菅平牧場
長野県真田町 2003年8月現在
 

根子岳山腹の地図
地図名 調査
年月日
目的 縮尺
等高線
間隔
通行
可能度
表示
地図
サイズ
作図
菅平牧場 2002年 2002年度
インカレショート大会
全日本リレー大会用
1:10,000
5m
4段階 A3
タテ
CAD
+GPS
根子岳・
四阿山山麓
1997年 Nagano-3days大会用
(JOA公認 長野大会)
1:15,000
5m
3段階 A3
タテ
ペン
作図
日本ダボス 1996年 1996年度
インカレショート大会用
1:15,000
5m
3段階 B4
ヨコ
ペン
作図
Sugadaira 1998年 1998年真田町・菅平高原国際
スキーオリエンテーリング大会用
(長野オリンピック文化プログラム)
(IOFカテゴリA大会)
1:10,000
5m
なし
スキー
A4
変形
CAD
 
根子岳山腹テレイン
根子岳山腹には複数枚のO-mapが過去に作成されている。その歴史を振り返ってみよう。


 1996年まで朝日新聞社主催の「公認朝日オリエンテーリング大会」というものが開催されていた。当時この大会は関東甲信越ブロックの持ちまわりで開催されていた。1997年は長野県がその担当となっていた。この大会にあわせて菅平高原のテレインを地図化することが計画されていた。
 しかし、1996年にて朝日新聞社はオリエンテーリング主催から撤退する。そこで1997年は長野県オリエンテーリング協会の単独イベントとして、菅平高原での大会を実施することになる。さらに1998年に開催された長野オリンピック関連行事として、国際スキーオリエンテーリング大会を誘致することになる。


 1996年、そのテレインの一部を切り出した形でまず、「日本ダボス」の地図が作成された。これを1996年のインカレショート大会にて使用した。


 1997年、テレインを南に拡張し、「根子岳・四阿山山麓」の地図が作成された。この地図はJOA公認長野大会に使用された。


 1998年、これらの地図資産を利用する形で菅平高原国際スキーO大会が開催された。この大会は長野オリンピックの文化プログラムに位置付けられた。さらにIOF(国際オリエンテーリング連盟)のカテゴリA大会に位置付けられ、世界のトップ選手が競い合った。この時作られた地図が「Sugadaira」である。この地図はスキーO用の地図。


 2002年、開催危機に陥った全日本リレー大会とインカレショート大会を2days企画で行うために再び根子岳山腹のテレインが再調査された。「根子岳・四阿山山麓」の地図の中から、リレーとショートコースで使用する範囲だけをピックアップして再び地図化したものが「菅平牧場」である。今回からは調査にGPSが利用できるようになり、牧場内部の精度が各段に向上している。

  

交通
自家用車
 
上信越自動車道「上田菅平IC」より30分 または
上信越自動車道「須坂長野東IC」より30分
駐車場
 
菅平高原国際リゾートセンター50台
その他高原内部駐車場多数
 
施設
公園施設 菅平高原国際リゾートセンター
宿泊施設
 

 

菅平高原内部に多数
問合わせ:
菅平高原国際リゾートセンター
Phone 0268-74-2003
レストラン 菅平高原内部に多数
 
テレイン説明
 菅平高原には現在多くのO-mapが存在するが、もっとも面白いと評判なテレインがこの菅平牧場である。

 テレインの殆どはスキー場と牧場地域を中心とするオープンの多いテレインである。これらの草原の通行可能度は非常によく、快適なオリエンテーリングを楽しむことができる。
 しかし、スキー場はともかく、牧場地域は普段は立入禁止のため入ることができなかった。そのため、大会の時のみ特別に使用されるテレインであった。

 しかしながら2000年夏より、地元菅平高原旅館組合と地主との話しあいの結果、使用されていない牧場の一部が常時オリエンテーリングで使用することができるようになった。
 この地域は「芝牧区道上」と呼ばれ、根子岳・四阿山山麓の地図の中ではもっとも面白いといわれる部分である。

   
 

芝牧区道上の使用マニュアル
オリエンテーリング合宿における芝牧区道上の使用マニュアル
平成12年7月15日制定

1.芝牧区道上のエリアをオリエンテーリングの合宿に使用する場合は事前に所定の届出用紙にて、菅平高原旅館組合(菅平高原国際リゾートセンター内)に届出をしてください。
届出用紙 (Excel2000ファイル 17KB)

2.届出は、合宿の団体代表者または宿泊先の菅平高原旅館組合員が行ってください。
3.使用料は一日あたり1人200円とし、事前に人数分を菅平高原旅館組合(菅平高原国際リゾ−トセンター内)にお支払いください。
4.支払いと交換にオリエンテーリング専用の入山券(半券)をお渡ししますので各人携行し料金所で提示の上、入山してください。
5.宿泊先の旅館組合員は遵守事項を十分説明し、トラブルのないようにしてください。
6.使用に当たっては牧場の作業に支障のないように注意し、指定された駐車場に駐車の上で徒歩による入山をしてください。また自然保護に心がけ、火気厳禁を厳守してください。
7.遵守事項を守らない場合は、使用の禁止・制限があります。以後の牧場使用ができなくなることを考えてルールをお守りください。
8.トラブルが生じた場合は、団体及び宿泊先の宿で誠実に対処し、速やかに菅平高原旅館組合に連絡してください。
9.利用可能期間は4月15日-11月15日です。