菅平高原スキーオリエンテーリングイベント2001
2001年317日()-18日(
長野県菅平高原
ごあいさつ

長野県オリエンテーリング協会  木村佳司



 このたびは菅平高原スキーオリエンテーリングイベント2001にご参加いただき、誠にありがとうございました。

 1998年に日本初のIOFのカテゴリA国際大会「真田町・菅平高原国際スキーオリエンテーリング大会」が開催されました。世界のトップ選手を菅平高原に迎えて行われた競技では、その素晴らしいパフォーマンスを私達に見せてくれました。
 そのトップ選手が競ったテレインでもう一度スキーオリエンテーリングをやろうとしたのがこのイベントです。昨年もこのイベントを企画したのですが、あいにく当日の悪天候から急遽中止とさせていただきました。今年はそのリベンジということで、2日間の日程を組みました。たとえ1日が中止になっても、もう1日は競技が出来るだろうと考えたのです。

 結果的には2日とも天気に恵まれまして、競技を行うことができました。1日目は気温も低く雪も締まっており、非常に良いコンディションの中、テレイン内を自由にスケーティング滑走できたと思います。
 2日目はワンマンリレー方式の競技としました。これは競技地域の面積を広く取ることができなかったからなのですが、運営している私達から見ると、競技の進行状況が良く判り、非常に楽しかったです。特にMAクラスの上位は秒差の争いとなり、最初にフィニッシュレーンをくぐるのは誰か?と予想しながら運営していました。参加側も運営側も楽しいイベントになったと思っています。

 今回、参加者が20名程度と非常に少なかったのですが、これは参加者の顔が見えるイベントになったということで、これもまた良いものでした。ここ数年、長野県OL協会は大きなイベント開催が多いのですが、こうした小規模なイベントこそが、今の長野県オリエンテーリング協会の運営規模に適合しているのかもしれません。

 今回は自家用車などが無いと参加が不便であったため、ご迷惑をおかけした参加者もありましたが、この場をかりてお詫びしたいと思います。

 最後に、本イベントにご協力いただきました、菅平高原カントリー倶楽部、牧場関係者の皆様、菅平高原旅館組合と各宿所の皆様、菅平高原オリエンテーリングクラブの皆様がたに感謝したいと思います。