第2回世界学生スキーオリエンテーリング大会
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日本チーム Photoまとめ
開催:2018年2月21日-25日
場所:Tartu (Estonia) エストニア
2月20日(火)開会式
2月21日(水)スプリント個人
2月22日(木)11:00 (日本時間18:00)国別対抗スプリントリレー
2月23日(金)--:-- 休養日
2月24日(土)11:00 (日本時間18:00)パシュート個人
2月25日(日)10:00 (日本時間17:00)ミドル個人・閉会式



世界学生スキーオリエンテーリング選手権大会ミドル種目
2018年2月25日 エストニア・タルトゥ

女子 11.8km 15KP
1  Anna ULVENSOEEN (NOR) 43:09
2  Daisy KUDRE (EST) 44:00
3  Mariia PETRUSHKO (RUS) 45:30
32 渡邉志保(日本) 1:09:51
33 吉岡梨花子(日本) 1:24:14
-- 湯上麻貴(日本) MP

男子 13.3km 17KP
1  Sergei GORLANOV (RUS) 38:24
2  Vladislav KISELEV (RUS) 39:49
3  Sixten Olof Vilhelm WALHEIM (SWE) 39:57
27 石原湧樹(日本) 53:47
28 石原拓巳(日本) 54:24
31 岸祥太郎(日本)58:33
32 塩平真士(日本)1:02:37

これで世界学生スキーオリエンテーリング大会は全種目が終了しました。
日本選手は2月27日10:00に成田空港に到着します。
来年はいよいよユニバーシアードで初めてのオリエンテーリングが開催されます。
(2019年3月2-12日 ロシア・クラスノヤルスク)

FISU(国際学生スポーツ連盟)旗と開催国・エストニアの国旗

男子一斉同時スタート(マススタート)

マススタートから団子状態で突進


石原湧樹(日本)

石原拓巳(日本)

湯上麻貴(日本)

(湯上麻貴)
昨日のミドルディスタンス競技はいつもより一時間早い午前10時スタートでした。
また、荷物の移動などもする必要があり、スタート前は時間がなく少しバタバタとしてしまいました。
天候は晴れ、気温は現地のあまり信用ならない温度計で−5度、風もなくレース日和でした。
なれないマススタートでしたが、ポールを折る・転倒するなどの事故もなく無事スタートできました。

今回はパシュートよりもやや南西に広がるアップの多い場所を使うレースで、2マップでした。
私は1周目で60分程かかったのですが、運良く2週目も滑ることができました。
役員の方々、ゴールで応援してくださった方々には感謝しきれません。
すべてのポストを回りきれなかったことを言うと「気にするな、次がある」と返されました。
次があるかは分かりませんがもっと練習して上手くなりたいと思ったレースでした。

ちなみに夜の交流会はダンスパーティーでした。
力くらべに石原(拓)さんと渡辺さんが参加しましたが、残念ながらトップはロシア選手でした。
飲み会の最後に女子1位のアンナ選手が双子で、姉妹でスキーOをしていることが発覚しました。
姉妹ともすてきな人でした。
(湯上麻貴)


世界学生スキーオリエンテーリング選手権パシュート
2018年2月24日 エストニア・タルトゥ

男子10.1km 18KP
1. Joergen Haugen MADSLIEN (NOR) 0:32:18
2. Jyri UUSITALO (FIN) 0:32:50
3. Samuli SCHRODERUS (FIN)  0:33:11
23 石原湧樹(日本) 0:43:07
28 石原拓巳(日本) 0:48:25
29 岸 祥太郎(日本)0:57:18
31 塩平真士(日本) 1:05:56

女子 7.2km 16KP
1. Anna ULVENSOEEN (NOR) 0:26:58
2. Daisy KUDRE (EST) 0:27:40
3. Mariia PETRUSHKO (RUS) 0:28:07
31 渡邉志保(日本)0:52:15
32 吉岡梨花子(日本) 1:08:01
33 湯上麻貴(日本)01:31:27

男子の石原湧樹選手は、地元エストニアとスウェーデンの選手と
三つ巴の勝負になりました。最後は日本の石原湧樹が競り勝ちました。

 吉岡 梨花子(北海道大学)

湯上麻貴(北海道大学)

渡邉 志保(静岡大学)

塩平真士(北海道大学)

石原拓巳(岩手大学)

岸 祥太郎(北海道大学)

誰の足?

(岸祥太郎)
今日はパシュートが行われました。スプリントのタイム順に出走する競技になります。
私は寒さに鈍感なのでよく分かりませんが、風があって寒かった気がします。

スキー場に元からあるワイドトラックが主体のスピードレースになりました。
私は分岐を見逃すなどのミスが多く、思うようなレースができず、悔しい思いをしました。
明日はこの反省を活かしたいと思います。
日本勢では石原湧樹君が対トップ比が良かったそうです。明日の期待が高まります。


■ スタートリストが発表になりました
世界学生スキーオリエンテーリング選手権大会パシュート
2018年2月23日
エストニア・タルトゥ

女子スタートリスト
(日本時間 18:01)
11:01.00 Anna ULVENSOEEN Norway
11:01.29 Daisy KUDRE Estonia
11:01.32 PETRUSHKO Russia
----
11:11.00 渡邉志保(日本)
11:11.30 佐野 響 (日本)
11:12.00 湯上麻貴(日本)
11:12.30 吉岡梨花子(日本)

男子スタートリスト
(日本時間 18:30)
11:30.00 Sergei GORLANOV Russia
11:30.02 Vladislav KISELEV Russia
11:30.06 Joergen Haugen MADSLIEN Norway
----
11:34.01 Rimmo ROOM Estonia
11:34.10 Ondrej VYSTAVEL Czech Republic
11:34.24 Georg Caius KUTSAR Estonia
11:35.05 石原湧樹(日本)
11:36.04 Aidas ZIGILEJUS Lithuania
11:36.09 Andres SAAL Estonia
11:36.33 Vadym NESUK Ukraine
11:36.42 石原拓巳(日本)
11:37.22 Stanislav FRANKO Slovakia
11:37.28 Lars BEGLINGER Switzerland
11:38.49 岸祥太郎(日本)
11:40.00 塩平真士(日本)

スプリントの優勝者タイムから10分以内に入っている、
石原拓巳選手、石原湧樹選手、岸選手は、スプリントのタイム差でスタートします。
ゴール時点で順位が決まります。
その他の選手は、30秒間隔での出走になります。


■ 選手より大会レポートが届いています。

こんにちは。
本日2月23日は、北海道大学の吉岡梨花子が担当します。
よろしくお願いいたします。

スプリント、ミックスリレーが終わり、今日は休息日でした。
各々自由に過ごし、リフレッシュできたのではないでしょうか。

私は午前中、お土産を買いに行きました。
私達のホテルの近くにはショッピングモールがたくさんあり、
買い物には事欠きません。
私はスーパーでお菓や缶詰、スパイスを買いこみました。
その時は楽しかったのですが、今は少し買いすぎたと反省しております。
外を歩いていると素敵なロシアン帽を被っている人を、
かなりたくさん見かけます。
こちらは毎日氷点下10度前後と冷え込みが激しいので、
ロシアン帽がとっても暖かそうで、私も欲しくなってしまいました。
良さげなものを探して目を光らせていましたが、
残念ながら買うには至りませんでした。
エストニアの人々が被っている素敵な帽子は一体どこで売っているのでしょうか。

お昼ご飯を食べた後、旧天文台と大聖堂跡地に行ってきました。
旧天文台は、シュトルーヴェの測地弧の観測点の一つとして、
世界遺産に登録されています。地球の大きさを測るためのものだそうです。
建物の中には、様々な展示があったので、
英語力のない分は想像力で補って鑑賞しました。
天文台の一番上まで登ると、巨大な顕微鏡が無造作に置いてあったので、
好きなだけ覗いてきました。
何も見えませんでしたが、
貴重な望遠鏡を触っても怒られないのは素晴らしいことです。

大聖堂跡地へ行ったところ、半分は博物館として現在も使われ、
半分は見事に廃墟になっているという面白い建物が見られました。
廃墟の方も、普通に人の往来があるようですが、
今にもレンガが崩れてきそうな具合なので、
日本であれば間違いなく立禁であろうと思われます。
それはさておき、どこへ行こうと自己責任、好きに見て回れるのは
素晴らしいことです。

夜ご飯は皆んなで食べました。
実は、響ちゃんが昨日から体調を崩していたのですが、
今日の夕食では元気を取り戻しつつあるようで安心しました。

今日一日、のんびりと過ごしましたが、明日はパシュートです。
ミーティングをし、スタートリストを確認し、
持ち物の準備をし、気合いを入れ直しました。
私はスプリントをペナしてしまい、不完全燃焼だったので、
今度こそ納得のいくレースをしたいと思います。
(吉岡梨花子)


2018年2月22日 国別対抗スプリントリレー


世界学生スキーオリエンテーリング選手権大会2018
国別対抗スプリントリレー
2018年2月22日 エストニア・タルトゥ
結果
1 ノルウェー1 0:41:56
2 ロシア2 0:42:32
3 ロシア1 0:43:31
14 日本1 0:58:48(女子:渡邊志保 / 男子:石原湧樹)
15 日本2 1:07:38(女子:佐野響 / 男子:石原拓巳)
2名1組がそれぞれリレー形式でそれぞれ3回出走


(報告:渡邉志保)
今日は、スプリントリレーでした。
日本チームは
渡邉志保、石原湧樹チーム
佐野響、石原拓巳チーム
の2チームが出場しました。

女子が1,3,5走、男子が2,4,6走と交互に3本ずつ走り、男子がフィニッシュを飾ります。
コースは、3本とも同じような場所を通るので、回数を重ねるほどに良くも悪くも慣れてくる感じでした。
コースの性質は昨日のスプリントとは異なっていました。ピステ道とモービル道がはっきりと分かり、
ネットワークもそれほど複雑ではありませんでした。ピステ道も多く活用出来たので、スピード感のあるレースとなりました。

志保、湧樹チームの目標は、打倒リトアニア!!でした。
1走目の私は、リトアニアの女子選手に遅れをとった状態で湧樹選手にバトンタッチ。
2走目の湧樹選手は、リトアニアの選手を追い抜いた状態で私にバトンタッチ。
3走目の私は、湧樹選手の燃えたぎる熱気に後押しされてスタートしたものの、
マップの装着に手こずっている間にリトアニアの女子選手に華麗に抜かれました。
そのことで、少し焦ってしまいましたが、平常心を保つよう言い聞かせて、なんとか湧樹選手にバトンタッチ。
4走目の湧樹選手はなんと!!リトアニアの男子選手と差を付け帰ってきました!よくやった(*゚▽゚*)

5走目の私はリトアニアチームに勝っている嬉しさとプレッシャーの中、1ポに向かう途中少々ミスをしてしまいました。
リトアニアチームに遅れをとった状態でバトンタッチ。
6走目の湧樹選手は、コンパスを盛大に破壊しながらも、最後までカッコイイ滑りでゴールイン!!
結果は残念ながらリトアニアチームに負けてしまいましたが、白熱したバトルを繰り広げることができとても楽しかったです!
私は、随分と足を引っ張ってしまいました。そんな中、遅れをカバーし、一緒に戦ってくれた湧樹選手!本日にありがとう!!

響選手は、世界選手権に初参戦ながらもスプリントリレーに選抜され、
一昨年からクロカンを始めたとは、思えない滑りを見せてくれました。
これまでの練習の成果を感じさせてくれるレースでした!!

拓巳選手は、立禁エリアに近づくなど危なっかしい側面を見せつつも、最後まで力強い滑りを見せてくれました!!

応援スタンドから日本選手団が、たくさん声援を送ってくれました。おかげで元気に楽しんで滑ることができました。
ありがとうございます!!

明日は、レースが無くフリーの日となっています。
各自、明後日のレースのイメトレをしつつ、リフレッシュをすることでしょう(^^)

本日もご声援ありがとうございました。
静岡大学 渡邉志保



各チーム一斉スタート


佐野響(日本2)

GPSトラッキング中継。スタート直後は混戦模様。


渡邊志保(日本1)


佐野響(日本2)


渡邊志保(日本1)


石原湧樹(日本1)


 

石原拓巳(日本2)フィニッシュ直後。迎える日本チーム。




2018年2月21日 スプリント競技

本日は競技1日目、スプリントでした。
スタートエリアは会場からバスで南に数分のカフェ周辺でした。
スタート直後からオープンと林の点在するエリアで非常に複雑なネットワークに悩まされました。
私は△->1でいきなり現ロスし、別のポストに辿り着いて、
アアチクショウ!とか言いながらリロケートする一部始終をカメラに密着されていました。
そして1ポで後ろのSUISSEに追いつかれ、彼を利用しつつなんとか煩雑なエリアを脱出すると、
私の目には一筋の光明のごとく左廻りのピステ道が飛び込んできて、
ココゾ!と思いスピードを上げました。
ピステ道上ではあるFinlandiaに追いつかれ、かなり悔しかったのですが、
モービル道に入って直角に曲がるところで彼が私の直前で転んだため、
私は当然突っ込んでいき彼のビンディングを破壊しました。
私はトップ比134%、満足はできませんが課題も見えるそこそこのレースができました。
詳しい反省は明日以降のレースに活かしたいと思います。
明日はミックススプリントです。独走にならないよう食らいつきます。
(石原湧樹)

湯上麻貴(日本)最初の種目スプリントでトップスタート

渡邉志保(日本)

塩平真士(日本)

岸祥太郎(日本)


岸祥太郎(日本)


石原湧樹(日本)


石原拓巳(日本)

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2018年2月21日 スプリント競技結果

世界学生スキーオリエンテーリング大会スプリント種目
2018年2月21日 エストニア

女子結果 4.2km 8KP
1.Anna ULVENSOEEN(NOR) 14:48
2.Daisy KUDRE(EST) 15:18
3.Mariia PETRUSHKO(RUS) 15:21
33 渡邉志保(日本) 25:55
34 佐野響(日本) 31:02
35 湯上麻貴(日本) 44:57
-- 吉岡梨花子(日本) MP

男子結果 4.9km 11KP
1.Sergei GORLANOV(RUS) 14:48
2.Vladislav KISELEV(RUS) 14:51
3.Joergen Haugen MADSLIEN(NOR) 14:55
26.石原湧樹(日本)19:53
30.石原拓巳(日本)21:31
33.岸祥太郎(日本)23:38
34.塩平真士(日本)28:08



2018年2月20日 開会式


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2018年2月20日 モデルイベント

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2018年2月19日



おはようございます。おかげさまで何事もなく進んでおります。
各日の報告を選手で分担して行うことになりました。
本日担当しますガン大の石原です。

本日は、朝食、IDカード発行、自由行動、昼食、スキーが届いた後練習、夕食、ミーティングという流れでした。
ホテルでの朝食後、IDカードの発行は酒井さんが手続きをやって下さいました。
発行後から昼食までは各自で好きに行動しました。私は数人とタルト大学まで行って帰ってきました。
ホテル近辺にはタルト大学MUSEUMや植物園、バルト近辺で最も大きいMUSEUM、おもちゃ博物館、
SCIENCE CENTREなど魅力的な施設が多くあります。

気温は日中−5度くらいで市内を流れる川は凍っており、乗れるところもあります。積雪は市街地で10pくらいです。
タルト大学はグスタフ・アドルフが創設したそうです。近くの高台にある広場では、幼児たちが遊んでいたので共に楽しみました。
走ったり雪を投げたり、幼児を持ち上げてぶん回したり尻滑りしたり、全身を動かしました。
周りの大人が何か言っていましたが、幼児がゲラゲラ笑って楽しんでいたのでよかったです。
昼食夕食は近くのカフェテリアで食べます。美味ですが量が少ないので寂しいです。

午後の練習は、当初スプリントが行われる予定だった場所で各自で1時間半やりました。
市街地より雪は多く締まっており、多くの老若男女が滑っていました。
木は疎密で、平ら中心で時々丘を登り下るコースでした。
私は体をかなり煽りましたので明日適当にやればスプリントではキレる動きができると思います。
ミーティングでは、明日のモデイベでの確認事項、スプリントの走順等の確認をしました。
私は散歩中(幼児と遊んだときか)にルームキーカードを落としてしまいました。
昼食前後探しましたが見つかりませんでした。最終日に多額の金を支払うことになるかもしれません。
そろそろ志保さんが到着すると思われます。スウェーデンチームの空港到着が遅れたのに伴い、空港発が遅くなったそうです。
石原拓巳


2018年2月18日


エストニア・タルトゥで開催される第二回世界学生スキーオリエンテーリング選手権大会の
日本代表選手の第一組が成田空港より出発しました。

写真上左から
塩平 真士(北海道大学)
岸 祥太郎(北海道大学)
石原 拓巳(岩手大学)
石原 湧樹(東京大学)

写真下左から
湯上 麻貴(北海道大学)
佐野 響(筑波大学)
吉岡 梨花子(北海道大学)

選手の第二組の渡邉志保(静岡大学)は2月19日に出発します。



日本代表選手
男子
石原 湧樹(東京大学、北海道)
石原 拓巳(岩手大学、北海道)
岸 祥太郎(北海道大学、北海道)
塩平 真士(北海道大学、兵庫県)
女子
渡邉 志保(静岡大学、山形県)
吉岡 梨花子(北海道大学、福岡県)
佐野 響(筑波大学、東京都)
湯上 麻貴(北海道大学、北海道)
(所属、出身県)

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2017年12月11日 日 本オリエンテーリング協会による発表記事