| ガケのヒゲを長くしたい | 
Q.がけの「ひげ」を長くしたい
| がけの「ひげ」を長くしたいのですが、
 (1) ある特定のがけのひげを長くする (2) 定義を変えて,ひげの長さの初期値(最低値?)を長くする 方法を知りたいのです。  | 
A. 可能な限りひげを伸ばさなくとも美しく描く?
| (1)についてはそこんじょそこらの方法では無理です。
 (1)-1 ひげだけを新定義して書き足す (1)-2 ひげストライプ面種を新定義して、ひげなしがけと組み合わせる (より美しいが難しい) の2つの方法のいずれかでしょう。
  (2)は、ひげだけの定義をEditしてみてください。
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A. 可能な限りひげを伸ばさなくとも美しく描く その2
| 日本で多く描かれているがけ
 (…でも切り通し法面とか急な斜面だったりする) は、エリートオリエンティアにとって必ずしもclearly Distinctなものとは思いません。またやぶに覆われていたりしているものも土がけに表記しているものが多く、これはきちんと植生をかけたRough Open Landなりで表記した方が適切だと思います。 次に、タグについては、多くの場合長すぎると思います。たとい、そのがけの法面長が20m 
 タグ付き土がけは、小さいものでも最低0.6mmだとしても水平方向9m(がけ幅も9m)の幅を持ちます。地図の視認性の観点から、許されるそして守られるべき誇張(exggeration)です。  描くと、実際には、かなり尾根は細ったりします。周りの特徴物との関係で、これをコンタなどと共に相互に調整し違和感無く地図に作図できることは、ある意味かなり高度?な調査技術でもあ
 他にも同色特徴物相互の最小間隔 (Minimum Gap=0.15mm約 2.5m)や、点状(線状)特徴物の大きさ、岩やこぶの直径、小径の太さ…なども、感覚的にも実際の数値としても知っていることによって、非常に美しい作図ができるようになります。  というわけで、タグを伸ばさないでも美しく描く…というのは、実際にあるがままにきちんと描くといえるかな?
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A. 主曲線か計曲線を使用する
| では、ISOM2000の定義と解説をば。
 106 Earth bank (土がけ)
 標準:
 解説:
 106.1 Earth bank line
 また、106.4 Earth bank tags line width 0.14mm, distance 0.5mm, angle1 90.0度の茶色のハッチを定義して、各記号ごとに方向を定めた面として使う。ただし、直線で高さが変化するものはよいが、斜面の方向が変わってしまう曲がったEarth bankには使えない。  「ひげを伸ばさなければならないような斜面はがけではなく等高線で表現すべし」ということを言っているように思います。林道の法面などは、等高線+rough
open landで表記するほうがしっくりくることもあると思います。がけで表現する特徴物を限定すれば、ひげを伸ばす必要も減るでしょう。
 ちなみに、
 201 Impassable cliff は
 Impassable cliff用のひげは別に定義しておいて(distinct cultivation boundaryをduplicateすればよい)のばすときに使えばいいでしょう。
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