OCAD8
IOFコントロール位置説明記号
2003年版
2002年12月6日         尾上俊雄(編集:木村佳司)

IOF2003 discriptions
「IOFでは、2003年よりコントロール位置説明記号が改訂されます。これは、ISOM2000に対応して変更されたもので、JOAにおいてもこれに準じて採用される予定です。

 OCAD8では、2002年12月現在、まだこの変更に対応しておりません。
 以下は、現在のOCAD8でこれを使用するための対処法です。
なお、これを使用する前に、IOF Control Descriptions 2003をIOFホームページ(www.orienteering.org)からダウンロードするなりして、よく読んだ上で実施してください。

なお、2002年西日本大会で配布したディスクリプションの説明を以下に掲載します。
IOF-discriptions_2003_tentative.pdf (132KB)

OCAD8への設定方法
IOF Control Descriptions 2003 の最終ドラフト(2002年11月)を
OCAD8.00において使用するには、下記のようにします。

(1) 以下のOCAD8用記号ファイルをダウンロードします。
LHA形式で圧縮されていますので解凍してください。
解凍されるとCourse Setting 2003.ocdというファイルが現われます。

ダウンロード用ファイル: course_setting_2003.lzh(23KB)

(2) ‘Course Setting 2003.ocd’を、OCAD8のフォルダ内にある‘Symbol’フォルダに入れます。

(3) OCAD8の‘新規ファイル’において、‘オリエンテーリングコース設定’を選び、‘Course Setting 2003.ocd’を指定して、IOF Control Descriptions 2003による記号セットを開きます。

上記によりOCAD8のコース設定において使用することができるようになります。

主な変更点と対処法
・変更・追加となった記号(岩石群、水槽、トンネルなど)は、記号としてそのまま使用できます。(削除された記号は削除しています)

・表示法が変更となったもののうち、記号の組合せ(交点、分岐)については、第2記号(E欄)では赤字のEのついた記号(道、小径など)を選択します。これにより、F欄で交点または分岐を選ぶことができます。

・E欄で第2記号として作成されていない線状記号(フェンスなど)は、上記に準じて作成してください。

・‘特徴物の間’(G欄)では、二つの特徴物をD欄およびE欄に記入することになっております。E欄でこれらの記号を選択できます。