オープンの通行不能地帯の表現

Q.
OCADで作図してますが、「オープンのC」(緑ベタに黄色のドットがかかるやつ)の書き方がわかりません。

A.
IOF規定では、4段階のDにあたる部分は、ラフオープンでもオープンでもそのまま緑ベタを重ねておけば、つまり、色の重ねあわせでOKです.

日本式に上記のような記号が欲しい場合は、以下のファイルをimport して下さい。出てきたオブジェクトは削除して構いません。

open_c.lzh (1.5KB)

そして、OCAD7では初心者には import なんて聞きなれないコマンドでも出来ますが、もっと簡単な方法があります。複数の地図をオープンし、copy&paste で記号設定もコピーされて追加されます。

OCAD6では、Fileメニュープルダウンの上から8番目importコマンドがありますのでそれを使用してください。
OCAD5以前のバージョンは対象外です。

Q.
上記ファイルをimportして作図してみました。が、プリンター出力
ではやはり緑ベタになります。Redraw時に黄色のドットも描画されるので分版するときにはおそらくうまくいくと思うのですが、今作図しているのはプリンター出力&カラーコピーを前提とした地図なので、そういう場合に使えるオブジェクトはあるのでしょうか?

緑のfill backgroundに白のドットを書いて、その上に黄色のドットを重ねたりとかしてみたのですがダメでした。どうも黄色よりも緑のほうが強いようで、いつも緑が上にきてしまいます。

A.
プリンター出力の場合は、新しい色を定義してやればすみます。
symbolからcolorsを選び、その中のcolorのボタンを押して、さらに出てきた画面のNewのボタンを押せば、新しい色の定義ができます。

また、colorsの画面で色の優先順位も変えられます。上記ファイルで定義した記号はドットの黄色がyellowになっていましたが、たぶんgreen, green2より優先度の高いyellow2にすればうまくいきます。

もうひとつの方法としては「YELLOW」よりも優先度の低い「GREEN2」を作った方が楽です。symbolのEditでfill colorを変えれば済むので。

 color設定は、元ファイルの設定が優先し、新たにimportしたファイルの設定とはならないのでもう一度自分の求めるものに設定しなおす必要があります。
 この辺は、イラストレータだと、新たに読み込んだファイルのパターン設定に変わってしまうのとは逆になりますね。