長野県オリエンテーリング協会報
2000年度No.3
2001年01月01日


INDEX
全日本リレー大会開催される!
全日本リレー選考会の結果
高遠フェスティバル
ネイチャリングフェスタin松本
ニュースポーツフェスティバル inながの
須坂市の小学校でオリエンテーリング
永明寺山公園でオリエンテーリング
トータス大会参加
紀伊風土記の丘OL大会遠征記
岐阜県スポレク祭OL大会遠征記
長野県レクリエーション協会情報
関東甲信越地区オリエンテーリング推進会議 報告
日本OL協会第1回SKI-O委員会報告
競技者登録番号
会費納入のお願い
今後の予定について
編集後記



全日本リレー大会開催される!
長野県男子9位 女子11位
2000年11月19日 富山県大沢野町

丸山茂樹(長野県監督)その1

今回の全日本リレー大会の
テレインの中で
最も微地形だった部分。
昔の山城の跡だったらしい。
 全日本リレー当日までは、セレクション段階からそれなりにいろいろやることがありましたが、あまり大変でもなかったのはひとえにご協力をいただきました皆々様のおかげです。とくに、盛田君を始めとする秘密結社BSAの皆様にはセレクションの運営を引き受けてもらいまして感謝しています。その他雑務も事務局の鳥川さんにいろいろやってもらったし僕自身は特にどうということはなかったです。しいていえばいちどきに出費した37,000円が痛かったけど。

 ま、監督としての仕事はそんなもんで、事前の実質雑用以外にすることはないといっても過言ではないでしょう。走順を決めるのが監督らしい仕事といえば監督らしい仕事ですが、個人的にはいろいろ考えるのが面白かったし。もう少しテレインの分析だとかなんだとかやっても良かったですが、メール上でのやりとりでは限界があると感じてあきらめました。っていうか面倒くさかっただけ。

 てなことで、あとは当日となるわけですが、まあ当日といっても何かすることがあるわけでもなく、ひたすらエンターテイナーに徹しただけですね。ただ騒いでいただけという噂もありますが、どんなコメントをしようかとかどのようにして声援を送ろうかとか、夜も眠れずにあれこれ悩んだりしていたのです。まあ僕の言動や振る舞いはすべてニューフェイスの皆さんになじんでもらうことだけを考えて行っていたものなので、それ以外の方はかなりぞんざいな扱いをしてしまったかもしれません。心に傷を負った人がいましたら、許して下さい。でもまた来年もネタにします。そうそう、島崎名誉団長の作成した手袋、良かったですね。これはとても目立つのに役に立ちました。そもそも県代表なんてそもそもどこも寄せ集めなんですが、僕ら長野県はチームとしてまとまりが出たとおもうので良かったですね。

 まあ成績云々はいろいろと評価の別れるところではありますが、まあこれはチームというより個人によるところが大半ですから、監督という立場ではこんなもんとしか言えないでしょうね。それに、僕選手じゃなかったし(←ここ強調)。また来年は上を目指して頑張りたいですね。去年のように入賞に手が届けばまた盛り上がりも違うでしょう。まあ、でも、僕はメダルもらったし(←ここ強調)、今回はこれでいいということにしておきましょう。

 反省としては、あまりスカウティングが成功したとは言えなかったこと(っていうかなにもしていない)。でも、木村さんに作っていただいた広告はいいですね。また載せましょう。あとはもう少し大学クラブにつながりがあればいいんですが、僕も学生OL界を離れて久しいもんでなかなかうまくいきません。そのあたりは現役学生にご尽力いただいて、自校の新勧や他校との対抗戦などの交流の中で発掘してきてほしいなあと思います。何とかして来年はジュニアもそろえて出したいですね。


丸山茂樹(長野県監督)その2
 みなさま、全日本リレーお疲れ様でした。
今回は例年になく多くの人が参加し、会場でも大選手団としてそれなりに目立っていたので良かったのではないでしょうか。監督として最も気を使ったのは、寄せ集めであるということを感じさせないようなチームにしたいと思っていたので、それは達成できたので良かったと思います。「ガラが悪い」というのは某N村N子(東京都)の評ですが、それは監督のカラーではなく長野県の人たち、というか某○篶○のカラーだと信じています。それに、よりガラが悪いのは福井・石川だと思うし。

 成績については、まああんなものでしょう。WEはウム回避・完走というのが目標だったのでこれは達成できてよかったです。MEは、明らかに格上というチームには1つも勝てませんでしたが、同格・格下の勝てるところには全部勝ちました。冷静に見て、上にいるチームは程度の差こそあれ格上ですから、この辺には勝てなくてもまあ実力どおりでしょう。MSも目黒さんが大分苦労されたようですが、なんとか完走を果たしてよかったと思っています。

 応援グッズはおもしろかったですね。島崎名誉団長、どうもありがとうございました。来年も期待しています?
というわけで、まあ、おもしろおかしく今回の全日本リレーも終わりましたが、来年以降もたぶんこの大会はあるはずなので、「エンターテインメントと競技力の両立」という目標に向かってがんばりましょう。


併設大会で優勝を飾った、「ながのとやま」チーム
左より、盛田、金田、そして長野県監督の丸山


三浦千鶴(団長)

 団長として、っていうのはあんまり意識してなかったので、特にないんですけど、低い意識とは対照的に、みなさんには団長団長と呼んでいただき、他県の方々にも大声で呼ばれたりして、なんの団長なんだか・・。ま、いい気分でした。ってことにしておこうかな。くれぐれも、引きずんないように!!

 そんなことより、私は去年やっとまともに走れたWEに今回から出れなくなって、それじゃ、補欠がいなかった長野県チームのWEはどうなってしまうの?っていうのが最大の関心事でした。人数が揃えばそれでいい、ってわけではないし・・・。

 結局信大の2人とゆかりは前日が初顔合わせ、ってことになっちゃったんですが、そういう状況にしては、ちゃんと同じチームっていう雰囲気で終われたんじゃないかなと傍からみていて思いました。山浦さんを含め、それぞれと繋がりのあった私は、こういうふうに繋がりが繋がって行くのが、うれしかったです。また、時計とラスポを交互に見ながら斉藤の帰りを待ったのは初めてではなく、でも今回はちゃんと成績のつくゴールが待っていて、ゴールレーンを併走しながら、ねーさんとしては、非常に感慨深いものがありました。最後のインカレ、満喫して欲しいと思います。

 2日間通してにぎやかで楽しかったです。とくに、前日の「やかましい」ランニング!  これは来年もできるといいなぁ。近くに適当なランニングコースがある宿を選ぶってのが宿泊担当者の腕のみせどこかな。今回はかんぺきー。(もちろん偶然。)

 ただ一つ残念だったのは、私が帰ってきたとき次走者が待っていなかったことです。待っていないどころではなかったし、それを他の誰かのせいだと言うのは、それなりに頑張って走ってきたのに寂しく思いました。状況によっては起こりうる?ミスなのかもしれませんが、監督が念を押す「ペナらない」「地図を取り違えない」に匹敵する緊張感をもって、次走者は前走者を待っていて欲しいと思います。

 「ガラ」の良し悪しは別として、長野のいい感じのまとまりは、すべて監督のご功労の賜物だと思います。お疲れさまでした! みなさん、ありがとうございました。


降旗芳典(男子選手権1走)

全日本リレーはとても楽しかったです。一番嬉しかったのは正直言って、前日の夕食&ベッドです。大学の合宿だと、寂しいおかず・狭い部屋というのが当たり前なのであんなに豪華なのは初めてです。かなり幸せでした。宿をとってくれた三浦さんに感謝感謝です。
リレーについては今年もジュニアで出るつもりだったのですが、一応力試しのつもりでMEのセレクションレースに出ることにしました。去年のメンバーの4人には勝てないなーと思っていたら、いつも負けている丸山さんに勝ってしまいました。それで、幸運にも走れることになったので丸山さんに「おれが走った方が良かった」と思われないように頑張ろうと思っていました。
 

1週間前のインカレショートでは決勝こそだめだったものの、予選はまあ納得の行くレースが出来たので、それなりの手応えをもって全日本リレーに臨めました。1走は去年から何回も走っているので緊張とかはなく、いい感じでスタートできました。
トンネルの前まではたぶんかなり上位にいたはずです。しかし、そこでトンネルの上を越えようとしてしまったことで精神的にかなりやられてそのあとの微地形地帯を丁寧にナビゲーション出来ず、ますます遅れてしまいました。あとの3人のタイムを考えると僕がもっと早く帰ってきていれば入賞も夢じゃなかったような気がします。本当に悔しいです。
でもまあ、正直インカレじゃなくて良かったとも思ってしまいました。すいません。長野県チームが一番まとまっていたと思うし、インカレっぽくて楽しかったです。来年はエースとして走れるようにがんばってトレーニングします。


元木 悟(男子選手権2走)

 昨年の4位入賞後に、加々美君、丸山君、黒田君と、来年もメダルを獲ろうと意気込んでから半年。私は結婚や仕事の変化(研究員昇格)などから、以前にも増してトレーニングが出来なくなっていた。そんな中、夏の八ヶ岳でのセレクションでは1位で通過することが出来、長い距離を走るクラシカルのエリートではなかなか成績を上げられないものの、クラブカップを始め、いろいろなリレー大会ではまずまずの成果をおさめることが出来ていたことは、少しばかりの自信に繋がっていた。

 (静岡での全日本リレーの前夜もそうであったように)奥さんが前日に軽く走っておくと調子が良いと言っていたことから、前夜にJogを計画したら、多くの皆さんに賛同していただけた。特にセレクション後に、久々に会ったメンバー全員で走れたことは「みんなも頑張っているから、気持ちだけは負けないようにしよう!」という気になれた。

 今回のリレーは昨年ほどの複雑な地形がなく、昨年のような波乱のレース展開が望めないことと、現在の私の体力ではトップエリートのスピードにはついていけないことから、「ミスが少ないOLを心掛けること」を念頭においてレースに望むことにした。来年からも長野県を背負って走ってもらいたいという丸山監督の希望で、1走に抜擢した降旗君は、全国の強豪選手に混じって良く健闘したが、トンネルでのミスが響き、15位で戻ってきた。
前夜のミーティングで「2走の元木が帰ってきた時点で6位以内なら面白い展開」と話したが、前をいく集団とのタイム差から難しいと思い、「集団とのタイム差を少しでも縮めること」に目標を変更した。あわよくば、先行する数県を抜いて2走時点で一桁順位を狙いたい。

 結局、集団をとらえることなく、途中であった静岡の村越さんにはコースパターンが違ってあっさり置いて行かれ、他に1県を見ただけでレースはずっと一人旅であった。結局、着順は12位。パターンの不運はあったものの平凡なタイムに終わった。その後、加々美君と黒田君が頑張ってくれて、(丸山監督のコメントにあったが、格下と同格の県に勝ち、各上の県には負けて)順当な9位におさまった。

 来年は黒田君が卒業で長野県正選手から抜けるが、残った長野県協会のメンバーがそれぞれが更に精進すれば、6位入賞も見えてくると思う。来年に向け、まずは少しずつ走り出すことから始めよう!

 最後に、セレクションを運営してくれた人たち、入賞目指してトレーニングした人たち、長野県選手団をまとめてくれた三浦団長や丸山監督、応援グッズ提供の島崎君、懇親会担当してくれた宮崎理事や鳥川事務局長、1年前から選手団募集に貢献してくれた木村さん等など、影で支えてくれた長野県協会員も含めて、全日本に関わった全ての仲間に感謝したい。
来年は岐阜県での開催。今年以上に素晴らしい長野県選手団を送り込みましょう。


加々美加健朗(男子選手権3走)

 いま,松本(桐田さん,宮崎さん,美和さん下車)、上田(斉藤さん,出理葉さん下車)経由で佐久に帰ってきました.八千穂の須田さんももう少しで着きますね。行きも帰りも長距離運転,本当にありがとうございました。たまには大人数で大会に行くのも楽しいですね。
 今大会は,個人的に今シーズン,最も気合いが入ってました。目標は6位入賞で,結果は9位。監督も言っていたように,あのテレイン,コース,他県のメンバーでは順当な順位だったかもしれません。入賞をねらうならもうちょっと準備に気合いを入れなければいけないと言うことですね。
 来年は,黒田が抜けるのが非常に痛いですが、降旗、上條をはじめとする若手がさらにレベルアップして、本日優勝を飾った監督も本気でくるはずなので県セレクションから楽しみです。そして今度こそ運(運も実力のうち?)ではなく実力でに入賞を取れるよう頑張りましょう。
 あとジュニアも男女ともに代表が出せればさらにうれしいですね。
昨日,今日と,みなさん本当にお疲れさまでした。また来年みんなで楽しみましょう。


黒田幹郎(男子選手権4走)

僕は一応学生の身分ですが、もうインカレ出られないので、この全日本リレーを一番楽しみにしてきました。それでもインカレほどがむしゃらになったわけではなく、楽しみながら走ったり、大会に出たりしていました。残り1ヶ月を切ってから、集中的にトレーニングして、コンディションはかなりよい状態で大会を迎えることができました。

しかし、開会式会場で走順表を見て他県の戦力にびっくりしました。『すごい人ばっかりじゃん。』  去年走った時はそういうことが分らなかったので、入賞くらいはいけるだろうと思っていましたが、今年はやる前からびびってました。
でも、長野県の雰囲気は、『順位!順位!』って感じでもないので、だめでもともとと思って、わくわくしていました。前夜のジョグとか飲みも楽しかったです。

びびったといえば宿の豪華さには驚きでした。まあ普通のホテルなんですけど、学生の合宿じゃ、あんなとこ泊れませんから。三浦団長さまさまです(笑)。

当日は、去年と同じ4走で余裕を持って準備できました。やっぱり仲間の帰りを待つリレー独特の緊張感は良かったです。良い順位でつながってきた去年も良かったですが、下から徐々に上がってきているのも、『もしかしたら』って気になって興奮しました。
自分のレースはいつもどおりって感じでした。
5人抜きは無理でしたが、石川の大谷君を抜けたので満足です。最後はやっぱりラスポで黄色い手袋のみんなが待っていてくれてうれしかったです。

今年はベストを尽くしての順当な成績でしたが、おかげで、ようやく去年のメダルの重みが分った気がします。本当に『運が良かった』んですね。

長野県の代表として走ったこの2年はとても楽しかったです。今年で長野県から出て行くのはさびしいですが、他県の代表として長野県と競うのも悪くないなと思っています。もちろん『えせ長野』でもいいですしね(笑)。来年も長野県が活躍するのを楽しみにしています。今までどうもありがとうございました。



 

山浦友子(女子選手権2走)

 前日の天気が悪かっただけに、当日は晴れるといいなあと思っていましたが、初めは少し寒かったもののまずまずの天気で気持ちよく走る事が出来ました。

 WEのコースは、予想どうりの激やぶで、やぶ好き?の私としては、「オリエンしてるぜ〜」という実感がすごくあって楽しかったです。が、激斜に関しては、最近出た大会の中でも特にきつかったので、レース中、「こんなにきつくて、後半の2人大丈夫やろか。」とずっと考えていました。(その後、私が登った激斜面は明らかにミスルートだった事が判明。私の心配は杞憂だったのでした。)
4走の齋藤さんが帰ってきた時は本当にリレーっておもしろいなー、と思いました。最初で最後の長野代表だった彼女にとってもきっといい思い出になった事でしょう。
と、いう訳で(どういう訳なんだか)今年も女子はつながって完走してその上点数もとれたので、良かったです。

さて、来年はいよいよ女子のチーム結成が大変になりそうなので、県出身の女子オリエンティアの募集も監督と併せてお願いします。


齋藤裕美(女子選手権4走)

 今年の全日本リレーは長野県代表としてWEを走る最初で最後のレースでした。レースの内容は、ヤブにはまったりかなり情けないことをしたりしてかなりの時間をかけてしまい、競技終了時間が迫っていたこともあって皆さんに心配をおかけしました。
 ラス前で時計を見たときには間に合うのか?と不安にもなりましたが、意地でも3時までにゴールしてやると言う気持ちで走りました。ラスポで皆さんが待っていたときには、嬉しいかった反面、申し訳ない気持ちもあって、複雑な気持ちでしたが、インカレと同じような気分を味わうことができました。
 その後は必死でゴールに向かいました。あのテープ誘導は思った以上に長く感じました。ゴール後は皆さんに迎えてもらって本当に嬉しかったです。そして、無事3時までに帰ってこれて本当によかったです。自分自身のレースとしては、自分の実力を思い知らされましたが、インカレまでの良い経験になりました。しっかりと反省して今後に活かしていきたいと思います。
 また、皆さんの雰囲気もよくて、とても楽しく良い思い出になりました。今年までで、長野県から出て行くのは寂しいですが、機会があれば併設の方ででもお世話になりたいです。ありがとうございました。


木村佳司(男子シニア1走)

皆さん全日本リレーおつかれさまでした。
私の参加したMSは、体力的になかなか厳しいコースでして長野県メンバーは相当苦戦しました。私も一走ではあまりパッとしない走りでしたが確実に後ろに繋ぐように心がけました。
長野県はMEが確か9位、WEが11位でしたね。最後のWEの斉藤がよくがんばって、順位をつけてくれました。出理葉もがんばってウムスタートに引っかからずに斉藤まで繋いでくれましたね。

全日本リレー後は、特急あずさに間に合うように松本に急いでいる須田バスを尻目に、栃尾温泉の露天風呂へ。・・・「本日終了」 がぁぁぁん。 そこでもう少し奥の露天風呂へ。・・・・「冬季閉鎖」がぁぁん。
 しょーがないので、往路でも入った新穂高温泉の大露天風呂へ。薄暗くなったなかで入る河原の大露天風呂はとても気持ち良いものでした。薄暮からそのうにち満天の星空になりしばし体を休めておりました。 自宅には20:00には到着、すぐに寝てしまいました。

 やはり、長野県選手団での参加は楽しいですね。前日に行った富山市街での「やかましい」集団ジョギングも久々というか新鮮な感覚でしたね。来年はジュニア選手団を何とか組織して望みたいです。


須田 剛(男子シニア2走)

 前日夜に以前の大会のマップを見たら、緑だらけで、これは楽しい道走りと、おおいに期待していました。ところが道走りになった瞬間、心臓バクバクのアップの連続。そのあとの微地形地帯で見事にはまりました。
道からほんの50メートルほど入っただけのポストがどうしても見つからず、とても焦りました。結局道に2回も戻り、やっとこさ見つかったといった状況でした。そのあとも距離はわずかだったものの、全然見通しがきかず、突然そこにポストがあるという感じでした。

 今年はほとんどレースにでれませんでした。トレーニングだけかろうじてやっている感じでした。もう少し積極的にレースに参加して、難しいところのアプローチの注意や、ご機嫌な道走り後の落とし穴に対する対処をつかみたいと思います。
最後になりますが、三浦団長・丸山監督・島崎チアリーダー?いろいろとありがとうございました。楽しく、心に残る遠征でした。


目黒一夫(男子シニア3走)

 この大会の一週間前の東日本では、思いもかけず、取り立ててひどいツボリもなく帰って来れたので、これに気をよくしてリレーに挑んだのですが。
最近体力、走力が日増しに落ちてゆき、以前のように力ませに飛び回ることが出来なくなり、かなりゆっくりのペースで地図を慎重に見ながら進むようになったのですが。
 今回もゆっくりペースで進んでいったのですが、ポスト番号のメモリー間違いをしてしまい大きく、本当に大きく20分近くもロスしてしまいました。

 今回3走だったので、後に続く人に迷惑をかけないだけが救いでした。それでも坂を駆け下りるときにちらっと彼方に黄色い手袋が見えました。うん、でも脚が動かない。
 長野県のチームはいつ参加しても楽しめてしまいます。
監督、団長、グッズ担当者、参加者の皆さん、ぜひ来年もあいましょう。
次回はベテランクラスを編成して出たいなあ。


島崎和彦(名誉団長?エンターテイメント担当)

 さてさて、全日本リレーですが、今回も例年にもれず、盛り上がった大会になりましたね。特に斉藤のぎりぎりゴールは、久しぶりにインカレっぽい雰囲気を味わってしまいました。
 全日本リレーは、サッカーのA代表みたいな感じがあって面白いですね。んー、インカレがJリーグとかのクラブリーグかな。長野ももちろんですが、関東のチームなんかは、そんな雰囲気があります。こういったことが年に一度あることで、県関係のオリエンティアが知り合いになることができるのも一つの楽しみですね。さて、来年は何を作ろうかなあ。いやいや、成績でも目立つ県にならなきゃ。
 そうそう、県関係で言えば、「ガラの悪い」水篶刈主催の大会(9/8)があります。みなさんよろしくお願いします。


飯島邦彦
 今回はじめて長野県選手団として大会に参加しました。今まで県の関係の行事というと、全日本リレーのセレクションに参加したことが1回(エントリーなら2回)、あとは長野県大会やら高遠フェスティバルやらで「高遠自然の家」に行ったのが各1回、という程度でした。

 今年の全日本リレーは出身大学の学園祭と重なりそうだったので行くのをどうしようかと思っていたんですが、クラブカップの会場で丸山監督殿に誘われ何となく行ってみようかな〜と思った次第です。まるで大学新歓期の1年生ですね(^_^)b

 で、実際に前日の宿に着いた時、まさに新入生の心境でした。大部屋に入るなりみんな親しげに話しているじゃあないですか!  え〜、今日はじめての輩はいないの〜??ってなもんです。
 もっとも実際にはそうじゃなかったんですけどね。この場も監督殿のおかげで、ぎこちない自己紹介のあと中に入っていけました。ほんと全日本リレーでは監督さまさまでした。おつかれさまです、丸山さん。
 ひとたび中に入ってしまえばアットホームな雰囲気!と思ったのは自分だけでしょうか? その後の集団ジョギングなんかは、「こんな事は初めてだ」と言いつつ皆さん慣れているような感じがしましたが。

 大会当日、会場の人の入りは何となく少ないような気がしたけど、雰囲気はインカレさながらでした(特に長野県選手団)。公認大会、特に全日本・全日本リレー大会、というのはオリエンティアの重要大会なんだなあという事を再認識。来年は更に県選手団の規模が大きくなるよう、県出身のティアを見つけたら片っ端から誘ってみようと思います。監督も募集!と一言付け加えたりなんかして(^^

 レースのほうは、今年度に入ってから全然走ってない成果が見事に出て、散々なもんでした。アップを登りつめた時、吐き気がした・・。このままではOLをエンジョイすることが難しくなるので、これからまた走って地図も見ようと思いました。

 一般クラスは気楽なもんですが、選手権クラスの皆さんは気が抜けなかった事でしょう。真剣そのもの!って感じでしたね。 ラスポの所、あるいは応援席で選手を待っている時の緊張感はなかなかのものです。WEなんか辛くもウム回避でぎりぎりゴールだし! 「1粒で2度おいしい」とはまさにこのことですね。ご馳走様でした!
 たった2日間の出来事でしたがもっと長い時間楽しんできたように感じました。皆さん、ほんとにお疲れ様でした。


高橋美和
 全日本リレーお疲れ様でした。風邪を無視して行ったかいがありました。楽しかったです。帰りも無事あずさで乾杯することができました。おかげで今日は全く声が出ませんが・・・・・。
 土曜日に皆様のお相手ができなかったのと帰りにじーさん(長野では名誉団長なんだっけ?)に発注したCDを須田車で流せなかったのがちょっと残念です。


長野県チーム全体での記念撮影。黄色い手袋は島崎が用意したもの。会場ではこの黄色い手袋の応援が良く目立った。

鳥川・金田・島崎・上條・飯島・盛田・丸山・加藤
須田・三浦・高橋・元木(友子)・出利葉・林・齋藤
目黒・宮崎・降旗・元木(悟)・加々美・黒田・桐田
そして撮影は木村。以上23名の長野県選手団。


全日本リレー選考会の結果
2000年8月20日 長野県富士見町


今回セレクションを運営してくださった BSAのみなさま
 
2000年11月に富山県で開催される「全日本リレーオリエンテーリング選手権大会」の長野県代表選手を選ぶ選考会が8月20日に長野県富士見町で開催されました。

男子
1 元木  43'51
2 加々美 46'23
3 黒田  47'36
4 降旗  48'51
5 丸山  49'28
6 山下  70'36(open)
6 鳥川  93'16
7 上條  119'31
女子
1 元木  58'52
2 三浦  59'34(open)

非常にハイレベルな争いとなりました。今年も全日本リレー大会での長野県の活躍が楽しみです。
また、団長として三浦さんが内定しました。



監督による総括 丸山茂樹
 今回、セレクションの運営として使える適当な大会がありませんでした。いや、実はあったんですが、僕の都合が悪かったので、トータスや根の上はちょいとダメでした。前回は朱雀OKの合宿のレースに加えてもらったので今回もうまくどこぞの合宿か練習会に乗れないかなあ、と思ったのですが、僕の耳に都合の良い情報は入ってこなかったので、そういう方法もとれませんでした。

しょうがないので独自に運営するということにしました。基本的には僕がプロデュースし、コースセット及び地図準備・当日運営を秘密結社BSAに委託しました。秘密結社BSAとは、僕が総帥を務める団体で、一応、僕や加々美の大学の同期の連中だとだけは書いておきます。彼らには一宿二飯と引き換えにただ働きさせてしまいましたが、快く引き受けてもらったのでありがたい限りです。運営能力的にはしっかりした人たちなので、まったく問題はないと思っていました。なんと言っても筑波大大会ではコース設定や作図など中心となってやってきた人たちですからね。

と、まあお膳立てはここまでできたのですが、肝心の参加者は少なかったですね。MEではほぼフルメンバーでしたが、WEは1人(+オープン参加者:後に団長)というのはさびしい限りです。って言うか、まあそんなもんでしょうけど。なんと言っても県内在住の競技者が少なすぎるし、信大生もそんなに人数がいないといった状況ではこれが限界でしょう。

ま、そういう状況は予想されたことだし、こない人はどーでもいい。来た人に楽しんでもらおうと思ってたので、どうだったでしょうかね。会場・テレインは近接しているし、会場内には温泉もあるし、そういう点では非常にいいところだったと思いますけど。近所にそば屋もあるしね。特に、新顔の降旗、上條にはこれを機会に長野県に親しんでいってほしいと思っています。はっきりいって、知らない人ばかりでしかも独特の雰囲気があるので、最初のうちはなじみにくいとは思いますけど。これは僕の学生時代の経験からもいえることですけどね。ま、降旗はあと3年、上條もあと2年(大学院に行けば更に何年か)は確実に長野県で出れると思うので、先はまだまだありますのでよろしくお願いします。学生OL界の中で、長野出身者のネットワークができればいいですね。

 で、セレクションの感想。MEに関しては、まあ、そんなには崩れない展開でみんな走ったようで本番もそこそこ活躍が期待できるような結果になりましたね。僕が落ちた以外は。そう、僕が落ちた以外は。まあ、僕もそこまでぶっ飛んだというわけではないし、あまり実力差もないと思うのではっきり言って昨年よりチーム力は上だといえるのではないでしょうか。もっとも、それは他県チームにもいえること。っていうか、昨年は他県チームがふがいなさ過ぎたので。上條は実力を発揮できなかったようでちょいと残念ですが、筑東北の結果とか見たら2年にしてはいいところで走ってるみたいなのでこれからの活躍に期待したいと思います。それにしても、東北トリムや東大トリムを長野セレの会場で見かけるようになったんですね。それだけで、何か強くなったような気がしてしまいます。

WEは、あの人数じゃなんとも言えないのですが、タイムを見るともう少しよくてもいいような気がします。まあ、残りのメンバーも含めて、今後に期待というところでしょうかね。

以上、総括。本当は川合さんみたいにラップを分析しながらやろうかな、と思ったのですが(嘘)、時間もないし忙しいので(嘘)、やめます。


三浦

 富士見高原では全日本男子柔道の合宿をやっていて、その見物にも惹かれたんですが、チラリと覗くこともせずにWAを走りました。
へぼい内容で、反省たっぷり。来週のクラブカップに生かしたいと思います。でも、たっぷり汗かいて、そっこーで温泉入って、気持ちよかったです。
監督の総括のあと、いつもの蕎麦屋へ寄って、夏の終わりの静かな(?)昼下がりっていい感じ。だったのですが、帰りの中央道はやっぱり過酷でした。

 選手権クラスは関係ないしーと、ぼけーっとしてたら団長になってしまいました。余計なとこで監督と目が合ってしまったのが敗因です。「これ(→あたし!)でいいよねー」という、大変失礼な任命のされ方だったので、それなりの気合いで行こうと思います。
でも、昨日のセレクション通過者の方々は、これから血を吐くほどのトレーニングをするとのことなので、応援も兼ねてみなさん全日本リレーに参加しましょう。


加々美
セレクションが
終わって温泉で
くつろぐ参加者。
左から黒田、
降旗、加々美
 今年の春のシーズンは練習不足から全くOLの調子があがりませんでした.しかし,ことしも長野県代表になって去年の全日本リレーのような興奮できるレースがやりたい,しかも富士登山競争に参加するということで6月以降そこそこトレーニングを積むことができました。

 当日のレース内容は,前半の4ポぐらいまでは,スピーディーないいレースができました.しかし,その後は慎重になりすぎて,今までの僕なら選ばないような遠回りな道走りルートを選んだり,後半は,少々の気のゆるみからアタックをミスったりと反省点の多いレースとなりました.まあ,新入りに負けず,県内2位をキープしたので良かったとします。
レースの結果,全日本リレーは,元木さん,黒田,降旗,僕というメンバーになりました.(大学の同期である丸山と一緒に走れないのは少々残念ですが,結果は結果なので,お互い精進して来年は一緒に走りましょう.そうすれば長野県チーム全体のレベルは来年以降さらに高まっていくと思います。)

 元木さんは,やはり長野県のエースでした.リレー本番では今年も頼りにしてします.黒田は,一時期どうなるかと思いましたがあのタイムで走ることができるなら今後の頑張り次第で去年以上の活躍がのぞめそうで楽しみです.降旗は初の長野県代表で緊張してしまうかもしれませんが,リレーの真剣勝負というのは数少ないので,インカレ団体戦の練習のつもりで全日本リレーを大いに役立てて下さい。全日本リレーは,国内リレー大会としては最高レベルの大会なので期待は裏切らないと思います。

今年も,みんなで頑張って6位入賞の興奮を味わいましょう。


降旗
 最初はジュニアで出るつもりだったけど、とりあえず、腕試しのつもりでセレクションに出ることにしました。まさか通るとは全く思っていなかったので驚きです。
 丸山さんには、練習会とかで何度か一緒でしたが、一回も勝ったことがなかったので。
 実力は丸山さんの方がまだまだ上なので、全日本リレーまで(というかインカレショートまで)に、もっと力をつけたいと思います。
 レースの内容はやぶくて、周りがよく見えなかったので、スピードを落としたレースになってしまいました。ポスト際で、うろうろしてしまったのは何度もありましたがそれなりにまとめられたレースでした。帰りのそばやでは、年上の人ばかりだったけど、名前を覚えられて良かったです。
ありがとうございました。


黒田
 インカレが終わってから、しばらくオリエンに対するやる気が起きませんでしたが、もう一度、去年のようなハイレベルなレースに参加したいと思い、全日本リレーのセレクションに参加しました。
 とはいえ、実際にトレーニングしたのは2週間前くらいからだったので、あまり自信はありませんでした。東大の降旗君などの新戦力も入ってきていたので、とりあえず今の時点では補欠でもいいや、と開き直っていました。結果的にそれが良かったのかもしれません。

 当日はインカレの時みたいに念入りに準備して、レースに臨みました。ほとんどオリエンをしていなかったので、いまいち勘が鈍っているように感じましたが、運良くポストが見つかるということが続いたので、大きく崩れることはありませんでした。体力的にも、コースが短かったこともあり、なんとかそれなりのタイムで走りきることができました。

 予想以上にいい成績が出て、自分でもびっくりしていますが、この調子なら、これから本番までしっかりトレーニングをすれば結構いい働きができそうです。僕は長野県の代表として走るのは今回が最後なので、いい思い出を残したいですね。
 最後になりましたが、秘密結社BSAのかた、ありがとうございました。


元木

 ここ数年、トレーニング量ががた落ちしています。走行距離も1998年11月に月間100kmを超えて以来、全然走れていないし、今年に入ってからは月間50km走った月がまだありません。でも、そんなトレーニング量で、クラブカップ、全日本リレー、ウエスタンカップといったリレーになるとがんばれるのは、競い合いを楽しむ余裕があるからでしょうか?
ミスを少なくすれば、一緒に走っている人と競ることができるし、地図を先読みして、どこで抜け出せるかを考えることが好きです。リレーが楽しくって楽しくって仕方ない・・・そんな感じです。

 さて、夏場は職場が特に忙しく、今回の長野県セレクションレースも直前まで出場できるか分かりませんでした。急に出場できることになり、参加者を見て今までに無く、レベルの高いレースをしなければならないと感じました。
 まずはミスの少ないレースをすること、次に翌週のクラブカップの練習となるよう、地図を先読みしてどこでスピードを上げたら良いか考えることを目標にしました。
 レース前半では、久々のレースでプランニングを無視した走りをしてしまい、第1コントロール、第2コントロールと立て続けに現在地ロストを繰り返しましたが、中盤から後半に上手くまとめることができ、セレクショントップ通過をすることができました。上手くいかなかったところも多かったレースですが、ミスしたところは全日本リレーでは改善できるよう努力していきたいです。
 昨年の全日本リレーは思いがけず、目標以上の成績を残すことができましたが、今年も強力布陣で是非入賞を狙いたいです。


高遠フェスティバル
2000年10月15日 高遠町・国立信州少年自然の家

鳥川秀司
 今回は旧高遠のマップをリニューアルして大会を開催しました。木村さんが旧マップの南半分をOCADで書き直したものです。従来、建物の増設などにより、地図が古くなりがちだったのですが、これで対応がしやすくなりました。

 さて、今回は役員3名+応援役員1名の計4名で運営をしました。前日の設置はさっさと終わらせ、夜のイベントの映画鑑賞に参加しました。その後、しっかりとアルコールも吸収し、すっかりいい気分ですごしてしまいました。

 当日は昨年と違い、寒さと雨に見まわれてしまいました。また、フェスティバル全体の参加者は減少しており、こじんまりとした印象を受けました。そんな中、39名の参加者を得ることができました。今回は距離を短くしたこと、子供に参加賞(100円ショップで買った)を用意したことが参加者を呼び込んだ、と思います。
 例年同様、きのこ汁や手打ちそば等の出店もあり、参加者といっしょに運営者も楽しめました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

島崎和彦
 高遠フェスティバルそのものは、そんなに規模が縮小したというほどの感じを僕は受けませんでした。まあ、いつものように全体的には高遠町の発表会って雰囲気でした。和太鼓からフラメンコ、獅子舞までいろいろな出し物がありました。

 オリエンテーリングは、例によってきのこ汁と手打ちそばをすすりながらのお気楽運営。鳥川さんによるの「参加賞で小学生を釣ろう」作戦が成功し、子供グループが結構参加してくれてよかったです。

 あと、実習(?)で来ていた信州大学の教育学部の学生が一人お手伝いしてくれたのですが、オリエンテーリングを良く知らないみたいだったので、「じゃあ、一度行ってみれば?」と小学生のグループにつけてあげたら、見事につぼってました。彼にとってはいい経験だったでしょう。同行した小学生にはさんざんバカにされていましたが。

 で、地図について。やっぱり高遠の地図の等高線は正確でいいですね。植生は結構変わっているので、また修正は必要になるでしょうが、ポスト位置に関しては問題なかったです。
不安だったマレットゴルフ場の岩も、撤去されずに鎮座していました。

 スーパーチャレンジコースに関しては、去年に比べれば、より楽しめるコースになっていたと思います。去年はちょっとハードでしたからね。

須田
 高遠フェスティバルに行ってきました。朝、用事があり現地着が昼になりましたが、僕はスーパーチャレンジ・家内と息子たちはチャレンジコースに参加しました。
 久しぶりのレースで、特に登坂はヘロヘロでした。思ったより藪が深く難儀しました。一カ所、確信を持って入った尾根で、コントロールより下に出てしまったためにどんどん下に行ってしまい、つぼりました。とても、おもしろいコース設定でした。鳥川さん・島崎さん・スタッフの皆さん、ありがとうございました。木村さんのニューマップもばっちりでした。
 家族も、とても楽しかったようで、昆虫採集をしながらのわりにはさっさとゴールしたようです。

 
高遠フェスティバルオリエンテーリング大会成績
2000年10月15日(日)
マップ名「高遠フェスティバル2000」

スーパーチャレンジコース(4.2km)8名
1山本康之    51:22
2竹澤聡     54:30
3須田剛     65:44
4阿部真弓    71:29
5小川徹郎    77:14
6出利葉理子   86:05
7中山政道   101:32
8斉藤裕美   102:10

チャレンジコース(2.1km)13名
1邑口武大他1  37:05
2土田直樹他1  39:02
3須田格他2   45:02
4山岸登美枝   63:00
4北原裕子    63:00
4原健      63:00
7吉田由美子  110:37
7吉田勝郎   110:37
7吉田五郎   110:37

エンジョイコース(2.0km)18名
1神戸あやか   29:47
1伊藤衣里    29:47
1長瀬静香    29:47
1山田晃弘    29:47
1山田実加    29:47
6木村初美他1  31:21
6甘利隆宏他1  31:21
8神戸真樹子   33:00
8工藤淳子    33:00
8山田恵子    33:00
11松澤美樹   34:46
11小沢阿希   34:46
11三澤明希子  34:36
11石川幸奈   34:36
15内藤健    43:26
15植原雅勝   43:26




チャレンジコースの地図

ネイチャリングフェスタin松本
2000年8月12日 松本市アルプス公園

ネイチャリングフェスタin松本
2000年8月12日(金)  松本市アルプス公園
木村佳司

 ネイチャリングフェスタのオリエンテーリングを運営してきました。
 ネイチャリングフェスタは2000年の単独事業として松本市が主催するものです。8月11-16日の期間中松本城会場とアルプス公園会場とで行われています。
 各会場ではさまざまなイベント、ワークショップが行われていて、オリエンテーリングもそのひとつでした。殆どのワークショップはイベント期間中ずっとやっているのに対して、オリエンテーリングは役員の都合から8月12日のみの開催となりました。

 会場となったアルプス公園には、シャトルバスで次々に家族連れが運び込まれてきます。公園の中はそれほど混雑してるわけでもありませんが公園自体が広大なので、イベント参加人数はそれなりにいたような気がします。ざっとみて2000人くらいいたんじゃないかな。20個近いワークショップに入って参加者はそれぞれ楽しんでいます。

 オリエンテーリングも家族連れを中心にそれなりに参加者が集まってくれました。一日中ワークショップを開いていて、参加してくれた人数は65名。
一つのワークショップに参加すると、スタンプが一つ貰えるのですが、その中ではオリエンテーリングは体力的、時間的に最もきついプログラムだったようです。

 コースはアルプス公園内部の丘陵を中心に2kmマイルドなコースセットで、参加者はだいたい1時間で回っていました。大人は面白かったと言いますが、一緒に回った子供はしんどかったようです。この日の最高気温が30℃を越えていたのも要因でしょう。

 一日通して受付していると、人の行動にもパターンがあるのが判ります。午前中にオリエンテーリングをはじめる人が多く、11:00-14:00は暑くて、木陰で休んでいるか、食事をしているか、体を動かさないワークショップにいます。
 再びオリエンテーリングのワークショップに人が集まり出したのは、少し涼しくなった14:00過ぎからです。

 今回の運営はOL協会から鳥川・木村、市役所から麻原さん、
ボーイスカウトからの少年3名でした。
午前中にボーイスカウトの3名にはオリエンテーリングを実際に体験してもらって、それ以降は受付、フラッグ撤収をしてもらいました。なかなか楽しい真夏の一日でした。


ニュースポーツフェスティバル inながの
2000年10月22日 長野県飯山市・斑尾高原

美谷島
 おかげさまでニュースポーツフェステイバルがとどこおりなく終了しました。当協会が担当したビンゴOLは参加者数18名でした。予想通りの人数で、物足りなかったのですが、参加者の感想は全員が楽しかったとのことで、やりがいはありました。
 天候は準備をした21日が雨、22日は朝のうち晴れのち曇り。
スタッフは21日・・・・丸山、元木友子、美谷島
22日・・・・・・木村、丸山、元木友子、山崎、美谷島
ご協力誠にありがとうございました。

事前に飯山市、木島平村など周辺の小中学校の生徒全員にパンフを配布したのですが、その成果は全くありませんでした。人集めの難しさをあらためて痛感しました。


斑尾高原の地図の一部 1:5,000
調査・作図は美谷島さん

木村佳司
 10月22日に斑尾高原で行われたニュースポーツフェスティバルの運営に行ってきました。斑尾高原は斑尾山の山頂近くにひろがるスキーリゾートです。夏はジャズフェスティバルが行われることでも有名ですね。千尋の谷に囲まれた斑尾高原は「難攻不落の城砦都市」あるいは、「中米の空中都市遺跡」を彷彿とさせるものがあります。

 それはさておき、一足早い紅葉を楽しみながら長野県内のいろんなレクリエーションが一同に会して一斉にイベントをやろうというのが、このニュースポーツフェスティバルでした。

 オリエンテーリングは、宿泊者向けに8:30スタートとイベント参加者向けに11:00、13:30スタートの合計3回のビンゴオリエンテーリングを行いました。 交通の便が悪いということもあって、あまり参加者は多くありませんでしたが、それでも合計18名の初心者にオリエンテーリングを体験していただくことができました。ちょっときつい、斑尾高原スキー場に喘ぎながらも楽しくコースを回ってきてくださいました。

 会場では「オリエンテーリング」の大きな看板をもって歩いて人集めをしました。その風景はまるで新宿歌舞伎町か四条川原町の客引きのよう。

 長野県オリエンテーリング協会関連では、今年になって全国一斉大会、ネイチャリングフェスタin松本、高遠フェスティバル、ニュースポーツフェスティバルinながのと4つの初心者対象のイベントをやってきました。

 そこで感じるのは、以下の通りです。
(1) 初心者対象イベントは、人を集めるのではなく、
人が集まるところで行う。
(2) テレインの良し悪しは関係ない。
それより会場が充実していることが重要。
(3) 地図は1:5,000程度が適当。
(4) 競技は長くて2km。「コースは30分で回れますよ。」
といって客を引き込む。
(5) 大きなプラカードを持って道路の真中で誘客するのがポイント。
(6) イベント会場近くにフラッグをおいて、
実際に競技している人を見せるのが効果的。
(7) 子供は参加賞で釣るのも効果的。

 さて、木村は最終組のスタートで、丸山君と2列ビンゴ勝負。2年前にアルプス公園で勝利して以来、木村はビンゴには勝負強さを発揮していました。 しかし、今回は回った順序がアップが多かったことやビンゴ列の運にも見放され、16コントロール中13個を回らなければフィニッシュできず、大差で丸山君に負けてしまいました。
 スキー場を登り、下り、紅葉を突っ走り、テニスコートの横を抜け、マレットゴルフ場を横切りながらのコースでした。最後のスキー場のダウンヒルは豪快でした。

 運営にも余裕があったので、ジュース買いついでにダーツの客寄せに引っかかり、ダーツ勝負することに。 一緒に勝負したグループに滅法うまいヤツがいました。木村はなぜか大健闘。しかし僅差で破れて、惜しかったです。
 今度の全国一斉大会のアトラクションでは「信州スカイパーク de ダーツの旅」をやりましょう。



須坂市の小学校でオリエンテーリング
10月28日 須坂市                   目黒(須坂市)
 臥竜山で開きました、子供OLを無事終えました。
小学校の秋の行事の一部に、今年からオリエンテーリングが出来まして、この夏使いました臥竜山の地図を利用して開きました。1年生から6年生までと、その保護者たち、総勢50名でした。4コマビンゴで、当たりを2カ所とはずれを1カ所の計18ポスト。早い子で、17分、ラストが40分で戻ってきました。
菊 花展のため池の西側と南側の山は使えませんでしたが、子供たちにはよかったのかもしれません。
 県協会、木村さんコンパスありがとうございました。長野OLクラブのポストフラッグありがとうございました。地図提供の丸山さんありがとうございました。



永明寺山公園でオリエンテーリング
7月30日(日)   長野県茅野市    木村佳司

 永明寺山公園でオリエンテーリングをしてきました。・・・と書いても何の事だかさっぱりでしょう。
永明寺山公園は茅野駅の北西にそびえる山の山頂に広がる自然公園です。山頂付近には広場があり森の中には遊歩道があります。なかなか斜面の厳しい山岳公園です。
子供の保育園・幼稚園関係のサマーイベントがあり一家3人で参加してきました。朝、松本の幼稚園に集合し、大型バスで諏訪ICまで行きます。今年は大型バス5台分の人数が集まりました。

 午前中はオリエンテーリングでした。
保育園の先生たちが作成したO-mapはイラスト地図。先日のOCAD講習会で聞いてきた、「絶対座標の保持」だとか「地図の歪み」だとか「シンボルの大きさ」などなど殆ど議論できない地図ですが、それでも子供たちは喜んで歩き回っていました。
コントロールマークの○もなく、フキダシでコントロールが示してあります。しかもずれている。うーむ。

 コンタもない地図でゲキゲキ階段を上ったり、小径が書いていない、道の番線があいまいなどなど殆ど推理力だけで子供はコースをこなして行きます。コントロールでゲットしたジグソーを組みたてて会場へゴール。
これって昔やった宝捜しゲームのような感じ。でもこれがオリエンテーリングの楽しさの原点でしょうか。

 午後からは自由行動、自由研究。葉っぱを集めて工作したり、スケッチしたりスイカのタネ飛ばししたり、70mのロングスライダーを使ってリュージュのタイムトライアルやったり・・
でも私は昼寝していたです。子供だけ狂ったようにロングスライダーを滑っていました。

 標高1000mの山の上はとっても快適でした。午後3:00には持田香織の待っているバスに乗って山を後にしたのでした。でも日曜日の午後は諏訪ICに乗るまで1時間もかかったぞ。

 なかなか来ることのない公園での体験でした。1:5,000の地図を作ると丁度いいですね。斜面は激斜ですが、小径が発達していてこうした家族オリエンテーリングにはいい環境です。
アルプス公園同様に眺めが良かったです。




トータス大会参加
2000年8月11日・13日   山梨県高根町・大泉村   木村佳司

 トータス大会に初日と3日目に参加しました。2日目は松本でネイチャリングフェスタの運営してました。オリエンテーリングずくしのお盆です。
私自身はトータス大会にはエントリせず、子供といっしょに体験クラスに参加しました。

 一言で表現すると、トータス大会はなかなかよかったです。やっぱり八ヶ岳の高原の夏はきもちがいい。

 いずれの日もコース設定が適切でしたね。6歳の子供といっしょに50-70分のコース。面白かったようで喜んでいました。
駐車場が近というのも。ファミリー参加にはとても重要なことです。

 フィニッシュ後のジュース。お土産のハガキ。採算割れしているのなぁ。3日間参加者にはTシャツも出るという。しかもほとんどNewMapだよ。景気がいいのはいいんだけれどちょっと心配してしまいます。
いずれの日も地図は5色刷のO-mapではなく、プロセス印刷によるO-mapでした。個人的には特色印刷の地図のほうが好きだけど、こちらには予算が回らなかったのかな? 縮尺が1:10:000なのでプロセス印刷でも、充分読めます。

 3日目のコースでは伝説の「鳴石」の横を通過するようになっておりその巨大さは、ちょっとした驚き。私のように何度も八ヶ岳に足を運んでいる者でも伝説の「鳴石」を見るのははじめてだった。

 トータス大会は最終日はチェイシングあり、ビジュアル区間ありなど色々参加者が楽しめるよう考えられた大会でした。しかしお盆の時期は人が集まりにくいのでしょう。参加人数はやや少なめだったと思います。



紀伊風土記の丘OL大会遠征記
2000年9月9日   元木悟

 9月9日に関西の雄、寺嶋一樹氏が京都橘女子大学のOGである高木貴美江さんと結婚した。彼らの結婚パーティーに参加するとともに、9月9日に京都府で行われた結婚記念OL練習会と、9月10日に和歌山市で行われた紀伊風土記の丘OL大会に遠征した。

 9月10日の紀伊風土記の丘OL大会は昨年調査した1:10,000のパーマネントマップを利用したスコアOL大会だった。関西地区のオリエンティアと地元の中学生(筑波大OGが教えている中学校のバスケットボール部)を中心に80名程度が参加しており、OLが初めての人も何人か参加していた。
テレインは公園として整備されている部分が多く、比較的可能度が良かったが、真夏の時期のOLで、多量のクモの巣に行く手を阻まれた。
 競技時間は一般が45分、グループが60分で、コントロール数は30であった。スコアOLということで、ゴールに近いか簡単に行けるコントロールは点数が低く、ゴールから遠いかアタックの難しいコントロールは点数が高いという設定で、難しいコントロールは高いOL技術が要求された。
時間内に全てのスコアをチェックできたのは、元木(悟)だけで、2位に大差をつけて優勝した。走行距離はおよそ4kmであった。
 元木(友)は女子ではトップ、男女合せても3位相当の成績であったが、男女一緒の成績であったことと、パンチミスで7位であった。天気も良く、アットホームな楽しい大会であった。



岐阜県スポレク祭OL大会遠征記
2000年9月23日   元木悟

9月23日には岐阜県関市の百年公園で行われた第9回岐阜県スポレク祭OL大会に遠征した。当日はあいにくの大雨で、少な目の参加となったが、結構タコオリエンティアが参加していた。6月にはノルウェーで大雨の大会を経験しているが、この時も大雨ながら、参加者は大会を楽しんでいたことから、こんな日にも楽しく大会に参加する人は、本当にOLが好きな人なんだなって、2人で話していた。
大会はポイントOLであった。マップは山川克則氏作成ということで精度が良く、公園マップであったため、(結構ヤブいところもあったが)可能度もまあまあで、各所でルートチョイスが問われる楽しいコースが設定されていたため、レース中、気が抜けないコースでずっと楽しめた。
一般男子(5500m、up360m)は元木(悟)が2位に大差をつけて優勝。一般女子(4500m、up300m)の優勝は茨城県から参加の元全日本チャンプ木植早生さん。元木(友)も大健闘の2位であった。
毎年、スポレク祭でOL大会を行っている岐阜県の熱意に、敬意を表するとともに、これからも日本各地で手軽に参加できるOL大会が開催されることを期待している。
 



長野県レクリエーション協会情報
元木悟

8月24日(木)午後6時30分から長野市のホテル国際21で開催されました長野県レクリエーション協会理事会に元木悟理事長と元木友子が代理出席しました。

議題は大きく分けて、3議題でした。
1.長野県リクリエーション協会の経緯について
2.理事会の再編成、運営主体のあり方について
3.ニュースポーツフェスティバル2000in長野の開催

1.長野県リクリエーション協会の経緯について
長野県レクリエーション協会は昭和50年11月17日に、長野県教育委員会体育課と長野県経営者協会、長野県ユースホステル協会、長野県フォークダンス連盟、長野県オリエンテーリング協会、長野県サイクリング協会、長野県レクリエーション指導者協議会により設立されたそうで、当県OL協会も当時から活動しており、毎年理事会メンバーを出している。
近年、レクリエーションが充実し、スポーツチャンバラやペンタクといったニュースポーツも増えてきたことから、横の連携が大切であると同時に、ニュースポーツの中には長野県レクリエーション協会に加わり、一緒に活動したいという団体も出て来ており、長野県レクリエーション協会の見直しが必要な時期にきている。
そこで、今年の10月21日(土)〜22日(日)に飯山市の斑尾高原ホテルで行われるニュースポーツフェスティバル2000in長野を機会に、長野県レクリエーション協会に加盟している、または新たに加盟するメリットを見出したいとのことであった。

2.理事会の再編成、運営主体のあり方について
理事会役員選出が行われたが、当県OL協会からは美谷島副会長が理事(会計監事)に、山崎理事が理事に選出された。運営主体については今後の理事会を通じて話し合われることとなり、今後、ニュースポーツを含めた意見交換が行われる。

3.ニュースポーツフェスティバル2000in長野について
前述のニュースポーツフェスティバル2000in長野では、基調講演あり、体験報告あり、懇親会に、ニュースポーツ体験コーナー、健康体操などが企画されており、宿泊だと15000円、懇親会5000円、参加のみは無料。
長野県オリエンテーリング協会では22日(日)11:00〜15:00に、ファミリー・オリエンテーリングを実施予定で、現在、美谷島副会長を中心に斑尾高原で地図調査を実施中。興味のある方は長野県レクリエーション協会事務局まで連絡してみて下さい。tel 026-235-3522     fax 026-234-0667

初めて長野県レクリエーション協会の理事会に参加してみて、他の団体の役員さん達とお話しましたが、いろいろな話を聞くことができて勉強になりました。
今回、ユースホステル協会とフォークダンス連盟から参加された理事の方はかつて長野県オリエンテーリング委員会の指導員だった方で、最近の地図作成に興味を示しており、今後、こういった方面からの地図作成の依頼があるかも知れません。



関東甲信越地区
オリエンテーリング推進会議 報告
長野県OL協会理事長  元木 悟

平成12年10月21日(土)〜22日(日)に、栃木県塩原町塩原温泉「ニュー塩原」を会場に、第23回関東甲信越地区オリエンテーリング推進会議が開催された。主管は栃木県オリエンテーリング協会である。関東甲信越ブロック(以下、関ブロ)10都県のうち、千葉県・山梨県を除く8都県が参加して、活発な議論が行われた。長野県からは元木理事長が出席した。
協議内容は詳細については、主管県から各都県の報告書を待ちたいが、今回は協議内容の速報(必要部分のみの概要)を掲載する。

1.平成12年度OLインストラクター講習会について
この件について、各県の状況について報告があった。
一昨年から長野県OL協会にもメール・会報で情報を流しているとおり、旧1〜3級OL公認指導員は文部省認定の1〜2級OLディレクターへ移行となり、旧3級OL公認指導員に当たる指導員は各県協会認定のOLインストラクターとなる。
関東各都県では本年、OLインストラクター講習会を開催している(予定している)が、受講者はいずれも一桁で、人数が集まらないとのこと。
長野県からは前回の総会での話題どおり、講習会の参加希望者があれば、OLインストラクター講習会を開催する予定である旨を報告した。

また、来年度よりOLインストラクター講習会の開催には
JOA認定講師が5名必要となるが、日本オリエンテーリング協会(以下JOA)がその認定講師の講習会開催を計画していないことから、関ブロからは「OLインストラクター認定講習会の認定講師養成の日程と講習会の内容の公示をJOAに働きかける」ということで意思統一された。

2.平成13年度事業について
長野県からはクラブカップリレー大会、みすずかる大会、全国一斉OL大会、高遠フェスティバルを予定していると報告した。
関ブロ内での来年度の大きな大会として、埼玉県の第3回関東甲信越地区OLフェスティバル(11月11日は公認大会)が報告された。

3.関東甲信越地区OLフェスティバル等について
全日本リレーが来年度より3年間、開催県が決まっていない。(平成16年は国体開催県である埼玉県で開催予定である。)
長野県にも来年度、JOA(古賀事務局長)より全日本リレー開催の打診があったが、来年はクラブカップリレーの開催もあり、開催は難しいと回答してある。
全日本リレー、西日本大会、関東甲信越地区OLフェスティバル等の開催返上や開催県がなかなか決まらないことから、既製地図で公認大会等も開催を認めて欲しい旨をJOAに要望するということで各都県の意見が一致した。

4.愛知県で2005年に開催される「世界選手権(以下WOC)」について
関ブロからWOC2005への賛助協力の姿勢声明をJOA及びWOC準備委員会に発する。賛助活動として、各都県の主催大会や協会報等でWOC2005に関することを掲載・宣伝するということで意思統一された。
情報として、WOC2005では従来のスタイルに加えて、パークスプリント競技及びトレイルOLが併設されそうだとのことである。

5.国際オリエンテーリング連盟(以下IOF)の規程「地図規程ISOM2000」等について
現在、日本では1990年のIOF地図規程を使って、地図作成を行っているが、これはペン作図を主眼としたもので、コンピューターマッピングを対象とした2000年地図規程に改訂していく必要がある。
地図規程の改訂の他、IOF規則「2000」の改訂及びJOA競技規則の改訂、IOF「位置説明」の改訂をいつから行うのかをJAOに問い、各改訂版が出来上がるまでは、移行期間を作るという要請をJOAに行うことで意思統一した。

6.関ブロ会議の下部組織として関東甲信越クラブ連絡会議を置くことについて
最近、テレインの使用や地図調査等について、首都圏を中心にトラブルがあり、主として、大会日程の調整に北信越や東海のクラブ連絡協議会のような組織を作りたい。他の地区や各都県の意見を参考にしながら、埼玉県が世話役となり、次回までに素案を作成する。

7.テレインの管理状況と管理規程について
6の議案とも重複するが、首都圏で特に問題になっているテレインのコントロールのため、テレイン管理準備委員会を発足させたいとの意見であったが、時間の都合上、各都県のテレインの管理状況の説明を行い、地元交渉の方法を勉強した。

次回は全日本大会の前日の宿舎にて(全国指導者協議会に
引き続いて)行われる。次期開催県は群馬県。



日本OL協会第1回SKI-O委員会報告
2000年11月23日   元木悟

(社)日本OL協会第1回SKI-O委員会が平成12年11月23日に東京都港区のJOAの会議室で開催され、長野県からは元木理事長がJOAの委嘱を受け、会議に出席しました。元木はSKI-O競技規則委員会からの役員です。今回はその会議の簡単な報告です。

1.SKI-O委員は現在6名。委員長には武石山形県協会理事長が選出され、JOA担当理事は鈴木専務理事となった。出席者は鈴木専務理事、武石委員長、宮下事務局長、関委員、元木委員の6名で、最初に昨年度「日本SKI-O競技規則委員」で一緒に協議した中島JOA理事から挨拶があった。
2.日本SKI-O競技規則は平成12年5月27日のJOA総会で承認を受け、平成12年10月1日より施行された。今後、印刷・製本・配布はJOAが行い、500部制作、1部200円で提供される見込みである。
3.日本SKI-O地図規定(案)の作成はISOM2000の翻訳と、FOOTの競技委員会の進行状況に併せて行うことになった。
4.平成13年1月20〜21日に福島県磐梯高原で開催される「SKI-O初心者講習会」及び2月23〜25日に山形県真室川町で開催される「第9回J-CUP SKI-O大会」をJOA後援大会とした。
5.「SKI-O指導者養成講習会実施要領(案)」の作成を元木が、「国際競技大会参加規定(案)」の作成を関委員が、次回の委員会までに作成することになった。
6.SKI-O関係文書は全て武石委員長の管轄とし、必要に応じて必要な場所に配布される。
7.他、2000年のSKI-O WOC参加報告や2001年SKI-O JWOCとMWOCの参加事務取り扱いや、2001年SKI-O WC、2002年SKI-O WOCのセレクション方法など活発な議論が行われた。

次回、第2回SKI-O委員会は平成13年2月10日(土)午後に、JOA会議室にて行われる。



競技者登録番号
 今年度よりオリエンテーリング競技者登録が始まりました。今年度の登録者は下記の通りです。公認大会参加の際は、この番号を記載してください。
1桁目 男1、女2
2,3桁目 生年(下二桁)
4,5桁目 県番号
6,7,8桁目 通し番号
となっています。通し番号に意味はありません。

登録番号、氏名
16720001 元木悟
17420002 丸山茂樹
17520003 加々美健朗
16920004 鳥川秀司
17720005 黒田幹郎
17920006 降旗芳典
17720007 飯島邦彦
1??20008 原瑞
17820009 小川徹郎
17920010 武本千尋
17720011 狩野修治
14820012 美谷島孝
14820013 目黒一夫
15720014 須田剛
16220015 木村佳司
15920016 加藤隆幸
16220017 前澤健
18020018 服部泰久
27620019 元木友子
27820020 出理葉理子
27320021 林ゆかり
27720022 斉藤裕美
27820023 山本文
27220024 薛収子
27820025 上松佐知子
18020026 上條大輔 



会費納入のお願い
 2000年度の会費の徴収を行っています。皆様の会費で、この会報の発行が行われています。

会費振込先
郵便振込口座 00520-9-30241
加入者名 鳥川  秀司
会費  一般3000円、学生2000円
団体3000円



今後の予定について
 以下、詳細未定のものも含めて今後の長野県内のオリエンテーリング行事を列挙します。編集者の木村が知る範囲でコメントします。

2001年3月17日-18日
菅平高原スキーオリエンテーリング大会2001
場所:菅平高原
詳細は未定、とりあえず何かスキーオリエンテーリングをやろうという動きがあり、2001年1月から本格的な準備に入ります。詳細はこれから地元の菅平高原と関係者とで詰めて行くつもりです。
昨年、吹雪でレース自体が中止になってしまったため、今年は2日間で2レース分を用意して、一つが中止になってもどちらかでレースできるような体制にします。候補となっている場所は、昨年と同じ奥ダボススキー場近辺と、菅平牧場の入口ゲート付近の2箇所です。今回も練習会の延長のような形式でやりたいと考えています。
 

2001年6月16日(土)
長野県オリエンテーリング協会総会
場所:松本市南松本なんなん広場
昨年は須坂で行った総会ですが、今年は松本になります。現在、松本には会員が少ないのですが、翌日の全国一斉大会への参加も兼ねて松本を会場に選びました。
総会の後、翌日のスカイパークの地図を使ってナイトOを考えています。こちらの地図は1:5,000を予定。
4×4の2列ビンゴのナイトOを考えていますが、皆様いかがでしょうか。夜は懇親会を行います。是非皆様、泊まりで松本に来てください。
 

2001年6月17日(日)
全国一斉オリエンテーリング大会長野会場
場所:長野県松本市信州スカイパーク
構想3年、実践今だゼロの信州スカイパークのO-map化を行います。信州スカイパークはとても広大な公園です。1:10,000の地図にする予定です。こちらは5×5ビンゴの2列で勝負しましょう。
 

2001年9月8日(土)
水篶刈大会
場所:長野県伊那市ますみヶ丘
信州大学オリエンテーリングクラブOB有志で構成する「水篶刈」が大会を開催します。場所は信州大学OLCのルーツとも言える長野県伊那市のますみヶ丘です。まったりとした平地林、どこかピリリと引き締まった中央アルプス系の山地が、地図中で渾然一体となってハーモニーを奏でるようなテレインです。
現在、水篶刈メンバーが集中的に地図調査中です。請うご期待の大会です。
 

2001年9月9日(日)
第9回クラブカップ
場所:長野県駒ヶ根市駒ヶ根高原家族旅行村
長野県南部のテレインの横綱とも言える駒ヶ根高原が10年ぶりにリメイクされます。新しい地図は1:10,000の縮尺となり、駒ヶ根高原の微地形もしっかりと読めるようになります。
しかし、まだ全員の調査区分けが終わったばかりで、まだ未調査の状態・・・先が思いやられるけど、9月には素敵な地図となって現れるでしょう。この大会は日本最大のリレー大会です。沢山の皆さんの参加をお待ちしています。運営協力もよろしく。
 



編集後記
膨大な量の会報になってしまいました。というのも第3号は全日本リレー大会の前に発行する予定でしたが、バタバタしているうちに、とうとう全日本リレー大会が過ぎてしまって、発行するチャンスを失ってしまったからなのです。

21世紀が始まりました。21世紀というと子供の頃皆さんはどんな想像をしていたでしょうか? もちろん年代によって子供の頃の夢は違うでしょうが、木村の場合、子供の時に21世紀が本当に来るという実感がありませんでした。
SFアニメやマンガの中ではタイムマシンに乗って21世紀からやってきた人たちが登場したり、なんだかすごい科学万能の時代というのが21世紀のイメージでした。
やはり21世紀というのはガラスチューブに入った列車がビルの合間を走り抜けて行く風景がないと21世紀という気がしませんね。

私の年代というのは、丁度ノストラダムスの大予言が最初に流行った世代で、1999年になると世界は破滅するという、怪しげな説を誰もがなんとなく信じていたという感じがします。
中学生の時に1999年の時の自分の年を考えて、そんな年まで生きているかなぁなどと考えてみたりしたものです。
21世紀が始まると、世界は一変する。そんな感じがしたものです。

しかし、歴史を学ぶうちに、今は過去の連続の上にあり、未来もまた今の連続の上にあると思うようになって、あまり突拍子もないことが始まると思わなくなりました。
武田信玄の時代の戦略が今とまったく変わらないこと、現代日本社会の基礎は江戸時代に築かれたこと、グーテンベルグの活版印刷の時代から変わらない紙メディアのすごさや、室町時代から続く家の作りかた・・・今の文化や技術は今までの過去の積み上げであるわけです。

21世紀が始まりましたが、暮らしはそうそう変わるものではありません。しかし、技術や文化の変化は徐々に生活を変えてゆきます。それが結果的に大きな変化と思えるようになるのでしょう。

私自身は20世紀最後の長野県でのオリエンテーリング活動が楽しかったと言えます。そして21世紀も楽しい時代にしてゆきたいと思います。

今年もよろしく