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男子 | 女子 | |||
1 | 松下睦生 | 京都4 | 稲毛日菜子 | お茶の水女子4 |
2 | 糸賀翔太 | 東京4 | 宮川早穂 | 立教3 |
3 | 深田恒 | 東京3 | 伊東瑠実子 | 東京3 |
4 | 福井悠太 | 東京3 | 五味あずさ | 金沢3 |
5 | 尾崎弘和 | 早稲田4 | 増田七彩 | 東京2 |
6 | 嶋岡雅浩 | 名古屋4 | 宮田優花 | 筑波3 |
・選手権クラス出場者(成績順・括弧内当時学年) | ||||
男子2名 | ||||
野本圭介(4)田中基成(2) | ||||
女子2名 | ||||
宮田優花(3) 直井萌香(2) | ||||
・一般クラス優勝者 | ||||
WUF 鈴木直美(1) |
2013年3月に行われた全日本大会で使用された「あわら迷図」で2014年度インカレロングは行われた。久しぶりとなる日本海側での開催で、バスをチャーターして片道7時間の移動となった。今年はオフィシャル(ヘッドコーチ)をOBの石松(生物卒)に依頼し、春から練習会を頻繁に行ってきた。人数の増加や組織改革による活気も相まって、昨年男女あわせ1人だった選手権に4人の選手が出場することになった。
MEは京都4年の松下選手が念願の優勝。WEはお茶の水女子の稲毛選手が3連覇を果たした。筑波からはWEに出場した宮田が初エリートながら6位入賞を果たした。大会の横山競技責任者も表彰式において「ノーマークだった」とこぼすほどで、宮田本人も驚きだったようだが、有力選手が大きなミスで沈んでいく中で、堅実に走り切ったことが功を奏した。WEでの入賞は2009年山本選手以来で5年ぶり、男女合わせても3年ぶりの快挙となる。MEでは田中が脚をつりながらも粘り21位、野本が競技中の負傷に苦しみ48位、WEでは宮田のほか、直井が力走の30位と完走した。
また、選手権クラスだけでなく、一般クラスも活躍が目立った。WUFで鈴木が1位、増山が2位の筑波ワンツーフィニッシュと筑波女子の強さを見せつけたほか、男子もMUL1で松井が3位、MUF3で前畑が5位で入賞し、選手権とあわせて計5名の入賞者を出した。複数名の入賞者を出すのも久しぶりのことである。
大会関係者や他大学からは「筑波大学の勢いを感じる」「とてもいい雰囲気である」などの声も聞かれた。FUTUREブルー主体のデザインに切り替わったOスーツの評判も上々。新生・筑波大学(オリエンテーリング部)としてスタートを切った2014年度の集大成となる春インカレに向けて好スタートを切ることができた。