長野県オリエンテーリング協会報
1999年度No.2
1999年8月10日


INDEX
平成11年度全日本リレー大会長野県選手募集のお知らせ
平成11年度会費納入のご案内
平成11年度総会の報告
全国一斉オリエンテーリング大会 松本会場運営報告
菅平高原マウンテンバイク-O参加記
世界選手権チャリティ大会の報告
編集後記



平成11年度全日本リレー大会
長野県選手募集のお知らせ
丸山です。このたび、平成11年度の全日本リレー大会の長野県チーム監督に就任しました。特に経験もないので何やったらいいかわかんないんですが、精一杯やりたいと思いますのでよろしくお願いします。
ということで、選手の募集を行います。要項は以下の通りです。どしどしご応募ください。

平成11年11月7日(日)兵庫県峰山高原で開催される全日本リレー大会に長野県選手として参加される方を募集します。
多くの方の参加をお待ちしています。
 

1募集クラス及び人数
男女選手権(各4名,補欠2名、年齢無制限)
男女ジュニア(各3名,補欠1名、年齢21歳以下)
男子シニア(3名、補欠1名、年齢35歳以上)
女子シニア(3名,補欠1名、年齢30歳以上)
男子ベテラン(3名,補欠1名、年齢50歳以上)

2選手資格
長野県オリエンテーリング協会員、
長野県在住・在勤・在学者、
長野県出身者(学生のみ)

3選手選考方法

選手登録をしたメンバーの中から選考会と協議によって選考を行う。選手登録を希望する者は下記の選手登録先まで氏名、性別、生年月日、参加希望クラス、住所、電話番号、選手資格をご連絡ください。
締切:8月31日

選手登録先
丸山茂樹
電話 026-246-9467
〒382-0054 長野県須坂市高梨88
E-mail: keaton@cocoa.ocn.ne.jp

希望者が定員を超えた場合、セレクションレースによって各クラスの選手2名を決定する。その他は担当理事、団長、監督及びセレクションレース通過者の協議によって決定する。基本は全会一致。まとまらない場合は監督が決定する。

 セレクション日時  平成11年9月5日(日)
 セレクション場所「駒ヶ根高原家族旅行村」(長野県駒ヶ根市)

全日本リレー長野県選手団
 担当理事:宮崎    団長:島崎    監督:丸山

選手登録をされた方につきましては、後日日程の詳細等を電子メールもしくは郵送にて送付します。


平成11年度会費納入のご案内
平成11年度がスタートしてすでに4ヶ月が過ぎました。遅くなりましたが、平成11年度分の会費納入用の振込用紙をお送りします。今年度も継続よろしくお願いします。年会費は一般\3,000、学生\2,000です。
先日行われました総会などの場で直接事務局に会費を納めたかたには振込用紙をお送りしておりません。
また前年度分が未納となっている方の振込用紙には金額が2年分記入されています。

振込みでない方法で会費を支払う方は、直接事務局の鳥川氏まで渡して下さい。皆さんの会費で、この会報を発行、送付しています。
協会報では、大会情報や、おすすめの大会の大会要綱をなるべく同封するようにしてゆきます。

会費振込先
郵便振込口座 00520-9-30241
加入者名 鳥川  秀司
会費  一般3000円、学生2000円
団体3000円

銀行口座はこちら
八十二銀行 飯田支店 普通口座 480853
長野県オリエンテーリング協会


平成11年度総会の報告 (写真)
6月19日(土)に長野県松本市のなんなん広場にて平成11年度の長野県オリエンテーリング協会総会が行われました。出席者、委任状を合せて総会は成立し、別冊の総会議案書のとおり承認、決定いたしました。

今回は全国一斉オリエンテーリング大会が松本で行われるということで、参加者の便を図って、その前日に松本で総会を開催しました。結果的には北信からの参加者が多かったです。来年の総会は北信で行うのがよいかも知れません。

総会の後、遠方からの参加者を中心に高ボッチ山の麓にある崖の湯温泉に宿泊し、翌日の大会の準備と自主的な懇親会を行いました。


全国一斉オリエンテーリング大会 松本会場運営報告(写真と地図)

木村佳司
松本市アルプス公園で開催された全国一斉オリエンテーリング大会長野会場のイベントが終了しました。手伝ってくださった役員のみまさま、参加者のみなさまおつかれ様でした。ありがとうございました。

参加者は全国一斉大会の枠が20名ほど。セイコーエプソン島内事業所の労働組合枠の参加者が約60名。そのほか、役員の殆どがコースを走りました。そんなこんなで総勢100規模のイベントとなりました。

アルプス公園に散らばるコントロール目指して結構みんな真剣にやっていましたね。大人が歩いて30分から40分のコースだったところを爆走する小学生がわずか10分のタイムを叩き出してこれには驚きました。

その後の役員達もレースしましたが「絶対小学生に勝つ」が合い言葉でした。競技は「ビンゴオリエンテーリング」ということでビンゴカードを規定通り揃えるには運も介在します。
結局役員のうち3名がこの小学生のタイムを越えることができました。

今回のイベント運営は結構楽させていただきました。何が楽だったか?
・有能な協会員による自主的な当日運営。
・EPSON組合による運営。
  このため長野県分は事実上15名分程度の処理しかなかった。
・雨が降らなかった。
  前日まではかなり降ったのにね。
・コントロール設置範囲が非常に狭い。

おかげさまで役員の会場入りは9:00という信じられないのんびりした準備にも関わらず、10:00前にはセットアップ完了しました。総会では8:00頃に集って欲しいと言っていたので
石川君などが早くきてくれたのですが、すみませんでした。

12:00には殆どの人もコースから帰ってきたので協会メンバーのよるPark-Oを行いました。やっぱりこの公園は結構面白いや。年の功か、私が丸山君を6秒かわしてトップになりました。(ビンゴ列のせいとも言える)

そして13:00過ぎにはすべての撤収を終えて会場を後にできました。例によってソバ屋に寄って歓談してのんびり帰ってきました。
 

加々美健朗
昨日は,撤収以外何もやってませんがアルプス公園の大会の感想をちょっと書きたいと思います.

アルプス公園は,きれいに整備されていて,起伏も適度にあり非常にOLに向いた公園だなと感じました.ビンゴOLもいいですけど,普通のパークOLとしても走りたいなと感じました.
信州大は,アルプス公園が近いらしいのでうらやましいです.

参加されていた人たちも,気持ちよく楽しそうにOLをやっていたので,久しくOLをやっていない私は,走りたいなと
うずうずしてきました.その気持ちを,12時からの運営者レースの時にぶつけたんですけど木村さん他運営者数名と小学生のタイムに及びませんでした.悔しいですが単に,運が悪かっただけだと思ってます.
天気も良く,楽しい一日を過ごせました.
 

高橋美和
運営者のみなさま、参加者のみなさま、お疲れさまでした。
運営は相変わらずの楽チン運営でしたし、そこそこ盛り上がっていたし、楽しめました。
体調を崩してしまったため競技には参加はできませんでしが、運営者部門のスタート前に、「ガキに負けるか!」っていう気合と「負けたらどうしよう・・・」っていう不安が入り混じっているのを見ているのは面白かったです。
みんなの気合の入ったスタートダッシュをみて、「あれが本格的なオリエンテーリングか〜」とエプソンの方々がとっても感心していました。
来年も楽しみにしています。
 

宮崎裕己
先日は全国一斉大会の運営お疲れさまでした。私自身、とても楽しめた大会運営となりました。とてもほのぼのとした大会で、運営メンバーも手慣れた面々だったので、ビック大会の時のような苦行がなくて何よりでした。

アルプス公園に入ったのは久しぶりなのですが、改めて見てみると、コンパクトな敷地ながらも、起伏があり、ちょっと本格的な沢もあって、なかなかの所だな〜、と見直してしまいしました。

運営終了後、私もビンゴOLに参加させてもらいました。大会で小学生の記録した10分はちょっと無理かな?と思いましたが、とにかくチャレンジしてみようとスタートしました。
リーチになったのが8分50秒位だったので、何とかなると思ったのですが、そこからの引きが悪く、10分を切ることが出来ませんでした。それでも、とても気持ちよく走れました。
ちなみに、エプソンの方々が感心したのは、私のカモシカのようなスタートダッシュを見たためでは?<おお嘘
 

全国一斉オリエンテーリング大会長野会場結果
日時:1999年6月20日(日)
場所:アルプス公園(長野県松本市)

ビンゴ2列コース
道家組 31:30
中山組 34:20
小沢組 34:32
津田組 36:52
小滝組 37:20
岡田組 37:20
遠藤組 39:33
加藤組1 43:53

ビンゴ1列コース
加藤組2 22:00
山田組 61:50
木村組 62:10

長野県OL協会練習会(ビンゴ2列コース)
木村佳司 09:11
丸山茂樹 09:17
加々美健朗 10:40
三浦千鶴 10:43
鳥川秀司 11:55
宮崎裕己 12:19
薛 収子 14:33
石川 昌 15:00


菅平高原マウンテンバイク-O参加記 木村 (関連リンク)

5月22日(土)に菅平高原で行われたマウンテンバイク-Oに参加してきました。天気はバツグン。紫外線がさんさんと降り注ぐ草原をMTBで走ってきました。

マウンテンバイク-Oは菅平高原マウンテンバイクフェスティバルの一環として行われており、同じ会場では4時間耐久レース、キッズレースなど行われていました。仮設ステージと音響設備、アナウンサもいる本格的な屋外イベントでした。

オリエンテーリングのコースは高島君設定の5kmコース。菅平の牧場で行う、普通のオリエンテーリングのコースみたいでした。マウンテンバイクで走るには私には厳しかったな。
前半の登りでバテてしまって、ヨレヨレになりながらMTBを押しながら、草原を登っていきました。

コース上は登り50%下り50%。でも時間配分から言えば登り90%下り10%。MTB-Oは登坂力で決まると言ってもいいでしょう。
私も昔はキャンプ仕様の自転車で四国を半周したり、中国地方を半周したりした、あの時の登坂力はどこへいったのだろう・・・

参加者は私を含めて11名。東北大学関連が多かったですね。この長野関係者では大平君、丸山君がいましたね。元木君、山浦さんは運営していました。

実際にMTB-Oをやって感じたのは「林床へのダメージが結構大きいな」というものでした。フットオリエンテーリングが自然に優しいスポーツかというと決してそうばかりではないと思うのですが、MTB-Oは林床へのダメージはフットOの10倍くらいあるのではないかと思いました。もしも参加人数が多くなり、自然林で行うようになると問題が発生するとも思いました。
菅平高原の場合は牧場地であり、人工林なのでこの問題が発生することは少ないでしょう。その点、コース取りが決められている普通のマウンテンバイクレースの方が環境面ではまだましと言えるでしょうね。

MTB-Oの翌日にMTBのジャパンカップが開催されるため牧場の中をMTBコースが作られていました。コースの総延長は4km-5kmほどもあり、これがすべてレーンになるようにストリーマが張って有ります。場所によっては立ち木がなく、鉄杭を使用していました。この準備は大変ですね。
オリエンテーリングの準備の方がはるかに簡単かな?とも思いましたが、地図調査まで含めたらオリエンテーリングの方が大変かもしれませんね。


世界選手権チャリティ大会の報告 木村 (関連リンク)
八ヶ岳で行われたWOCチャリティ大会に行ってきました。といっても私は走っておらず、うちの奥さんが走っただけです。
会場には長野県関係者が多数きていましたね。
丸山君(全日本リレー監督)も現われて、ジュニア選手のリクルートを展開していました。

イベントは雨が降ったり止んだりの天気でした。ショートイベントのFinalが始まるころには大雨になっていました。

私は子供が騒ぐので14時前には帰りました。15時前には家に着いてしまって、昼寝をした後近くの公園に身体を動かしにいってくるという近場の大会ならではのスケジューリングでした。

関東方面組は、甲府までレンタカーで戻ってそこから渋滞を避けてビールを飲みながら鈍行で東京方面に向かうという、賢いパターンでしたね。

この大会ではみんな随分ウルシにやられたようで、かなり痒い思いをしたようです。夏の八ヶ岳はあなどりがたい。

世界選手権に出場する日本選手達は、このイベントを最後に次々とスコットランドに飛び立ってゆきました。この原稿を書いている現在、スコットランドの森で地図と自分と格闘している頃です。


編集後記
1999年7の月が過ぎました。ノストラダムスが話題になったのは1975年ころだと思うのですが、その時は「まだまだ先の話だな」と思ったのですが、24年経ってその時は来てしまいました。
また今年も8月6日がやってきました。原爆が投下されたのは今から54年前ですが、当時を知る人にとって、それは決して昔ではないでしょう。今年あらたに死没者名簿に5000名が書き加えられたと聞き、その数の多さにちょっと衝撃を受けました。