2001年度
地図調査講習会報告
2002年1月12-13日
 
地図調査講習会 報告
主催:日本学生オリエンテーリング連盟
主管:日本学連技術委員会
講師:羽鳥和重氏
担当:志村聡子

2002年
1/12(土) 場所:新宿スポーツセンター(東京都新宿区)
(地図調査に必要な知識についての講義)
参加者    学部学生        10名
        院生・地域クラブの方  9名

1/13(日) 場所:美杉台公園周辺(埼玉県飯能市)
(地図調査の方法についての現地講習)
参加者    学部学生         7名
        院生・地域クラブの方  6名

 
 
初日のみ参加の方の感想
 大変わかりやすい話し方で理解できました。出来ればレジュメがあって全体の流れが事前にわかればよかった。
 特に日本における間違った記号の使い方が説明されて良かったと思います。また、最小寸法の話は参考になりました。
 パソコンとプロジェクターによるその場での地図の修正など、説明の方法も良かったと思います。資料としてISOM2000の日本語に訳されたものが配布されるとなおよかったと思います。
 あと、講師の個人的な意見のところは、何かの機会で公表した方が良いと思います。現地調査に参加できないのが残念です。


 今日は不意の参加でしたが大変勉強になりました。小生オリエンテーリングを始めて日が浅いので、基礎力が足りなく、いきなり60Aの大会に参加して頭が白くなったりしたので地図の見方を聞いて大層参考になりました。ありがとうございました。
 今後若い人たちの仲間入りをしてオリエンテーリングを楽しんでいきたいと思います。


 非常に為になる講習だった。道、水系、通行可能度など間違って知っていた点が明らかになってよかった。ランナーとしてもためになったと思う。現地の写真などがあると、地図表記との対応がつけやすく、理解が更に深まったと思う。


・ランク6の道、切り開きに通行可能度を入れるのは知りませんでした。参考になりました。

2日間参加の方の感想
 地図調査の講習会は20年ぶりぐらい。今回の講習で自分の自己流の方法はかなりいいかげんなことがはっきりしました(マッパーからはあまり苦情はなかったが)。
 特に、外周からコンター等を全体的にとらえてゆく方法はよいと思いました。ありがとうございました。


 非常に勉強になり、大変面白い講習会でした。同様な講習会を数多く開催(かつ積極的に呼びかければ)すれば日本の地図の精度も大幅に向上することでしょう。講義・実技のバランスも良かった。ただ、全くの素人にも分かるようなレベル(手順を一から教えるなど)の講習会もあれば良いかもしれません。


 知識が非常に増えました。調査の手順もきちんと習ったことはなかった(というか、全然違いました)ので、後輩にも教えておきます。2日間ありがとうございました。


 調査が今まで曖昧だった部分がだいぶはっきりした。最近の状況や動向なども知ることが出来た。有意義だったと思います。


 地図調査経験のない私には、予想していたのよりとっても難しくて知らない用語ばかりだったのですが、地図の基本の作り方が(道の角度の取り方、原図というものがあってそれを使うこと)皆さんについてまわっているうちに教えていただけたりして、ちょっと分かりました。今回頂いた資料は、将来役立てたいと思います。


 かなり衝撃的だった。これをどうやって皆に教えればいいのだろうか。大変勉強になりました。


 マッパーとして悩むようなところをいろいろ解説してくれたのは嬉しい。結構知らなかったことが多くてためになった。


 地図を作る上で知識が正しくなかったり足りなかったりしていたのでとても助かりました。もう少し時間に余裕があったほうが良かったと思います。実地と講義と両方あったので楽しくやることが出来ました。


 僕は2日目の実際に山に入って調査する講習が良かったです。この講習で調査の仕方を大体知ることが出来た。僕の中でインパクトがあったのは、原図を元に調査し、原図が正しければそのまま使っていいということでした。わざわざ原図に書いてある道をもう一回コンパスと歩測でやる必要はなく、おかしいところだけを修正するというのが斬新でした。


 僕は調査のことに触れたのは初めてだったので、所々難しく、分からない点もあったが、調査についての知識も増え、とても役に立った。今まで常識だと思っていたことにも間違いがあるということも分かり、オリエンテーリングをする上でもためになった。将来、大会を開く上でかなり参考になりました。


 今までISOMをきちんとと読んだことがなく、また、調査も大学で教わった方法に我流が加わったいい加減な方法だったので、非常に勉強になった。全体的に時間が短めだったのが少し残念だった。また、完全な(調査を1度もやったことがない)初心者や、英語が苦手な方(地図記号に関する単語を英語ではなんと言うか一度も見たことがない方)には難しい内容だったと思う。


 今回は、地図調査講習会に参加させていただき、ありがとうございました。講師の羽鳥さん、コーディネートして戴いた志村さんに感謝します。僕は競技の面ではヘボですが、これから地図をもっと作っていきたいと思っているので、今回の講習会はとても役に立ちました。

 特に役に立ったのは、地図記号の実寸の話です。恥ずかしい話
ですが、今まではあまり意識していなかったのですが、地図記号の大きさが、現地で何メートルになるか、これからはちゃんと考えていこうと思いました。
 それから、等高線を最後に書く、という方法です。今まで、地形を表現するための等高線を最初にがんがん書いてしまっていましたが、それよりも高さを意識した調査を肝に銘じていきたいと思います。

 その他、今回の講習会に参加して得たものはとても多かったで
す。ただ、一つ残念だったのは、学連の主催(?)にもかかわらず、学生の参加者が少なかったことですね。これだけ価値のある講習会だったので、なおのこと残念。とはいえ、自分が学生だったころを考えると、なかなかこういったことには足は向かないかな、とも思います。2日間、どうもありがとうございました。


 講習会お世話になりました。有り難う御座いました。時間の都合で最後まで受講出来なくて残念でしたが、おかげさまで色々学ぶことが出来ました。
 オリエンテーリングを始めて30年を経ました。昭和54年に手書きの地図調査・作図の講習を受け、試行錯誤しながら自分で調査をし、作図をしてきました。JOA(JOLC)に地図調査・作図講習会の開催要請をしてきましたが、いまだ実現していません。そんな
中、今講習会を受講して得るものは大きかったと思います。思い込みで調査・作図をしていたことを自覚した講習会でした。有り難う御座いました。


 言われてみれば当たり前のことですが、オリエンテーリングの地図は、エリート選手がオリエンテーリングするのを基準に作られる、ということがわかったことが収穫でした。地図に情報を落とすのも、表現するのも、逆に地図から情報を得るのにも、それが基準となるのだということがはっきりしたことは、これからオリエンテーリングするのに必ず生かされると思います。
 地図調査まったくはじめての人から、何枚も手がけてきた人まで、いろんな人が集まっていたのも面白かったです。オリエンテーリングとか地図とか、人を繋ぐものだと思いました。今回参加のみなさんが作る地図、是非走ってみたいです。
 あと、一日目の最後に高橋善徳くんから出た質問、私もそう思いました。世界のエリート選手が走らない地図はどうなんだろう? ということ。「白がヤブかった」なんて言われちゃうのは嫌だろうけど、でもやっぱり、目指すのは1つのルールにのっとって作られた地図がたくさん出来上がることなんだろう、と思います。
 これから地図を作る多くの人に、今回のような情報が提供されるといいなと思います。貴重な機会をありがとうございました。