スキーオリエンテーリングの説明
 
このQ&Aは1999年2月のJ-Cupに参加する長野県オリエンテーリング協会の初心者の方からの質問とその回答を基に作成しています。
 
 
Q.どんな器具が必要なのですか?
A.スキーオリエンテーリングでは手はポール(ストック)を持っているので手で地図を持つ事はできません。そこで体に取り付ける事のできるマップホルダを使用します。
 専用マップホルダを使うと地図をくるくる回す事ができます。
マップホルダにコンパスも付いているので正置は可能です。
また胸に取り付けるタイプなので両手が自由になります。
これでポール(ストック)を使用することができます。
 ただしこのマップホルダは特殊で、入手も難しいし、数千円と高額なためちょっとスキーオリエンテーリングをやってみたいという初心者にはとりあえずクリアホルダで代用してはどうかと思います。
  
  
Q. マップホルダーをクリアケースで代用したいのですが・・
A.地図のサイズ次第です。地図を折ればA4でもいいんじゃないかな。クリアケースを首からかけるように穴をあけて紐を通したら便利だと思います。
首を絞めないように、ゴムがいいんじゃないかな。
コンパスを表面にテープでしっかり止めておくと便利かも。
  
  
Q. クリアケースにコンパスをくっつけちゃうのですか?
フットオリエンテーリングで使っているType3でしょうか?
そうすると正置とか直進とかできない気がするのですが。
A.基本的に両手がポール(ストック)で塞がりますので、フットオリエンテーリングで行うように親指で地図上の現在地を押さえながら走ること(サムリーディング)はできません。
またコンパス直進は使用しません。
スキーOでは直進技術はまず使用しません。地図の正置だけで充分です。

Q.どんな服装で競技すればよいですか?

A.もちろんクルスカントリースキー用のレーシングスーツがあればそれが一番です。
天気が良ければウインドブレーカーで充分です。ただしウインドブレーカだけだと靴に雪が入るのでスパッツがあったほうがいいかと思います。
アルペン用スキーウェアでは大汗掻きます。おすすめできません。