの入力 データのキャンセルになります。 ★ 登録済みデータの削除は、クラス名に空白を入力することによって行い ます。 【参加者データ出力】 現在の設定は以下のようになっています。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃ − 参加データ出力 −   ┃  ┃   ┃  ┃ 1.速報データ出力(クラス別)   ┃  ┃ 2.詳細データ出力(クラス別)   ┃  ┃ 3.参加者データ出力(ローマ字付き・県名付き)   ┃  ┃ 4.参加者データ出力(コース別)   ┃  ┃   ┃  ┃ 5.表彰対象の出力(クラス別)   ┃  ┃ 6.表彰対象の出力2(クラス別・県名付き)   ┃  ┃   ┃  ┃ 出力クラス _____   ┃  ┃   ┃  ┃ 出力先(File名):   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ E. 終了    ┃  ┃   ┃  ┃ 確認メッセージ   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ここでの選択は、主に参加者の成績に関するデータです。処理時点での ゴールデータ、順位等を出力します。 ファイル名の指定では、指定したファイルへデータ出力を行いますが、 "LPT", "PRN"を指定すると、プリンタへ出力し、"CRT"とすると、画面への 表示となります。画面への表示の場合、一画面毎に停止し、適当なキーを 押すことにより、次の画面に移ります。また、"Q","q",[ESC]のキーを押す ことにより、表示は中断し、メニューに戻ります。 クラス名の指定では、"*"(複数文字に一致)、"?"(一文字に一致)が使用 できます。また、"ALL" とすると全クラス指定となります。 「1.速報データ出力(クラス別)」 クラス別に成績速報を出力します。 「2.詳細データ出力(クラス別)」 クラス別に成績データを出力します。スタート時刻、ゴール時刻 なども出力します。 「3.参加者データ出力(ローマ字付き)」 クラス別に成績データを出力します。よみがなとしてローマ字も 出力します。 「4.参加者データ出力(コース別)」 コース別に成績データを出力します。 「5.表彰対象の出力(クラス別)」 表彰対象者のみ出力します。 表彰対象者が未確定の場合、確定予想時刻を表示します。 この確定予想時刻は、有効な最終スタート者が表彰対象とならない ゴール時刻を示します。 「6.表彰対象の出力2(クラス別・県名付き)」 表彰対象者のみ出力します。 【確認データ出力】 現在の設定は以下のようになっています。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃ − 確認データ出力 −   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 1.未入力者のデータ出力(登録順)   ┃  ┃ 2.欠席者のデータ出力(登録順)   ┃  ┃   ┃  ┃ 3.ゴール時刻の出力(クラス別EntryNo)   ┃  ┃ 4.ゴール時刻の出力(コース別ゴール順)   ┃  ┃   ┃  ┃ 5.クラスデータ出力(登録形式)   ┃  ┃ 6.参加者データ出力(登録形式) 出力クラス _____   ┃  ┃   ┃  ┃ 出力先(File名):   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ E. 終了    ┃  ┃   ┃  ┃ 確認メッセージ   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ここでの選択は、主に入力データの検証に関するデータです。処理時点での 未入力者、ゴール時刻を出力します。 ファイル名の指定では、指定したファイルへデータ出力を行いますが、 "LPT", "PRN"を指定すると、プリンタへ出力し、"CRT"とすると、画面への 表示となります。画面への表示の場合、一画面毎に停止し、適当なキーを 押すことにより、次の画面に移ります。また、"Q","q",[ESC]のキーを押す ことにより、表示は中断し、メニューに戻ります。 クラス名の指定では、"*"(複数文字に一致)、"?"(一文字に一致)が使用 できます。また、"ALL" とすると全クラス指定となります。 「1.未入力者のデータ出力(登録順)」 未入力者(データの未入力者 〜 未帰還者)の一覧を出力します。 「2.欠席者のデータ出力(登録順)」 欠席者(DNS入力された者)の一覧を出力します。 「3.ゴール時刻の出力(クラス別EntryNo)」 クラス別にゴール時刻の一覧を出力します。順序はエントリ順です。 全クラス指定の場合は、"ALL"または、"*"としてください。 「4.ゴール時刻の出力(コース別ゴール順)」 コース別にゴール時刻の一覧を出力します。順序はゴール順です。 全コース指定の場合は、"ALL"または、"*"としてください。 「5.クラスデータ出力(登録形式)」 クラスデータをクラスデータファイル(CLASS.IN)に合せた形で、 出力します。 「6.参加者データ出力(登録形式)」 参加者データを参加者データファイル(ENTRY.IN)に合せた形で、 出力します。 【成績データ出力】 現在の設定は以下のようになっています。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃ − 成績データ出力 −   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 1.クラス別データ集計   ┃  ┃ 2.成績表形式の出力(クラス別)   ┃  ┃ 3.クラス別データ集計(html形式)   ┃  ┃ 4.成績表形式の出力(クラス別html)   ┃  ┃   ┃  ┃ 5.公認大会様式データ集計   ┃  ┃ 6.公認大会様式の出力(クラス別)   ┃  ┃ 7.公認大会様式データ集計(html形式) 出力クラス _____   ┃  ┃ 8.公認大会様式の出力(クラス別html)   ┃  ┃ 出力先(File名):   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ E. 終了    ┃  ┃   ┃  ┃ 確認メッセージ   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ここでの選択は、主に成績表作成に関するデータです。参加者全員の処理 が終了した事(全員のデータが入力済み)を前提に内部の処理を行って います。従って、未入力者がある場合、集計結果などが正しくなりません。 ファイル名の指定では、指定したファイルへデータ出力を行いますが、 "LPT", "PRN"を指定すると、プリンタへ出力し、"CRT"とすると、画面への 表示となります。画面への表示の場合、一画面毎に停止し、適当なキーを 押すことにより、次の画面に移ります。また、"Q","q",[ESC]のキーを押す ことにより、表示は中断し、メニューに戻ります。 クラス名の指定では、"*"(複数文字に一致)、"?"(一文字に一致)が使用 できます。また、"ALL" とすると全クラス指定となります。 「1.クラス別データ集計」 クラス別の参加者数、欠席者数、入賞者数等の一覧を出力します。 「2.成績表形式の出力(クラス別)」 成績表に使用出来る書式で、クラス別の成績データを出力します。 この場合、欠席者は出力されません。 「3.クラス別データ集計(html形式)」 クラス別の参加者数、欠席者数、入賞者数等の一覧をhtml形式で 出力します。 「4.成績表形式の出力(クラス別html)」 成績表に使用出来る書式で、クラス別の成績データをhtml形式で 出力します。この場合、欠席者は出力されません。 「5.公認大会様式データ集計」 公認大会成績表の参加者データ一覧に合せた書式でのクラス別参加 者数、欠席者数、入賞者数等の一覧を出力します。 ただし、男女別の集計は行っていません。 「6.公認大会様式の出力(クラス別)」 公認大会成績表に合せた書式で、クラス別の成績データを出力しま す。 「7.公認大会様式データ集計(html形式)」 公認大会成績表の参加者データ一覧に合せた書式でのクラス別参加 者数、欠席者数、入賞者数等のhtml形式で出力します。 ただし、男女別の集計は行っていません。 「8.公認大会様式の出力(クラス別html)」 公認大会成績表に合せた書式で、クラス別の成績データをhtml形式 で出力します。 【CSVデータ出力】 現在の設定は以下のようになっています。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃ − CSV形式データ出力 −   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃ 1.参加者データ出力(クラス別)   ┃  ┃ 2.表彰対象の出力(クラス別)   ┃  ┃ 3.表彰状用の出力(クラス別 クラス,順位,氏名,,)   ┃  ┃ 4.入賞対象の出力(クラス別)   ┃  ┃   ┃  ┃ 5.クラス別データ集計   ┃  ┃ 6.公認大会様式データ集計   ┃  ┃ 出力クラス _____   ┃  ┃   ┃  ┃ 出力先(File名):   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃  終了    ┃  ┃   ┃  ┃ 確認メッセージ   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ CSV形式のデータ出力をまとめました。Wordの差し込み印刷等の他のアプリ ケーションへの読込みデータ作成を目的としています。参加者全員の処理が 終了した事(全員のデータが入力済み)を前提に内部の処理を行っています。 従って、未入力者がある場合、集計結果などが正しくなりません。 ファイル名の指定では、指定したファイルへデータ出力を行いますが、 "LPT", "PRN"を指定すると、プリンタへ出力し、"CRT"とすると、画面への 表示となります。画面への表示の場合、一画面毎に停止し、適当なキーを 押すことにより、次の画面に移ります。また、"Q","q",[ESC]のキーを押す ことにより、表示は中断し、メニューに戻ります。 クラス名の指定では、"*"(複数文字に一致)、"?"(一文字に一致)が使用 できます。また、"ALL" とすると全クラス指定となります。 「1.参加者データ出力(クラス別)」 表彰対象者のみCSV形式で出力します。出力形式は、次の形式です。 順位,クラス,エントリ番号,名前,かな,h:mm:ss,h:mm:ss,h:mm:ss, 参考,年齢,クラブ,県名 ここで、最初のh:mm:ssは、所要時間、次のh:mm:ssは、ゴール時刻、 最後のh:mm:ssはスタート時刻です。 未参加の場合、全ての時刻が "99::"になります。 棄権、ペナなどの場合は、所要時間、ゴール時刻が、 未ゴールの場合、 "99:99:" 欠席(DNS)の場合、"99:1:" 失格(DNQ)の場合、"99:2:" 棄権(DNF)の場合、"99:3:" 失格(CCL)の場合、"99:7:" ペナの場合、"99:5:ペナ数" となります。 「参考」は、参考タイムの場合 1, それ以外で、 0です。 また、全員ゴール済みで無い場合、最後に"【未確定】"が付きます。 「2.表彰対象の出力(クラス別)」 表彰対象者のみCSV形式で出力します。出力形式は、次の形式です。 クラス名,順位,h,mm,ss,クラブ,名前,エントリNo,仮No ここで時間表記のみカンマ区切りです。 全員ゴール済みで無く、確定してない場合、最後に"【未確定】"の 文字が付きます。 「3.表彰状用の出力(クラス別 クラス,順位,氏名,,)」 表彰対象者のみCSV形式で出力します。出力形式は、次の形式です。 クラス名,順位,名前,クラブ,h,mm,ss,エントリNo,仮No ここで時間表記のみカンマ区切りです。 全員ゴール済みで無く、確定してない場合、最後に"【未確定】"の 文字が付きます。 「4.入賞対象の出力(クラス別)」 表彰対象者のみCSV形式で出力します。出力形式は、次の形式です。 クラス名,順位,h:mm:ss,クラブ,名前 全員ゴール済みで無く、確定してない場合、最後に"【未確定】"の 文字が付きます。 「5.クラス別データ集計(CSV形式)」 クラス別の参加者数、欠席者数、入賞者数等の一覧をCSV形式で 出力します。 「6.公認大会様式データ集計(CSV形式)」 公認大会成績表の参加者データ一覧に合せた書式でのクラス別参加 者数、欠席者数、入賞者数等のCSV形式一覧を出力します。 ただし、男女別の集計は行っていません。 【スタートリスト・CC等】 現在の設定は以下のようになっています。  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃   ┃  ┃ − スタートリスト・CC等 −   ┃  ┃   ┃  ┃  1.スタートリスト出力(スタート用)   ┃  ┃  2.スタートリスト出力(掲示用)   ┃  ┃  3.スタートリスト出力(コース別)   ┃  ┃  4.分刻みリスト出力(コース別)   ┃  ┃   ┃  ┃  5.CC印刷(多摩フォーム)   ┃  ┃  6.CC印刷(OL-CARD)   ┃  ┃  7.CCラベル印刷(A4紙)   ┃  ┃  8.CCラベル印刷(連続紙) 出力クラス _____   ┃  ┃  9.速報用紙 印刷   ┃  ┃ 出力先(File名):   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┃  E. 終了    ┃  ┃   ┃  ┃ 確認メッセージ   ┃  ┃   ┃  ┃    エラー :  **************   ┃  ┃   ┃  ┃   ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ここでの選択は、主に参加に関するデータ出力です。 「CC印刷」と「速報用紙出力」が、ESC/P対応プリンタへの 直接出力となっています。 ファイル名の指定では、指定したファイルへデータ出力を行いますが、 "LPT", "PRN"を指定すると、プリンタへ出力し、"CRT"とすると、画面への 表示となります。画面への表示の場合、一画面毎に停止し、適当なキーを 押すことにより、次の画面に移ります。また、"Q","q",[ESC]のキーを押す ことにより、表示は中断し、メニューに戻ります。 クラス名の指定では、"*"(複数文字に一致)、"?"(一文字に一致)が使用 できます。(ex. M21* -> M21E, M21A1, M21A2,・・・ M*E -> M19E, M21E,・・・ ?21E -> M21E, W21E,・・・) また、"ALL" とすると全クラス指定となります。 「1.スタートリスト出力(スタート用)」 「2.スタートリスト出力(掲示用)」 「3.スタートリスト出力(コース別)」 コース別のスタートリストを出力します。 「4.分刻みリスト出力(コース別)」 コース別のスタートリストを出力します。 スタート者がいない場合でもスタート時刻を1分毎に出力します。 「5.CC印刷(多摩フォーム)」 コントロールカード出力に使用します。出力書式は「多摩OL製 C.C」(1990.5 初版)に対応しています。 位置合せに注意が必要です。 「6.CC印刷(OL-CARD)」 コントロールカード出力に使用します。出力書式は「OL-CARD用 C.C」(埼玉県 作成?)に対応しています。 位置合せに注意が必要です。 「7.CCラベル印刷(A4紙)」 コントロールカード貼付け用A4紙ラベル印刷を行います。 出力書式は後述します。 '-M'スイッチによるメッセージの印刷は対応していません。 「8.CCラベル印刷(連続紙)」 コントロールカード貼付け用連続紙ラベル印刷を行います。 8'x10'連続用紙に合せてあります。出力書式は後述します。 '-M'スイッチによるメッセージの印刷は対応していません。 「9.速報用紙 印刷」 所要時間のない速報用紙の出力です。このプログラムにトラブルが あって速報が出せない場合に備えて、事前に名前入りの速報用紙を 出力するための機能です。当初は安全のため、使われていました。 【印字形式】 CC用の印字形式は、以下に示すようになっています。 ■ CC印刷(多摩フォーム) コントロールカード出力に使用します。出力書式は「多摩OL製 C.C」(1990.5 初版)に対応しています。 位置合せは、印字開始位置が最初の印字位置になっています。 安全のため、実際の印字前にテスト印字し、印字位置の確認をお願い します。 ■ CC印刷(OL-CARD) コントロールカード出力に使用します。出力書式は「OL-CARD用 C.C」(埼玉県 作成?)に対応しています。 位置合せは、印字開始位置が最初の印字位置になっています。 安全のため、実際の印字前にテスト印字し、印字位置の確認をお願い します。 ■ CCラベル印刷(A4紙) コントロールカード貼付け用A4紙ラベル印刷を行います。 対象となるラベル用紙は、A4ラベル用紙(インクジェット用A−one 98235または、同型式のもの)です。 印字は、以下のラベル配置を想定しています。 (OLP尾上さんより情報提供) 用紙サイズ A4 上余白 12.5mm 下余白 13.5mm ラベルサイズ 70mm(横)×33.9mm(縦) ラベル配置 3列×8段(24枚) A4縦配置 ■ CCラベル印刷(連続紙) コントロールカード貼付け用連続紙ラベル印刷を行います。 対象となるラベル用紙は、8'x10'連続用紙(A−oneコンピュータ ラベル28091または、同形式のもの)です。 印字は、以下のラベル配置を想定しています。 (OLP尾上さんより情報提供) 用紙サイズ 8’×10’連続紙 上下余白  3mm 左右余白 15mm ラベルサイズ 84mm(縦)×38mm(横) ラベル配置 2列×6段(12枚) ラベル間隔  4mm 【データファイル】 データファイルは、行単位で処理されます。 行の先頭が "!"の場合、その行はコメントと見做されます。 何も書かれていない行も無視されます。 データは、クラスに関する情報と参加者に関するデータの二種類です。 クラスに関するデータは "@"か直接、半角英字(A-Z)で始まるクラス名から 始め、参加者に関するデータは、 "#"か直接、エントリ番号の数字で始めま す。 (先頭の "@", "#"は以前との互換性のためで、無くても可) 各々のデータは半角のカンマで区切ります。 ■ クラスデータファイルの形式(初期設定で、ファイル名:CLASS.IN) !---*++++1----*++++2----*++++3----*++++4----*++++5----*++++6----*++++7----* !クラス名 コース番号 表彰対象 入賞 規定 オフセット ! 一行で記述し、順位は#で始め、パーセントの場合は% ! *で上位3位の平均に対し、+は分単位での指定 &BASE_TIME=9 &LIMIT_TIME=180 ! @M21E,1,#6,#6,%150,0:00 @M21A,3,#3,%115,%150,0:10 !クラス名は半角、コース番号による順位の算出は現在行っていません。 !入賞は # で始まる場合は順位、 % で始まる場合は優勝時間に対する倍率(%) ! * で始まる場合は、3位までの平均に対する倍率(%) !規定は倍率と、分単位での指定が可能です。 !表彰/入賞/規定時間の設定で、省略または0を指定した場合、無しとなります。 !オフセットは、そのクラスの参加者の所要時間に一定の時間を加えるもので、 !上記例では、H21Aクラスに10秒加算されます。 !先頭の '@'は、省略可能です。 オプションデータの指定はクラスデータ定義の前に行い、"&"に続けてオプション 項目を示す文字と"="に続けてオプションデータを指定します。 現在、以下のオプションデータの設定が行えます。 基準時刻の変更 BASE_TIME = 新しい基準時刻を設定します。上記の例では "BASE_TIME=9"となっている ため、9時が基準時刻となっています。(ver 2.55追加) 処理可能な時間は、基準時刻+8時間の範囲です。 なお、指定のない場合の基準時刻は、8時です。 従って、指定がない場合は、8時から16時までの間の時間が処理可能です。 制限時間の設定 LIMIT_TIME = 新しい制限時間を設定します。上記の例では "LIMIT_TIME=180"となっている ため、180分(3時間)が競技の制限時間となります。(Ver 2.60追加) クラス毎に規定時間の設定が可能ですが、規定時間がこの制限時間を越えた 場合は、制限時間が規定時間となります。 例えば、制限時間が3時間(180分)で、規定が優勝時間の 200%で、優勝が 95分の場合、規定時間は 190分(3時間10分)となりますが、制限時間を越える ため、180分が規定時間となります。 制限時間の指定は最大で8時間以下とします。 '95年度施行の規定に準拠し、入賞・規定時間の算出を上位3位の平均から、優勝時間 に対する倍率に変更しました。この時、"%" の指定の代りに "*"の指定を行うと上位 3位の平均に対する倍率となります。また、スイッチ "-O"を指定すると、この意味は 入れ替わり、"%"で、上位3位の平均で、"*"が優勝時間になります。 ★ '95年度施行の規定には、入賞の設定が無くなりましたが、規定時間と同様に   優勝時間を基準に設定する場合を基準としてあります。 ■ 参加者データファイルの形式(初期設定で、ファイル名:ENTRY.IN) !参加者に関するデータ !---*++++1----*++++2----*++++3----*++++4----*++++5----*++++6----*++++7----* !エントリ番号 名前 ふりがな クラス スタート時刻 年齢 所属クラブ 県名 仮 #123,加藤 隆幸,かとう たかゆき,M21A,10:20:00,30,多摩OL,東京都,321 !番号,名前,ふりがな,クラス,スタート時刻,年齢,クラブ名 !番号はエントリ番号で、データの入力などはこの番号で行うことになります。 !名前・ふりがなは混在が可能です。半角文字を用いた場合の速報印字デザインが !充分でありません。 !クラス名は半角で指定します。クラスデータファイルでの指定が必要です。 !時刻は時分秒です。(秒・分の順に省略可) !先頭の '#'は、省略可能です。 !"仮"は、仮エントリ番号で、指定があった場合、データ入力画面に表示されます。 ■ 参加者データの仕様 ENTRY.IN、「参加者データ入力」で入力する参加者データの範囲は以下のとおり です。 最大データ数 1998名 エントリ番号 1〜60000[半角英数字] 氏名 8文字[全角] ふりがな 12文字[全角] クラブ名 8文字[全角] 県名 8文字[全角] クラス名 9文字[半角英数字] スタート時刻 [半角英数字] 年齢 1〜127[半角英数字] ただし、全てに最大サイズを使用した場合、出力桁数の制限などで、出力結果が 不揃いとなる場合があります。 ■ クラスデータの仕様 CLASS.IN、「クラスデータ入力」で入力する参加者データの範囲は以下のとおり です。入力データは全て[半角英数字]です。 最大データ数 78クラス クラス名 9文字 コース番号 1〜255 オフセット時間 ±30分以内 ■ 処理対象時間   標準での処理時間帯は、8時〜16時としています。   クラスデータファイルでの指定により、この時間帯は変更することができます   が、最終時刻が24時前(基準時刻は16時)となるようにしてください。 【制限事項】 ■ C.C.印刷での制限事項 A4,連続用紙でのタグ印刷に対応しましたが、以下の制限があります。 将来、改善する予定ですが、注意してください。 クラブ名の登録があり、参加者名とクラブ名の字数の合計が空白を含めて 以下の場合(全角換算)、印字が乱れます。注意してください。 ・A4サイズで、14文字を越える場合 ・A4サイズで、7文字未満の場合 ・連続用紙で、9文字未満の場合 ■ 速報印字での制限事項 参加者名とクラブ名の合計字数が長い場合の印字で速報データが複数行に渡る ことがあります。これは、印字ピッチを固定で行っているためです。将来、 見直す予定ですが、当面はご容赦ください。 ■ 使用プリンタに関する制限 起動時のスイッチで、PC−PR201の指定ができますが、CC印刷には 対応していません。注意してください。 ■ データ出力ファイル名に関する制限 データ出力先ファイル名は、16文字まで指定できますが、DOSの制限により、 8+3文字のファイル名に内部的に変換されます。注意してください。 これは、Windows上で使用した場合も同様です。 ■ 全コースに関するデータ出力 コースデータ出力で、全コース("ALL"または、"*")を指定した場合の処理は、 コース番号が1から連続している事を前提にしています。不連続の場合は、連 続している部分のコースデータしか出力しません。注意してください。なお、 個別指定の場合は問題ありません。 ただし、ゴール時刻出力の場合は、全コース出力とすれば、全コースの参加者 (=全参加者)のゴール時刻が出力されます。 ■ 名前、ふりがなに半角が混じった場合の処理 全て全角の前提で、書き始めたため、若干の無理があります。そのため、速報の 印字デザインなどに見苦しい点があるかもしれません。 【参考】 ■ クラス別データのクラスの出力順 複数のクラス別データを出力する場合、出力されるクラスの順序は、CLASS.INで 指定された順序で出力されます。また、RUN_DATAをマージした場合は、最初の CLASS.INで指定されたクラス順です。もし、順序を変更したい場合、希望する 順序の CLASS.INで、参加者無しの RUN_DATAを作り、この RUN_DATAにマージす るようにしてください。 【注意事項】 以下のことに注意して使用してください。 ・ HTML形式の出力は、2.78よりサポートしましたが、成績データの表形式 を容易に実現するために行ったもので、HTML規格に完全に準拠 しているかどうかは不明です。(作者の理解が不十分である事も 原因の一つですが) なお、動作は、Netscape 4.5上で確認して います。また、画面出力・印刷に関しては、単に出力を禁止して いないだけです。 ・ AT互換機での動作テストは、Win95/98上のDOSプロンプトで行っています。 このため、動作テストは十分とは言えません。以下の点に注意 して使用してください。 * ANSIのエスケープシーケンスを使用しています。 環境によっては、ANSI.SYS, $ANSI.SYS を常駐させる 必要があります。 * $PRNxxx.SYS 等のDOS環境でのプリンタドライバが常駐して いると、印字出力が正しく行えない可能性があります。 ・ プログラムを強制終了(CTRL-C, STOPキーなどで)すると画面の表示を 壊したまま、終了します。この場合、表示がおかしくなるだけ なので、慌てないでください。 再度、起動して正規の停止を行ってください。 また、カーソルキーなどのキーコードが異なるために、動作し ないプログラムが発生する可能性があります。ご注意ください。 この問題は、強制終了キー割り込みに対応することにより回避で きますが、現在、未対応です。 ・ 一人分のデータを入力する都度、ランデータファイルに書込むようにして いますが、MS−DOSがバッファリングするためにすぐにラン データファイルに反映されないことがあります。フロッピを抜く 場合、注意してください。ディスクキャッシュ使用時は、特に注 意する必要があり、リセットなどの操作を行った場合、データの 整合性は保証されません。 なお、[ESC]キーで、一旦、別のメニューに移ると、それまでの データは全てランデータファイルに反映されます。 ・ ランデータファイル(RUN_DATA)が作成された後のランデータファイルの追 加または、Entry.inの追加時に同じエントリ番号があった場合、 最初のエントリにデータ入力が無く、追加データがある場合、 データは更新されます。(Ver 2.67変更) ・ プリンタがオフラインの場合、 プリンタがオンラインになるまで、次のメニューに進みません。 この時、[ESC]キーを押すと印字を中止することが出来ます。 (一度で止らない場合は、2,3回押してください) ・ ゴール時刻入力の時の [HOME]キーは、入力領域の先頭にカーソルが移動し ます。[DEL](カーソル位置の文字削除), CTRL-G([DEL]と同じ), CTRL-K(カーソル以降削除)も使えます。 [INS]キーは、上書き/挿入の切換えを行います。 (デフォルト:上書き) ・ ローマ字付きは、ふりがなのローマ字変換を行いますが、ローマ字変換の 対象となるのは、〈全角かな〉と〈半角カナ〉のみです。英数字は そのまま出力されます。 ・ 現在、処理できる最大のデータ数は、2000人ですが、 900人程度 までしか動作の確認を行っていません。 なお、実用上の最大処理データ数は、大会の規模、運営等によって異なり ます。私の感覚的には、 通常のポイントOLで、大会運営とパソコン操作に多少の経験が ある人が操作する場合、500人程度。 ショート等のようにピーク時の集中が大きい場合は、減らし、 熟練した人が操作する場合は、多くすることができると思います。 実際の使用に当たっては、ピーク時の処理能力についての、充分な検討を お願いします。 【付記】 ■ 使用・再配布・変更について このプログラムは著作権を放棄していませんが、以下の条件のもとで、 自由に使用してください。(その他は使用者の良識に任せます) 1.変更を加えたときには、変更が加えられていることを明示してください。 2.このプログラムを使用したことによって生じた損害は、保証しません。 3.このプログラムに不備があっても、それを訂正する義務を負いません。 4.ソースリスト、このドキュメントを含むプログラムの全部、または一部を 無断で商品化することを禁じます。 ■ お願い 上記に示したように、このプログラムの使用は自由ですが、以下の事をお願 いしたいと思います。 ・OL大会大会でこのプログラムを使用した場合、大会プログラムまたは、 成績表に(片隅で結構ですので) "Freyaを使用した"と記載して頂ければ嬉 しく思います。 ・このプログラムに変更を加えられた場合、変更箇所をソースを含めて公開 してください。可能な限り新しいバージョンに反映し、機能の向上を計り たいと思います。 ■ バージョンアップ 私の関心と新しい要望が続く限り、バージョンアップは続きます。 ただし、次のバージョンの時期と内容については保証できません。 ★★★★【番外】★★★★ ------------------------------------------------------------------------------ 【プログラム内部設定】 ■ 処理可能データ 参加者数 2000名 [Freya.h : ENTRY_MAX] クラス数 80クラス [Freya.h : CLASS_MAX] ただし、ダミーがあるので各々2づつ引くこと。 スモールモデルで作成しているため、ENTRY_MAXの値を変更する際は注意。 ■ データファイル(RUN_DATA)の互換性 RUN_DATAの最新バージョンは、"FREYA285"で、Freya Ver. 2.85で変更され た。 なお、クラスデータ内の Top_ptrは現在、未使用であるが互換性のため、 残してある。(将来、別の用途で使用する可能性のため) 以前のバージョンは、 FREYA285 : Ver 2.85 - DNQ, DNS の内部コードの変更 Ver 2.56までは、9文字 FREYA282 : Ver 2.82 - ふりがなを12文字最大に変更 Ver 2.56までは、9文字 FREYA256 : Ver 2.56 - 参加者データに仮エントリ番号を追加 Ver 2.55までは、制限時間の上限値が7時間 FREYA255 : Ver 2.55 FREYA251の形式で、 クラス番号 0の Offset_timeに基準時刻 FREYA251 : Ver 2.51 - 2.54a ■ キーワードの扱い 基本的には、RUN_DATAのファイルの互換性を確認するためのコードであり、 ダミークラス(クラス番号 0)の Class_Name に格納し、RUN_DATAファイルに 保管している。起動時の引数で変更可としているが、プログラム上、特別な 意味はない。 ただし、変更すると、異なるバージョンの RUN_DATAファイルと見なされて その RUN_DATAファイルが使用できない場合があるので、注意すること。 ■ 時刻の扱い 内部では16bit符号無しの整数で処理する。 時刻は全て8時間(初期設定)のゲタ[Freya.h : Base_time] を履かせており、 8時より16時まで利用可能。(8時間を越えるものはエラーとしている) [K_tool.c : check_time()] なお、この Base_timeは、データファイルの指定で変更可能で、0時から、 17時までとしている。[Data_cnt.c : change_base_time()] この基準時刻は、ダミークラス(クラス番号 0)の Offset_timeに格納し、 RUN_DATAファイルに保管している。 ■ 所用時間 内部では 16Bit符号無しの整数で処理し、17 時間 4分まで処理可能。 (ただし、一部の計算では longの整数も用いている) 順位計算などのために最後の 4096(0x1000)秒分はペナなどの ダミー時間領域とし、本来の時間計算には用いない。 [Form.h] (2001. 2. 4 変更) 0 - 0xEFFF : 実際の時間 0xF000 - 0xFFFF : 順位計算などのためのダミー領域 0xF110 + Pena [Pena_BASE_TIME] : ペナ 0xF182 [DNF_TIME] : DNF (失格) 0xF185 [CCL_TIME] : DNQ (CCL) 0xF190 [DNQ_TIME] : DNQ (失格) 0xF1A1 [DNS_TIME] : DNS (欠席) 0xF8FF [NO_ENTRY_TIME] : 未参加(複数日大会用) このダミー時間を利用することにより、時間でソートするだけで DNQ・ペナ・DNF・DNSを一緒に扱うことが可能。 ■ 順位の決定 出力要求時にクラス毎に計算を行う。 参考タイム・代走は時間でソートするため、順位の並びに入るが、 入賞・規定時間の計算からは外す。 [Calcu.c : calcu_class()] ■ 入賞・規定時間の確定 Last_time[Freya.h] に最終ゴール時刻を入れる。 この時刻とその時点での最終未帰還者のスタート時刻を引き、トップまた は、3位までの時刻と比較する。[Calcu.c : calcu_class()] エントリ番号 0 での入力によっても、最終ゴール時刻は更新される。 [End of Freya.doc]