長野県オリエンテーリング協会報
2002年度No.1
2002年08月25日


INDEX
総会のお知らせ
会費納入のお願い
2001年度の活動報告
平成13年度総会 議事録
信州スカイパークでナイトO練習会
第3回 全国一斉オリエンテーリング大会長野会場
クラブカップ2001
全日本リレーOL大会 長野男子9位、女子6位
24回関東甲信越地区オリエンテーリング推進会議報告
全国オリエンテーリング指導者協議会報告
25回関東甲信越地区オリエンテーリング推進会議報告
パーマネントコースの現状について
今後の予定について
事務局移転のお知らせ
編集後記



総会のお知らせ
長野県協会 総会を以下の通り開催します。
翌日の菅平高原でのオリエンテーリングも含め多くの皆様のご参加をお待ちしています。
出欠の状況を把握したいので、同封の葉書にて出欠を鳥川まで提出してください。
なお総会に欠席される方は必ず委任状を提出してください。

〒393-0081 下諏訪町社129 4‐18 鳥川秀司
torikawa@orienteering.com
(同封のハガキまたはE-mailで)

平成14年度長野県オリエンテーリング協会 通常総会
日時:9月14日(土) 19:30-21:00
場所:菅平高原 ホテル白樺荘(駐車スペースあり。)
議題: 平成13年度事業報告/決算報告
    平成14年度事業計画/予算案
    役員改選
    その他

総会前後の予定表
(15日)菅平ロゲイン大会
(16日)全日本リレー大会トレーニングコースでOL。
この3日間は全日本リレー大会に向けてのトレーニングとして合宿を行います。ぜひご参加ください。

宿泊の斡旋
総会後に宿泊斡旋を希望する方は鳥川までご連絡ください。



会費納入のお願い
2002年度の会費の徴収を行っています。皆様の会費で、この会報の発行が行われています。

会費振込先
郵便振込口座 00520-9-30241 加入者名 鳥川  秀司
会費  一般3000円、学生2000円、団体3000円



2001年度の活動報告
協会報の発行が編集者の多忙のため、約1年ぶりとなってしまいました。申し訳ございません。ここで、2001年度の協会の行事を一挙に報告いたします。


平成13年度総会 議事録
(1)平成12年度事業報告
 議案書に基づき元木理事より報告。
 質疑
 (宮澤理事) 菅平で毎年6月第一日曜にファミリーミニOを開催している。アピールの意味もあり活動に追加してほしい。(追加、今後は後援行事とする方向。)

(2)平成12年度決算報告
報告書に基づき鳥川事務局長より報告。
会費の未納が多く、繰り越し金が大きく減少。

質疑
 過去の大会の収益である繰越金に頼った運営では?
 会費未納者を名簿より削除していくことも必要では?
 会費の徴収率が上がれば、繰越金に頼らない会計運営は可能か?

(鳥川事務局長) 
 昨年の会費の徴収については、働きかけが足りなかったこともあり、徴収率が低かった。駒ヶ根の地図収入減も大きい。順調に会費が集まれば、会費のみによる運営は可能。未納者の整理は過去にかなり行ったが、協会の発展、収入安定のためには、会員の増強こそが必要。

(3)平成13年度事業計画
  1.全国一斉OL大会長野会場について
  2.県協会、主催、共催、後援事業について
    ・7人リレー 後援としていたが教育委員会などへの後援申請の関係上、共催へ変更。水篶刈大会も併せて共催へ切替の方向で水篶刈と調整。
    ・塩尻市小野上田区運動会、セイコーエプソン労組事業などへの講師派遣などを追加
    ・菅平ファミリーミニOを後援へ追加
    ・3月にSKI−Oを菅平で計画中。
  3.JOAより2級ディレクターの更新講習会の依頼あり。
    12/22本協会で会場を確保する。(4年に1回受講が必要。)
    県内に数名しか対象者がいない。対象者が他県にて受講するならば開催不要とのこと。会場確保は可能と思われるが、参加者が見込めない旨JOAへ打診する。(鳥川→結果、中止)
  4.パーマネントコース現状調査
   パーマネントコースについての問い合わせがあるが、現状が不明。調査が必要。とりあえず管理先に対し電話にて聞き取りを行う。

(4)平成13年度予算計画
 繰越金を減らさないよう予算化。全日本リレー参加費は¥0。
 
(5)その他
 1.全日本リレー長野県選手団選考方法について
   水篶刈大会にて選考予定。
 2.平成14年度全日本リレー長野菅平大会について
 3.平成14年度全日本学生選手権ショート大会について
    13、14、15年度と静岡県を含む国体開催県が全日本リレーの開催を返上。長野に開催の打診があった。
    1.インカレショートを同時開催
    2.既製MAPのリニューアル
    3.11月連休の菅平で開催
   などを条件に開催引受を検討中。地元菅平は歓迎の意向。

   会計面などを再検討しJOAに対し折衝。最終の引受可否は、木村理事、元木理事に一任。菅平窓口は菅平OLC斉藤氏
  
 4.平成14年度競技者登録について
   鳥川事務局長にてとりまとめ。7月末締切。



信州スカイパークでナイトO練習会
日時:2001年6月23日(土)
場所:信州スカイパーク
信州スカイパークでナイトO練習会を行いました。
走った人にはなかなか好評なナイトオリエンテーリングでした。

(9名)
1  菅原 琢    0:19:20  9controls
2  高橋美和  0:22:00  9controls
3  島崎和彦  0:31:13  11controls
3  加々美健朗 0:31:13 13controls

暗い中、おつかれさまでした。
信州スカイパークはナイトOが手軽にできる長野県では数少ない場所だと思います。(木村)



第3回 全国一斉オリエンテーリング大会長野会場
日時:2001年6月24日(日)
場所:信州スカイパーク(長野県松本市)

★ファミリー(グループ)4×4 2列ビンゴ(10組)
1  目黒一夫組          須坂市           0:39:12
2  カブ隊高橋まみ組    BS松本4団カブ隊  0:47:17
3  カブ隊1組          BS松本4団カブ隊  0:51:30

★ファミリー(個人参加) 4×4 2列ビンゴ(4組)
1  清水潔      横浜OLクラブ    0:26:03
2  加藤芳昌    長野県OL協会    0:33:22
3  平島勝彦    入間市          0:49:39

★チャレンジショート男子  6300m 17controls(14人)
1  鈴木健一郎  22  あみだせ21    0:37:19
2  橋本八州馬  47  岐阜県OL協会  0:39:14
3  加藤芳昌    33  長野県OL協会  0:40:29

★チャレンジショート女子 6300m 17controls(4名)
1  出利葉理子  23  長野県OL協会  0:45:06
2  小林啓子        長野県OL協会  0:56:48
3  片山保子    28  つくばROC     1:01:39

★チャレンジロング男子  10300m 26controls(25人)
1  菅原 琢     36  多摩OL        0:44:24
2  安斎秀樹        三河OLC       0:46:20
3  和久田好秀  27  静岡OLC       0:47:20

★チャレンジロング女子 10300m 26controls(5人)
1  菅原裕実    41  多摩OL         1:00:53
2  植野由香    21  北海道教育大学 1:01:23
3  山浦友子    25  長野県OL協会   1:02:31

目黒です。
雨降りにどうなることかと思いましたが、ビンゴoは家族で楽しめました。
またチャレンジは体調不良でショートでしたが、これまた大いにお父さんだけ楽しんでしまいました。
木村さん、運営のお手伝いの方々ありがとうございました。
あの後、スカイパークの一部ですが、みなでじっくり楽しみました。
馬の姿を家族に見せようとぐるっと車で回ったりしましたが、なかなか思うような所へ行き着かずに、下道で帰りました。
松本は素敵な公園がいっぱいあっていいね、というのが結論でした。

丸山です。
この一ヶ月はトレーニングをほとんど行わず、かなり普通の人としての生活を送っていました。まあ、しばらく休むのもいいのかなーとは思っていたので、正直そんなに気合い入れて走るつもりはありませんでした。ということで、土曜の夜は死なない程度にちょこっと本気を出してしまいました。まあビールしか飲んでないしそんなに大したことはないでしょう。で、この程度なら全然大丈夫だと。長野県協会大したことない、これなら十分通用するなと、自信がつきました。まさに2年前の松坂のような心境です。

須田です
木村さんはじめ、みなさんお疲れさまでした。全国一斉オリエンテーリング大会 長野会場のチャレンジ・ショートに参加させていただきました。長男が陸上競技の方に参加だったので、まずそちらに行って大慌てでタープを張ったり、先生と連絡を取り合ったりで(先生が携帯を持っていなかったので探し出すことから大変でした)、OL会場にはぎりぎりに乗り付けました。しかもぜんぜんうっかりしていて、スタートに数分送れる始末。
11ポまでは順調でしたが、そこで90度の勘違い。勘違いの原因は恥ずかしいのでナイショ。でも、間違ってうごめいているトコで、「ラグビーの会場はどっちでしょ?」道を尋ねられ、「こっちにまっすぐ」と確信を持って答えましたが、90度違ってたのよねぇ (^^;)ごめんなさぁい m(_ _)m

木村です
・雨のちピーカン
  朝、目覚めると雨。あちゃー。これで参加者半減かなー?とりあえず準備だけは進めよう・・・そんな気持ちで最後のコントロール設置を雨の中で傘をさしながら行った。午前8時、集合地点のあづまやには私一人。雨はますます激しくなり、なんだか寒くなってくる。しかしながらこんな天気にも関わらず、徐々に人は集まってくる。ボーイスカウトの参加者も雨に負けずに来てくれた。嬉しい誤算だった。ここから天気は急速に回復する。10時のファミリーコースのスタート時間までには傘が不要となった。そして11:30のチャレンジコースのスタートでは暑さが復活し、14:00の競技終了時刻では、あたりはすっかり真夏に変わっていた。

・Face to Faceの運営
今回の運営は殆どシステム化することなしに、木村の個人的運営体制で行った。しかしながら多くの参加者が運営に回ってくれることで、この人数の参加者を受け入れることができた。スタートでは一人一人地図を手渡したりと、結果的にFace to Faceの運営になったような気がする。良く言えばFace to Face、悪く言うと、非システム化運営。予想以上のエントリがあったのでこうした運営体制も破綻しかけていた。

・クチコミとインターネットのメディアミックス
今回のイベントは実はたいして広報活動を行っていない。長野県オリエンテーリング協会のメンバーに呼びかけたのと、メーリングリストやインターネットのwebサイトで必要な情報を簡潔に見やすく発信しただけである。クチコミに勝る広報手段はない。この事実を今回も再確認することになった。しかしクチコミだけでは正確な情報は伝わらない。情報の確認やエントリのためにはインターネットのwebサイトが要である。「クチコミとネットのメディアミックス」これこそが今までの、そしてこれからの、最も効率的なイベント広報の姿かもしれない。

・大反響、ロングパークO
今回のイベントで特筆するべきは、そのコースの長さである。信州スカイパークというパークOでありながら、10kmを超えるチャレンジャブルなコース設定が多くのアクティブオリエンティアのチャレンジャースピリットを煽った。今まで「ありそうで無かった」このロングパークOFというスタイル。これからもどこかで実現してみたいと思う。

・「名古屋でもいいですか?」
今回のイベントに飛行機で参加してくれたのが城森さんである。城森さんは大阪伊丹空港まで徒歩わずかの距離に住んでいるそうだ。使った公共交通機関は飛行機のみという。しかし当日の朝は悪天候。飛行機は伊丹空港を飛び立つことになったそうだが、松本空港の天気が悪いので搭乗前に「もしかしたら名古屋空港に着陸することになります。」と念を押されたらしい。大会終了後、爆音とともに大阪へ飛んでいった。

・オリエンティアの意地?
今回参加者の注目株は、松本市在住の大内さんと駒ヶ根市の桑原さんであった。大内さんは長谷川カップ山岳耐久70kmの優勝者。桑原さんは八ヶ岳トレイルランで初日ポールポジションを取ったレーサーである。しかも両者とも共通しているのは、オリエンテーリングの経験自体が少ないこと。しかし、この日のオリエンテーリングは平野部の公園ということで、地図読みのハンディは少ない。オリエンテーリングレースを中心に活躍するレーサー達にどれだけ迫れるのか楽しみでもあった。大内さんは初めてのオリエンテーリングにも関わらず見事4位に入る大健闘。上位はオリエンテーリング経験者が何とか面目を保った。木村の見た中で、最終コントロールからフィニッシュまでのダッシュが素晴らしかったのは、4位に入った今福さん、2位の安斎さん、1位の菅原さん、そして4位の大内さんだった。

・4.3分/km の高速レース
今回のトップの巡航速度は4.3分/km。これは普通のオリエンテーリングレースに比較するとぶっちぎりの速さである。森の中の通常のレースはトップでも6-7分/kmはかかるもの。この速いオリエンテーリング感覚は快感だっただろうか?

・信州不健康ランド
大内さんや桑原さんに負けないように走るぞ、前日言っていた、長野県オリエンテーリング協会のランナー達であったが、レースが始まる前から壊滅状態であった。大会前日には長野県オリエンテーリング協会の総会を行った。信州スカイパークでビンゴOの地図を使ってナイトオリエンテーリングを楽しんだ。ここまでは超健康的。その後の宿は信州健康ランド。スポーツの後は風呂に入る。健康的。しかし健康ランドの中には朝まで営業している宴会場がある。その後一同はとても不健康な状態へと突入していったらしい。ああ信州健康ランド。施設に罪などない。私は見た。大会会場で清算している手に握られた、とても長い長いレシートを。

・最後に皆さんありがとう
木村は時々信州スカイパークに遊びに来ている。「ここでオリエンテーリングできればきっと楽しいだろうな。」そう思い立ったのがこのイベントの発端である。地図作成も準備も楽しくやらせていただきました。私の作成した地図を皆さんが真剣に歩いて、走ってくれて、そして喜んでくれて、私はとても満足しています。参加いただいた皆さんありがとう。

さて、大会後にe-mailにてご意見などいただきました。まずはクレームから列挙します。

・表彰式をきちんとやって欲しい
(木村)昨年、このイベントはそれほどの参加者が居なかったので成績発表だけの簡単な表彰式くらいしか考えていなかったのがいけなかったようです。今年は予想を上回る参加者が居て、特にビンゴオリエンテーリングでは多くの子供達が参加してくれました。この規模になると、やはり表彰式をきちんとして子供達をきちんと評価してあげないといけないですね。
しかし、参加者が多くなれば多くなるほど、事前準備では競技を成立させることだけを中心にマンパワーを使いました。木村の平日の帰宅時間が遅いので、賞品も買うことができなかったというのが実情です。次回はこの点を改善して、もっと皆さんに喜んでもらえるようなイベントにしたいと思います。

・凹地コントロールでのフラッグの置き方が悪い
(木村)チャレンジコースで使用した凹地のコントロールの置き方に、クレームがかなりありました。これは申し訳ない! と謝るしかありません。
凹地の底は全面ジャリ状になっており、パンチ台を立てることができませんでした。周囲に木も無いのでフラッグを吊るすところもないし・・・そこで椅子のようなものにフラッグを吊るして、凹地の底に置いておこうと考えました。しかし朝に設置した時は大雨状態。適当な椅子もなかったので、フラッグを近くの草に縛っておいたのですが、これがとっても見えにくいものとなりました。チャレンジコースのそこまでのハイペースなレースの中で、このような低いフラッグ設置はそぐわなかったですね。反省です。

・当日のスケジュールとか確認の意味も込めて掲示して欲しい
(木村)いろいろ判らない事が多かったと思います。すいません。ここまで気が回っていませんでした。

今度は大会の感想です。
複数の方から色々と感想をいただきました。

・チャレンジロングは平坦な場所とは思えないほど変化に富んだ場所にポイントが隠されていて、けっこうだまされました。
(木村)オリエンテーリングって、正確な地図と競技場所さえあれば、そのときそのときの工夫でいかようにも楽しめるという特徴があります。こうしたプランニングを考えるのも主催者の楽しみのひとつです。

・運営は専従が木村さん1人だけ+長野県協会若干名+私たちもお手伝いといった状況でしたが、何とかなるものです。シンプルイズベスト。地図とコントロールだけ提供すればあとは何とかなるものです。いや、参加者の方で何とかしなきゃいかんのです。大会運営のお手本を見たような気がしました。
(木村)運営協力ありがとうございました。感謝です。ここまで言えるのはホントにオリエンテーリング大会のベテランだからです。ただ、あの(手抜き)運営をお手本にはしないでください。
今回の参加者は充分運営に協力的でした。やはりボーイスカウトは統率力があります。ホント助かります。クチコミで参加された皆さんは、ゴミを出したり、迷惑行為をすることはまずありませんし、トップアスリートの皆さんはあの長いコースにもかかわらず、途中で果てて捜索隊騒ぎを出すこともありませんでした。

・松本には素敵な公園があるね
「2年前のアルプス公園でのイベントといい、今回の信州スカイパークといい、松本にはオリエンテーリングができる素敵な公園が多いね。」という感想を何人からかお聞きしました。私もそう思います。実はミニオリエンテーリングができそうな市街地に近い森がもう2箇所ばかりあります。そのうち趣味でO-map化するかもしれません。その時はまたお付き合いください。ただ、信州スカイパークは実は半分は塩尻市なのです。

・ARDF
(木村)今回はアマチュア無線関係の方のクチコミネットワークも強力だったようで、この情報ルートで多くの方が参加してくれました。新井さんはARDF競技専門で、オリエンテーリング自体は初めてだったようですが、チャレンジロングコースをあのタイムで回ってこれれば大したものです。アマチュア無線を使用した電波探索競技、いわゆるFOXハンティングをよりオリエンテーリングに近い競技に進化させたものです。実は木村もアマチュアの従事者免許歴は25年になります。中国地方に居住していたころは地域クラブにも入っており、6m-and-downコンテストではアンテナを山頂に設置して上位の常連クラブでした。(おっとマニアックになってしまった)
ARDFも普通のオリエンテーリングとは違って、頭がパニックになるほどの面白さを持っています。今でも時々参加させていただいています。



クラブカップ2001
2001年9月8日
水篶刈(みすずかる)大会
場所:伊那市鳩吹公園
信州大学オリエンテーリングクラブのOB有志で構成する、オリエンテーリングクラブ「水篶刈(みすずかる)」がお送りするオリエンテーリングのイベントが行われました。場所は木曽山系と伊那の河岸丘陵の平地林が接する場所です。ここは「ますみの森」と呼ばれ、市民運動で保護され、伊那市が保全に積極的に動き始めている地域でもあります。ダイナミックな木曽山岳系の地形とゆるやかな平地林を組み合わせた本格的なコースが提供されました。

2001年9月9日
クラブカップ7人リレー大会
場所:伊那市鳩吹公園
全国でクラブ日本一を決める大会として、毎年1000名近くのエントリがあり、日本で最も成功しているオリエンテーリングイベントです。7人チームで参加するイベントですが、参加選手に年齢制限や性別の制限があり、お年寄り?から女性まで幅広く強い選手を揃えたクラブが栄冠を手にしました。日本のオリエンテーリングの夏を代表するイベントとなりました。運営はRMOサービスと水篶刈が行いました。

成績表
クラブカップ
1 多摩OLA 4:24:00
2 渋谷で走る会A 4:26:47
3 京葉OLクラブA 4:35:55
4 横浜OLクラブA 4:44:54
5 三河OLC-B 4:51:37
6 つくばROC-B 4:55:23

ベテラン
1 OLP兵庫-C 3:09:30
2愛知OLC-A 3:19:55
3サン・スーシV 3:34:19



全日本リレーOL大会 長野男子9位、女子6位
2001年10月28日 岐阜県関町
監督兼団長 鳥川
恒例の全日本リレー大会が岐阜県で行われました。今年で10回目になるこの大会ですが、参加者の減少は激しく、また、運営する県がなかなか決まらない中での開催でありました。しかし、長野県選手団は例年、この大会に向けてチーム作りをしてきています。また、長野県出身の学生とのコンタクトを維持する絶好の機会となっています。そして、この大会がチーム一丸となって取り組む大会であっただけに、何としてもその伝統を切らさないように、そして盛り上げていきたいと思いました。
しかし、昨年、監督を務めてくれた丸山君が急遽、病気になってしまい、エントリー直前になっても盛り上がりませんでした。そこで、鳥川が急遽、(エントリーの前日)団長として取りまとめをしていく事となりました。しかし、その当時、なかなか時間が取れず、チームとしてまとめられるのかな?という不安がよぎっていました。そんな中、女子は元木(友)さんが中心となって4名のメンバーを集めてきてくれました。なにしろ女子は選手登録の段階で4、5名しか登録者がおらず、正直言って、エントリーを諦めていただけに、このメンバー集めは有難かったです。男子は社会人2名、出身学生2名とバランス良く、集まってくれました。男子シニアは当初、3名揃っていたのだが、最終的に2名が病気・怪我で欠ける、という状態で棄権となりました。
一般クラスも昨年より人数は少ないものの複数チームがエントリーできました。この段階では「昨年ほどは盛り上がらないけど、なんとか形にだけはなるな」という気持ちでした。

開会式は長良川国際会議場という長良川沿いのたいへん立派な会場でした。しかし、開始時間が例年より遅く(夜7時スタート)、「このままでは夜の懇親会(飲み会)ができなくなるじゃないか」という事だけが心配の種でした。上位を狙う県は、懇親会等無く、当日に備えて早く寝るのですが、中堅である長野県は当然、懇親会付きです。ここで皆打ち解けて、リラックスムードで大会に臨むのが常道なのです。しかし、開会式終了後、宿に着くと9時過ぎており、夕食を摂った時は既に10時を回っていました。仕方がなかったので、懇親会は希望者だけとなりました。非常に心残りでした。

さて、当日は青空会場にも関わらず、いまにも雨が降ってきそうな空でした。そんな中、会場内の東屋を素早くゲットし、雨で濡れる心配が無くなりました(誰が取ったんだろう)他県の羨ましそうな顔はいまだに忘れられない。

さて、男女エリート1走がついにスタート。「ああ、ようやくここまで来たなあ」とひとり感激していました。男子1走は立花(早稲田)。彼はニューフェイスであったが、学生界ではエリートとして名を馳せているらしい。安定的な走りで2走元木にタッチ。元木は言わずと知れた長野のエース。順位を位上げた。例年、2走元木で順位を一気に上げる作戦を取っているが、今年もその作戦が的中した形でした。さて、3走加々美。彼は筑波大出身の実力者であるが、結婚直後、という事で、若干精彩を欠いたレースをしてしまいました。そして4走降旗(東大)。彼は昨年から長野エリートとしてこの全日本リレーに参加しています。しかし、入賞が難しくなってきた中で、高いモチベーションを維持するのは難しい事であり、結局総合9位。昨年と同じ順位でした。6位とのタイム差はあるが、展開によっては入賞も可能な力を持っている事は確かだと感じました。

さて、女子1走は岡田。エントリー前日に急遽、無理を言って参加してもらいました。結果的にこれが好結果を呼び込む事となりました。順当な走りでタッチ。順位こそそれ程良くないものの上位との差は無く、十分に1走の重責を果たしました。2走は元木(友)。女子チームの纏め役をしてくれたが、レースでも会心の走りを見せてくれました。5位に上昇。この時点で女子の初入賞が見えてきて、俄然、長野県チームは盛り上がりを見せました。さて、3走、4走は現役学生が務めました。3走は上松(筑波)。インカレで数々のメダルを取っているエリートです。本人自身は練習不足、と言っていたが、3位に浮上する好走を見せてくれました。この時点で3位。まさかこの段階で関東の強豪を押さえて3位に位置付けているとは誰が予想しただろうか。長野県チームはだれもがその興奮を押さえる事ができませんでした。そして4走は植野。OL暦は短いが走力があり、良い展開になれば力を十分に発揮するだろうと考えていました。植野も好走も見せ、ビジュアル区間までは誰にも抜かれる事無く3位で通過。(このビジュアルは全体の80%位のところにあった)皆大騒ぎして、植野のゴールを待ったが、その後のポストでミスをし、6位でのゴールとなった。しかし、他県の強豪エリートランナーとの対決の中で立派に重責を果たしてくれました。

さて、女子初入賞!で今年の全日本リレーは幕を閉じました。来年度は地元長野県での開催。男子はエース元木が運営で欠ける中、どうやって入賞を目指して行くのかが課題である。女子は今回以上の順位(出来れば3位以内?)を目指してチーム作りをしていってほしい。いずれにしても多くの方々が地元開催の全日本リレーに参加して、そして運営して共に楽しみましょう。ではまた来年!!

山浦@です。
昨日は皆さんお疲れ様でした。心配していた雨もそんなに降らず、本当に良かったです。また、今回女子WEで初めて表彰台に立ててとてもうれしかったです!!実は開会式にプログラムを見た時点で4人がちゃんと回ってくれば入賞はできるだろうなと密かに思っていたのですが、やっぱり何が起こるかわからないのがリレーなので、由香ちゃんがゴールに姿を見せるまでずっとどきどきしていました。それぞれの持ち味を生かした計画どうりの走りができてとても満足しています。ありがとうございました。

私個人のレースの感想。今回ずっと京都チームとパックで走っていたのですが、ふだん誰かと走るという事がほとんどないからか、ゴール直前まで相手のペースに飲まれて、あまり冷静に地図をよんでいなかった感じがしました。また、準備をしてきたとはいえ、後半かなりバテていたので、これから長い距離を走る公認大会も増えてくるし、もう少し持久力をつけたいなと思いました。

と、まあ色々思うところの多い大会でしたが、来年はいよいよ菅平なんですねー。来年はもっと上を目指して、運営&大会がんばります!

最後になりましたが、今回の大会に遠距離(関東以北)から参加した学生さんが何人かいたこともあり、その人達の交通費を一部負担してあげようということで社会人の方からカンパを募ったところ、多数の方からご協力を頂きました。この場を借りて御礼を申しあげます。ありがとうございました。それでは。

立花です。
 全日本リレーお疲れ様でした。少々ふがいない一走でしたが楽しく走ることができました。 やはりエリートは難しいですね。1回のミスが致命的になってしまいました。来年に向けて精進あるのみです。また来年も声をかけてくださいよろしくお願いします。それでは。

木村です。
みなさん全日本リレーおつかれさまでした。鳥川くんは忙しい中、色々と準備をしていただきありがとうございました。私自身はほとんど事前準備ができずに臨んだ全日本リレーでしたが楽しむことができました。クラブカップを運営していることが多い私にとって全日本リレーというのは純粋に楽しめるリレー大会です。またいつものメンバーと違う組み合わせで選手団を組めるところもとても楽しいと感じるところです。もちろん女子選手権、初入賞おめでとう。来年も男女とも上位を目指して集まりましょう。

加々美です。
全日本リレーお疲れ様でした。今回は、友達の結婚式のために、前日の宿泊に参加できなくて残念でした。やはり、全日本リレーは前日みんなで泊まって士気を高めて、望むというのがいいですね。レースの方は、途中間違えた沢を下ってしまい、5分以上のロスをしてしまい、その後リズムに乗れず散々な結果に終わってしまいました。準備不足が最大の原因でしょうか。とにかく、今年はぜんぜんだめでした。来年は、地元開催ということでしっかりと準備して望みたいと思います。練習しっかりとしないと、太りそうだし。今年は若いメンバーが代表となって、正直、チームの実力が読めませんでした。しかし、立花君、降旗君の今年の走りをみて、このまま行けば来年はいいチームができそうです。当然僕もメンバーを狙います。来年の全日本リレー楽しみにしています。それでは。

岡田です。
皆さんいろいろありがとうございました。正直言って先週は仕事が忙しくてよく眠れなかったので土曜日は結構疲れていました。岐阜市は想像以上に遠かったし…でも楽しかったのでまた機会がありましたら声をかけてください。

降旗です。
去年に続いて2回目の参加でしたが、楽しみにしていた前日の夜の飲みに参加せず、残念でした。かなり眠かった&どうしても走っておきたかった、ということでやめておきました。どうもすいません。そのかいあってか、当日は体力的には結構いい感じでした。しかし、序盤でつぼってしまい、その後しばらくリズムに乗れなくてだめでした。全く人に会わなくてリレーらしさを感じられなかったのが原因かもしれません。来年は4走まで競ったリレーをやりたいですね!立花は来年が楽しみだし、ぼくは今年で卒業…。ということで、もしかしたら来年は遅くなってるかもしれませんが、今のところ来年もやる気十分なので、来年もエリートを狙います!女子が入賞してとても嬉しかったです。おめでとうございます。来年は男女ともに入賞したいです。それに毎年一般クラスは強いですねー。メダルうらやましいです。全然取りとめも無いですが、いろいろとありがとうございました。来年もよろしくお願いします。



24回関東甲信越地区オリエンテーリング推進会議報告
開催日:平成13年9月22日・23日
会場:群馬県松井田町勤労者会館
出席者:鳥川

1. 関ブロ内のクラブ連絡会議の実施について
埼玉県より前回、ブロック内のクラブ連絡会議を設けるとの提案があり、決議されたが、皆さんの時間が取れず、集まれない状況なので、この提案を取り下げたい旨の提案があり、承認された。

2. 関東高校生OL連盟への支援について
高校生のOL界の停滞に対し、何か支援できないかが議論された。各都県ごとに機材の貸出しなど出来ることをしていく事になった。

3. OLフェスティバルの今後の取り組みについて
各都県に開催予定を聞いた。しかし、現時点ではどの県も余力が無い。次回までに各都県ごとに開催できるか検討してきてもらうこととなった。

4. 競技規則2000年版について
問題点について検討された。しかし、各都県とも検討時間がなく、あまり実のある議論がなされていないのが現状である。各都県とも今後もしっかりとした検討をしていく事となった。

5. WOOC2005賛助の取り組みについて
財政的に厳しく賛助要請があった(埼玉より)。どのくらい費用が必要なのか見積もりしてもらい、理解を深めた上で何ができるか(賛助など)を考える事となった。

6. 競技者登録の事務処理について
JOAからの情報が少ない中で、各都県が競技者登録業務をどのようにやっているのか意見交換がなされた。

7. 日本学連およびJOA登録選手代表からの理事就任について
学連や選手から理事を選任して活性化を図ったらどうか、との提案があった。活性化のため若い人や競技者から理事を選任するのも良い案ではあるが、具体性がない。継続審議とすることとなった。



全国オリエンテーリング指導者協議会報告
平成14年3月23日(土)
東山区三条大橋東のホテルニュー日昇食堂
出席:元木理事長

1.平成13年度全国オリエンテーリング指導者研究協議会
例年、全日本前日に行われるこの会議はJOA(社団法人  日本オリエンテーリング協会)主催の行事としてはJOA総会を上回る人数が集まる最も大きな会議である。年により協議内容は異なるが、OLの普及やディレクター制度の改革、コンピューターマッピング、大会開催の方向性等が話し合われ、各ブロック会議も協議会後に開催されることから、各都道府県協会から数名の役員が多数参加していた。しかしながら、ここ数年は、協議会のマンネリ化や公認大会停滞ムードの中、参加者数は年々減少しており、今回に至っては遠方の東北北海道ブロックからは福島県のみの参加だし、大所帯の関東甲信越ブロックですら、10都県中7県10名の参加で、会場の都合上、50名限定の募集に対して当日は33名の参加者であった。長野県協会も10年程度継続して参加しているが、参加当初に比べて協議会での議論が薄くなっているような感覚を受けている。今後、JOA主導の指導者協議会も、協議内容を再考し、多くのJOA正会員(都道府県協会)が参加して幅広く議論できる提案設定と、議論できる参加者数を確保するための広報が望まれる。

さて、本協議会では前半は、JOAの古賀珪一事務局長が「オリエンテーリングの現状と課題について」提案し、協議した。
昨年度までJOAを支援していただいていた森永乳業大野前会長が退任したため、JOAは財政的に厳しくなった。
古賀事務局長からは現在のJOAの管理費の現状とJOAを始め、都道府県協会の組織の実状、行政との関わり、今後の方針と課題等が示され、議論された。詳細については本年度の長野県協会総会で報告するが、ここでは、当県協会に関係すると思われる部分について2〜3述べたい。

1.平成14年度全日本リレーは長野県に決定。
  平成13年度から文部科学省の後援は全国規模の大会しか後援されない。 東西日本大会は後援が駄目であるが、全日本リレーは文部科学省が後援できる。

2.本年度京都主催の全日本大会では開催県が受付を行った。
  JOA主催大会でも開催県受付ができる可能性がある。今のところプログラム作成はJOAだが、業務分担の可能性もある。本年度全日本リレーについても、長野県協会総会にて、開催県(長野県)受付が可能かを検討し、早急にJOAと協議する必要がある。当県意見として、自由裁量の部分があれば、開催県受付も可能としておいた。

3.公認指導員からインストラクターへの切り替えは、表向きは平成14年度をもって終了したが、県協会事務局(長野県は鳥川事務局長)を通じて申し込めば、終了後も公認指導員からインストラクターへ切り替えられる。 (当県協会にも公認指導員を持っていて消失した方が多くいると思うが、インストラクターに切り替えておけば2級ディレクター取得は比較的スムーズに行える。インストラクターが無いと、以前の1泊2日2回程度の公認指導員3級講習会程度の講習でインストラクターを取得しなければならない)

後半はJOA普及教育委員会委員長の村越真氏が「普及教育委員会について」OLの普及教育の現状と、普及方針とモデル提案について提案した。皆さんもご存知のように、2005年には日本でアジア初のFOOT-O世界選手権が開催される。村越氏はその会場に位置する愛知県作手村巴小学校を舞台に行った校内マップと周辺マップを利用した学校教育におけるOLを題材に話を進め、「オリエンテーリングをとりまく現状と今後の普及方策」について論じた。詳細は先ほどと同様、総会にまわすが、ここでは協議内容を掻い摘んで説明する。

OL普及教育の目的としては、
今まで行われてきたような経験人口の増加から愛好人口の増加を目指していくこと、平成14年度から学校でも週休二日制が導入され、地域でのスポーツ活動が重視されることから、OLを通じた社会的貢献を行い、OLの社会的評価を向上させることが必要である。今回の巴小学校でのOLも小学校で週3時間程度行われる総合的学習・体験的学習に基づいて行い、その活動はNHKのニュースでも取り上げられた。学校教育以外のターゲットとしては、野外活動施設の利用、地域活動とのタイアップ、地域総合型スポーツクラブへの加盟、独自イベントの開催などが考えられるが、今後の普及に必要なことは、明確なメッセージを持つこと、実施マニュアル等の具体的なツールを作ること、地道なPRだと述べた。
村越氏の提案後、各都府県協会から普及活動の具体例が示されたが、各都府県とも様々な活動を行っているようで、活き活きとして発言され、時間を超過して普及を語っていた。長野県協会も10年前と比べて、役員が要職についたり、協会員がそれぞれ忙しくなってきて、人的にも財政的にも厳しくなっており、なかなか地域への普及までは目が向かないのが実状であるが、OLの普及には、長野県協会で10年前に行っていたような、継続的な活動が必要であると考える。

「平成13年度全国オリエンテーリング指導者研究協議会」に引き続いて、「関東甲信越ブロックオリエンテーリング推進会議」が行われ、長野県協会からは元木理事長が出席した。
ブロック会議には栃木県、千葉県、山梨県を除く、関東甲信越ブロック7都府県10名が参加して行われた。今回の議題は今後のJOA主催大会の開催についてである。平成14年度は全日本リレーが長野県菅平高原、全日本大会が新潟県村松町で決定している。
平成15年度の東日本は当初から山梨県に決定していたが、山梨県から昨年度急遽大会開催返上を要請したらしい。

開催が迫ってきているため今後の対策としては、
1.山梨県に開催をお願いする。
2.東京都が山梨県内で代理開催し、全日本大会の行われた「北富士演習場」を使用する。
3.ここ10年近く千葉県でJOA主催大会が行われておらず、ブロック会議にも参加が少ないため、この機会に千葉県に要請する。
4.どこも開催できない場合には、栃木県に要請して、栃木インカレのテレインをクローズして、ブロックで協力して開催する。
5.(難しいと考えられるが)この年は多摩オリエンテーリングクラブが大会開催を考えているため、多摩OLCに冠をつけてもらうよう要請する。
いずれにしろ、早急な対応が必要なため、主管県の群馬県が近々調整することになり、次回のブロック会議で報告がある。

平成15年度以降の関東甲信越ブロック推進会議のJOA主催大会開催予定は、
平成15年度  全日本リレー:茨城県
平成16年度  全日本リレー:埼玉県
平成18年度  東日本大会:茨城県

ちなみに、平成14年度の関東ブロック以外の主催大会の予定は、
全日本パーク  6月1日  東京都
全国一斉        6月18日  全国
東日本          10月27日  福島県
西日本          11月24日  兵庫県
スポレク                        高知県(OL種目無しかも?)



25回関東甲信越地区オリエンテーリング推進会議報告
開催日:平成14年7月6日
会場:埼玉県長瀞町
出席者:鳥川
この会議は関東10都県の代表が年数回集まり、様々な問題や課題を検討する会議です。長野は鳥川が代表して出席しました。

@平成15年度東日本大会の開催県について
順番では山梨県になるが、当初、山梨では体制が整わない等の理由から辞退する意向であった。しかし、今回、山梨県より開催する方向で考えている旨の回答があった。

Aインストラクター講習会の開催について
インストラクター(従来の指導員)講習を単独で開催するのは厳しいため、合同で開催できないか、との意見に対し、各都県で情報を交換しあい、相互に参加しあえるようにPRする事となった。

Bインストラクター講習のカリキュラムについて、
統一した内容にすべきではないか、との意見に対し、基本的には今までの指導員講習会のカリキュラムを踏襲すればよいのではないか、との結論となった。

C初心者用ビデオやパンフの作成について、
OL人口の減少を鑑みて、必要ではないか、との意見。JOAに対して要望する事となった。

D体協加盟状況について
神奈川県は加盟しているが、その他は加盟していない。補助金等のメリットはあるが、加盟するのは難しいのが実態。お互いの状況を報告しあった。

E埼玉県テレインコントロール規程の制定について
埼玉では基本的に県協会にてテレインコントロール出来るよう、規程を作った。その紹介。コントロールの必要性を認識しているものの、規定化されている県は少なく、今後、その必要性が指摘された。

F関東ブロックメーリングリストの発足について
情報交換を密にするため、メーリングリストを立ち上げることになった。



パーマネントコースの現状について
パーマネントコースの現状について、ここにご報告いたします。
・使用可能コース
1.飯綱高原
4.志賀一ノ瀬
5.菅平高原
13.駒ケ根高原
17.乗鞍高原
18.霧ケ峰高原


今後の予定について
9月15日(日)〜16日(祝)
日本ロゲインチャレンジ菅平高原  会場:ホテル白樺荘
★長野県協会として、宿泊先を手配します。合宿形式にし、全日本リレーへの準備を行います。奮ってご参加ください。
★16日のレースで全日本リレーMEクラス代表者3名を決定します。参加希望者は鳥川まで。

10月13日(日)〜14日(祝)
O-CUP2002   長野県富士見町・富士見高原
★長野県協会として、宿泊先を手配します。合宿形式にし、全日本リレーへの準備を行います。奮ってご参加ください。
★13日のレースで全日本リレーMEクラス代表者1名を決定します。参加希望者は鳥川まで。
11月3日〜4日
  全日本リレー&インカレショート 菅平高原
★長野県協会として、宿泊先を手配します。
★宿泊手配は事務局鳥川までご連絡ください。



事務局移転のお知らせ
鳥川の住所移転により事務局住所が変更になりました。
〒393-0081 下諏訪町社129 4‐18  鳥川秀司
0266-26-7323    nagano-office@orienteering.com


編集後記
今回は編集担当の木村氏に代わって、鳥川が協会報を作成しました。1年ぶりの発行となってしまい、会員の皆様には情報提供が遅れて、申し訳ありませんでした。今回、一挙に1年分の活動をまとめましたが、1年経ってみると色々な行事があったな、という感想です。

サッカーワールドカップが無事終わりました。OL界でも2005年に世界選手権が日本で開催されます。サッカーほどでは無いにしろ、盛り上げられるよう、協力していなかないと、と思います。正直言って、この大会が今後の日本OL界を決めると言っても過言ではないですから。

最近は不況のせいか、OL界も沈滞ムードがあります。私も忙しい中でなかなか参加できないのですが、自分の出来る範囲で続けていきたいと思っています。

ひとときのピークは過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きます。体調には十分注意してください。そんな中ですが、全日本リレーに向けて少しずつトレーニングを始めています。かえって汗をかいた方が楽なようです。