EPSファイルを出力屋に持ちこみたい |
Q.出力屋にはEPSファイルを持ちこめばいいの?
今度、OCAD(ver7.04)で作図したパーマネントコースの地図を
版下にするんですが、地元の出力屋さんをさがしてお願いする つもりです。 版下にしたあとは、いつもお願いしている印刷屋さんに地図印刷してもらうつもりです。 黒・茶・青・黄の4色版の EPSファイルにして、持ち込めば、
また、一般的に、4色版の版下を作った場合、 値段はどのくらいかかるものでしょうか? |
A. EPSファイルで大丈夫。
大丈夫なはずです。
eps出力の際に、図枠の定義をユーザ定義からentire mapに変えてください。多分デフォルトではeps出力の場合は自動的にentire mapになると思います。それで、epsファイル出力でprintすればOKです。 但し、版下(フィルム)作成の際、出力屋ではプレビューすることが出来ません。ページメーカかクウォークに貼りつけて出力することになるのですが、実際にフィルムが出てくるまで何が出てくるかお楽しみ!?状態です。
また、それに対し、印刷用の外トンボを付けてくれるかどうかは、その出力屋に聞いてみてください。 ocadのeps出力を直接プレビュー可能にする(修正も可能)には、イラストレータ7以上で、eps解析機能を使うか、epsコンバータなどを利用することになります。(ちょっと古いし、バグもある、シェアウェア、辻村・尾上本の付録FDに添付) この辺のところをちゃんと確認したければ、校正刷り(色校、試し刷り)を出すのですが、その分コストアップします。事前に「完全原稿」なのが確認出来ていればデジタルの場合、校正刷りは要らないんだけどね。 えーと、そもそも印刷の話をしますと、版を焼く場合に、印刷屋にもよりますが、今は膜裏のポジフィルム(正ポジ)でフィルム出力しそれを「クワエ」以外の3方向の中心に向かうトンボで機械で自動的に中心に配置して刷版を焼くというのが一般的に採られている方法で、武揚堂みたいに、手作業でネガで図柄がはまっているかのチェックもしながら焼くというのは、むしろ地図等特殊な用途の場合に用いるコストのかかる方法な訳です。 したがってどのような場合も、中心に向かうトンボが厳密に正しく引かれている必要がある訳ですね。 150線(lpi)でA4だと、競争の激しい都内のプリントショップだと、1枚3000円強、多色刷りの場合の分版出力の場合に別にオペレーションチャージが必要な場合もあります。事前にファイル確認のステップがあるかどうか、出たとこ勝負で、とにかくどんな原稿であれ、出したものに対し代金を支払うのかは、各々のショップで相談して下さい。175線になるともっと割高ですが、普通のO-mapではそこまでする必要はないです。(でも武揚堂の出力は175線でやってます) (回答:山川克則) |