全日本リレー大会

日時:平成15年11月23日(日)
場所:茨城県那珂郡那珂町『常陸戸村』  
 
○ME 立花−元木悟−金田−薛孝太郎
【監督の思惑】
 例年通りエースを2走に配置。ここまでで上位に立てるかどうかが入賞への鍵となるが、今回はチーム史上初めて終盤も計算できる布陣を敷けたので、食らいつけば何とかなるかもしれない。確実に1桁順位は狙えるチーム。
【レース展開】
 1走立花が若干出遅れるが、さほど致命的ではない。エース元木は堅調なレース運びで実質ライバルとなる京都・北海道・宮城・静岡2あたりに次ぎ入賞ラインから3分ぐらいと十分狙える圏内に浮上。周囲が少しずつ脱落していく中、3走金田はビジュアルを6位で通過し、最終的には5位京都と3分弱の差、6位宮城と秒差で7位のゴール。アンカー薛は宮城に引き離されるも京都を捉えるが、アンカーに加賀屋を擁する東京2に抜かれ惜しくも入賞ならずの7位となった。
○WE 蓬莱−薛収子−元木友子−上松
【監督の思惑】
 エース元木友子以外はいかんせんブランクが長いが、実績のある2・4走はまあ何とかやってくれるだろう。展開は1走の蓬莱がどの程度の遅れに抑えるかにかかってくる。4人そろえたチームはそうはいないだろうから、泥仕合の中抜け出す展開になれば、入賞も十分狙える。

【レース展開】
 1走蓬莱がトップから20分近くの遅れと苦しい出だし。2走薛収子は堅調に走るも上位との差を詰めるには至らず、入賞は厳しい展開に。3走元木友子はエースらしくビジュアルまではすばらしい走りを披露するも上位との差は依然として縮まらず。更に、ゴール後に痛恨のペナ発覚。一応確認に行くが隣接ペナとあればどうしようもない。上松の結果を待たずして失格となってしまった。最終的なゴール順位も10位前後とあまり芳しいものではなかった。全般的に冴えないタイムで、3年連続の入賞はならなかった。
○MS 須田−木村−矢島
【監督の思惑】
 例年吹っ飛んでる須田がどのような走りをするかがポイント。また、オリエンテーリングを始めて3レース目となるアンカーの矢島がどのような走りをするのかにも注目が集まる。計算できる選手は木村のみなので、順位よりも各人がどのようなレースをするかが目標。

【レース展開】
 1走須田が過去最高と思えるタイムで木村につなぐ。42分と言うタイムはあの神奈川の杉山に次ぐすばらしいタイムだ。木村もさほど崩れることなく堅調にアンカーにタッチ。初リレー、初選手権、初e-カードと初物づくしの矢島には少々厳しかったか?結果ペナ2で終わってしまったが、これは来年に向けての糧としてほしい。
○ME2 丸山−加々美−鳥川−飯島
【監督の思惑】
 そもそも水戸まで何をしに行くかなんていうまでもないこと。町に繰り出すかどうかは展開次第だが、一応レースもあることだし打ち上げの予定もあるのでおそらく部屋飲みになるだろう。一般クラスはゲストも含め最強のサポートメンバーをそろえているので期待は大きい。翌日がレースだなんて考えることのないような奮起を期待したい。

 ちなみにレースはどういう展開になってもいいから、最後は団長の胴上げで締める。よって閉会式前には帰ってこれるように。

【レース展開】
 まずミーティング前に数人で軽く一杯。おかげでミーティングは絶好調。ミーティング終了後は、即部屋飲みに移行。黒田、木村のカナダ土産である高級ワインをこぼすという失態を犯す。どこからともなく追加されてくるビール。JPNを持ち込んでいなかったのは痛かったせめてもの救い。本館新館の往来が午後11時以降できないという予想外の制約により「ここで一旦お開き」っぽくはなってしまったのだが、残ったのは団長・監督・加々美・黒田に加え井上・盛田・榎本と言った最強のサポートメンバー。隣室の神奈川県からの苦情にめげることもなく、メガネについて熱く語るなど水戸の夜は更けていった。

 なお余談だが、レース当日はスタート枠でこそ会心のプレイを披露したものの1走・2走とも順調に遅れ早くもウム濃厚な展開に。そして3走鳥川も期待を裏切ることなく、めでたくウムスタートとなった。アンカー団長は80分とタイムと想定どおりでゴール、見事閉会式直前に団長の胴上げで締めるという当初の目標を達成した。
【総括】
 ま、総じて面白い大会だったと言うことです。何度も言っているように、大会なんてのはひとつのネタ。それをどう料理するかと言うのは、参加者の腕しだいなのです。

以上コメント:丸山茂樹(監督)