全日本リレー長野県代表選手 選考結果を発表いたします。
多数のみなさんの本セレクションへの参加ありがとうございました。
1.トータス大会(9/12) セレクションレース
【BLACK-3】
7 0:59:50 丸山茂樹(ME) ※
16 1:03:52 片瀬泰幸(ME) ※
18 1:05:55 川合勝久(ME)
19 1:06:18 山本雄一(MJ) ※
23 1:12:26 加藤芳昌(ME)
25 1:13:13 黒田幹朗(ME,MJ) ※
30 1:15:27 稲本美郎(ME)
31 1:17:11 島崎和彦(ME)
33 1:17:1 戸上学 (ME)
37 1:19:49 出口淳一(ME,MJ)
41 1:21:56 倉澤勝美(MJ)
44 1:25:17 前沢典明(ME)
45 1:26:26 飯島邦彦(MJ)
49 1:36:15 黒木誠 (MJ)
53 1:44:30 山本泰之(ME)
59 2:16:00 中山正道(MJ)
DNS 石井博和(ME)
薛孝太郎(ME)
元木悟 (ME)
新垣良憲(ME)
【Brown-1】
10 1:00:01 渡辺裕子(WE) ※
16 1:01:42 高橋美和(WE) ※
22 1:04:21 池田祐子(WE)
26 1:06:35 三浦千鶴(WE)
29 1:08:51 中込裕子(WE)
31 1:09:36 原陽子 (WE)
34 1:10:36 山浦友子(WE)
43 1:20:19 出利葉理子(WJ) ※
45 1:20:50 松澤理子(WJ) ※
50 1:24:44 小林啓子(WJ)
59 1:32:49 斎藤裕美(WJ)
DNS 前沢晃子(WE)
薛収子 (WE)
広田さやか(WJ)
■トータス大会男子セレクションクラスLAP■
片瀬 川合 前沢典 稲本 島崎
1 13:41 16:47 12:55 13:01 13:11
2 1:36 1:23 1:51 2:07 2:34
3 6:00 4:02 4:33 4:52 5:37
4 3:51 3:50 4:33 6:42 7:18
5 4:33 6:04 5:14 5:07 6:19
6 4:59 4:47 9:00 5:37 5:13
7 8:20 6:50 7:30 8:34 8:01
8 2:24 2:37 2:06 2:36 3:27
9 3:00 3:54 7:45 9:20 6:11
10 5:42 4:36 6:24 4:01 *
11 4:47 4:29 5:01 4:37 *
12 3:25 2:55 3:47 3:42 16:52
13 0:42 2:54 * 1:11 *
G 0:41 0:47 1:33 1:00 1:50
63:41 65:55 72:12 72:27 76:33
<積算タイム>
片瀬 川合 前沢典 稲本 島崎
1 13:41 16:47 12:55 13:01 13:11
2 15:17 18:10 14:46 15:08 15:45
3 21:17 22:12 19:19 20:00 21:22
4 25:08 26:02 23:52 26:42 28:40
5 29:41 32:06 29:06 31:49 34:59
6 34:40 36:53 38:06 37:26 40:12
7 43:00 43:43 45:36 46:00 48:13
8 45:24 46:20 47:42 48:36 51:40
9 48:24 50:14 55:27 57:56 57:51
10 54:06 54:50 61:51 61:57 *
11 58:53 59:19 66:52 66:34 *
12 62:18 62:14 70:39 70:16 74:43
13 63:00 65:08 * 71:27 *
G 63:41 65:55 72:12 72:27 76:33
<Top Lap>
片瀬 4
川合 7
前沢典 2
稲本 1
※セレクション1位通過の丸山君は、LAPをAuto Clearしてしまったそうです。
<講評>
全般的に男子はアタックミスによるロスタイム、巡航速度の遅さが目立ち、LAPは
低調である。
S→1 スタート直後のUPを伴う長い道走り区間。アタックが難しい。
川合は、アタックミスで+6'の大きなミスを犯し、圏外へ。
他のランナーも登り区間での巡航速度が遅い。
1→2 コンパス直進によるショートレッグ。
2→3 道走り後のアタックが少々難しい。(コンタ1本下る。)
片瀬は+2'のミス。
ここまで安定したLAPを重ねている前沢典がTopを堅調に維持。
3→4 上手くAの林を抜け、コンパスを振って、浅い沢にアタック。
稲本、島崎は遅れ気味。
4→5 下りレッグの小凹地ポスト。アタックは丁寧に。
全員、30"?2'のアタックミスを犯している。
5→6 下りを一気に走って、ファインなアタック。
前沢典は、+4'の大きなミスを犯し後退。
TOPは3番以降の下り区間で順調にLapを重ねている片瀬へ。
6→7 6と同じく一気に走って、ファインなアタックをする。
C薮に負けない気合いも必要である。
TOPの片瀬+1.5'のミスをするもTOPの座は変わらず。
7→8 10番までの3レッグは、技術力を要求される終盤の勝負区間。
上位陣は8番は上手くこなした。
”緩い尾根のへり”、”前方のB薮”情報を上手く捉える地図
読みができている。
8→9 B薮をきる500mの直進レッグ。
片瀬が速い。川合は、アタックミス +1'。
前沢典は、遅刻スタートの影響か、体力切れで迷走。
9→10 緩いUPを伴う直進区間。
直進に高い精度は要求されないはずだが、稲本以外は隣接ポストへ
行った模様。上位陣は一様にタイムロスしている。
体力的にきつい終盤においても、基本動作はしっかりとしたい。
10→11 川沿いを小径を上手く使いながら下るレッグ。
11→12 小径のつなぎが少々難しいが、走るだけのレッグ。
9以降走力を生かして少しずつ追い上げた川合が、片瀬を逆転して
初めてTOPへ躍り出る。
12→13 会場グランドのラスポへ。
川合は、会場への小径をスルーしてショートイベントのテープ誘導を
辿ってショートのラスポへ行くという痛恨の凡ミス、再び圏外へ。
13→G グランド1周、最後の走り。
セレクションを通過した片瀬が速い。
最後まで走りきる集中力を保った片瀬の気合い勝ち。
道走り区間が多く、ポストへのアタックを課題としたコースセットであった。
コースTOPは、52'で走っているだけに、通過の2人(丸山59'30"、片瀬63'52")についてもタイム的には大きくもの足りない。
ミスタイムを差し引くと、丸山は50'前後のタイムを出せるはず。本人も十分その
ことを自覚しており、本番では見違える走りをみせてくれるだろう。
片瀬については、巡航速度が遅いこと(OL手続き速度の遅さ)と、3,7,10といっ
た一見簡単に見える反面、ポスト廻りのコンタ読みが要求されるレッグに課題を持っ
ている。今後は、上記の点を課題とし、確実にクリアしていってもらいたい。とはい
え、片瀬は大学3年生であり、歴代のME長野県代表の中でも最年少選手。今後の成
長に大きく期待したい。
また、補欠選手に選考された川合、前沢典にもLAPからそれぞれに明確な課題を見
つけることができる。(敬称略)
■トータス大会 女子セレクションクラス LAP■
渡辺 高橋 池田 三浦 中込 原
1 9:56 10:32 10:17 10:49 10:44 12:31
2 8:20 8:55 10:20 8:43 8:50 9:22
3 7:12 7:40 5:18 7:25 12:32 9:19
4 1:42 1:52 1:46 2:01 2:14 2:20
5 9:05 9:39 9:51 12:33 10:02 10:01
6 5:24 5:16 6:03 5:35 5:52 6:08
7 3:16 3:58 4:31 3:39 3:35 3:58
8 2:35 1:26 1:31 1:50 1:46 1:41
9 4:49 5:01 6:14 6:00 5:14 5:37
10 5:50 5:23 6:07 5:50 6:07 6:23
11 0:45 0:49 0:55 * 0:51 1:10
G 1:00 1:05 1:23 2:31 1:00 1:01
59:54 61:36 64:16 66:56 68:47 69:31
<積算タイム>
渡辺 高橋 池田 三浦 中込 原
1 9:56 10:32 10:17 10:49 10:44 12:31
2 18:16 19:27 20:37 19:32 19:34 21:53
3 25:28 27:07 25:55 26:57 32:06 31:12
4 27:10 28:59 27:41 28:58 34:20 33:32
5 36:15 38:38 37:32 41:31 44:22 43:33
6 41:39 43:54 43:35 47:06 50:14 49:41
7 44:55 47:52 48:06 50:45 53:49 53:39
8 47:30 49:18 49:37 52:35 55:35 55:20
9 52:19 54:19 55:51 58:35 60:49 60:57
10 58:09 59:42 61:58 64:25 66:56 67:20
11 58:54 60:31 62:53 * 67:47 68:30
G 59:54 61:36 64:16 66:56 68:47 69:31
<Top Lap>
渡辺 8
高橋 3
池田 1
<講評>
女子は、インカレで実績を積んできた若手による大激戦となった。
S→1 登りレッグ、様々なルートチョイスの可能性がある。
渡辺は沢を迂回し、道廻りのルートチョイスを選択しTopへ。
原が2'30"ほど出遅れるが、他は順調なスタート。
1→2 上手く道をショートカットすると速い。
コントロールへのアタックだけは丁寧にしたい。(要注意)
池田が2'のミス。
2→3 男子の4→5と同一レッグ。
池田が男子比120%の好ラップ。
他は、いずれも+2'は遅い。
特に、中込は+7'。この後良い走りをしているだけに悔やまれる。
3→4 尾根の縁沿いを下るショート直進レッグ。
大きく差はつかないが、渡辺、池田が速い。
ここまで2分の僅差で、渡辺、池田、三浦、高橋の順。
4→5 林を直進で越え、道をつなぐ中盤のロングレッグ。
地図読み、巡航速度の速さが要求されるが、TOPは渡辺。
三浦は+3'のミスを犯し、後退。
5→6 道を走りAの林の中の岩にアタック。
高橋がTOP LAP。
ここまで2位の池田は、体力切れか、これ以降遅れ気味。
6→7 終盤の最大の勝負どころ。
主尾根のコンタを見つつ、確実にチェックしたい。
しっかりコンパスを振って、丁寧に攻めたのか大きくミスしたものは
いないが、池田が1'遅い。
後半も順調にLAPを重ねる高橋が2位浮上。
7→8 尾根を直進で越え、小凹地にアタック。
TOPの渡辺は、エイミングオフをして上から丁寧に攻め、+1'。
しかし、この堅実なルートチョイスが渡辺の強さの一つの秘訣か。
8→9 小径への乗り換え点を逃さないように注意。
渡辺、高橋、中込が速い。
9→10 道をつないで会場付近へ。
高橋が3個目のTOP Lap。
10→11 会場グランドのラスポへ。
上位の渡辺、高橋はここでも他よりわずかに速い。
11→G グランド1周、最後の走り。
女子のセレクションは男子と異なり、高いレベルでの戦いであった。(10min/km)
結果としては、大きなミスをせず、終盤までスピードを維持した信州大学OGの渡
辺、高橋がセレクションを通過した。
渡辺は、常磐インカレ7位の好調を維持している。セレクション1位通過にふさわ
しいTop Lap 8個をあげる完勝のレース運び。
2位の高橋も大きくミスしない安定した走りを見せた。長野県代表も今回で2回目
となり、安定感のある走りが期待できる。
奈良インカレ5位の池田は、前半渡辺に肉薄する走りを見せたが、後半失速。スタ
ミナ切れか、惜しいレースであった。
二週間前、渡辺・高橋に勝って会内杯(OG杯)を取り絶好調の三浦は、今回は細
かなミスを重ね敗退。技術的な課題が幾つか残っていると思われる。
”八ヶ岳に来るたびに走れる体に戻ってくる”という中込は、3番の1ミス
(+7')が痛恨となる惜しいレースであった。
社会人1年目の原は、トレーニング不足か巡航速度が全般的に落ち、精彩を欠い
た。学生時代同様のトレーニング量を積めば、走りも戻ってくるだろう。
山浦は、大きく発散した模様。山中でのスピードではメンバー中No.1であるだけ
に、スピードコントロールが最大の課題か。
WJの出利葉、松澤、小林、斎藤は、WEのTopに対して+20'以上とまだまだ発展
途上。全日本リレーWJを1つの登竜門として、今後のインカレ、学生OL界での活
躍を期待したい。(敬称略)
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