スキーオリエンテーリング
世界選手権スプリント競技
2013年3月5日
カザフスタン国リッダー



フィニッシュする島貫なつみ(日本)(旭川大学)
雪がたっぷり降っています
フィニッシュした渡辺幸
(日本)(山形大学)


スキーオリエンテーリング世界選手権の競技が始まりました。

世界選手権が行われるカザフスタンは2年前に冬季アジア大会が開催された国です。このとき、スキージャンプ、アイスホッケー、クロスカントリスキー、フリースキーなどと並んで、スキーオリエンテーリングが正式種目に採用され、国家を挙げた国威発揚の盛大なイベントでした。

今回はスキーオリエンテーリングのみの世界選手権の開催。開催地も冬季アジア大会とはかなり離れた場所で開催されています。現地はたっぷり雪が降って、バスも立ち往生するくらいだそうです。

3月5日の競技初日はスプリントが行われました。細かい地図読みが要求されるコースだったそうで日本選手は苦戦したようです。優勝は男女ともにスウェーデン選手。上位は秒差の争いでした。

スキーオリエンテーリング世界選手権スプリント種目
日時:2013年3月5日
場所:カザフスタン国リッダー

男子
1 Peter Arnesson スウェーデン 0:15:51,5
35 堀江守弘 日本 0:20:52,1
42 黒田幹朗 日本 0:24:27,0
44 渡辺 幸 日本 0:25:35,8
46 平野弘幸 日本 0:27:00,1

女子
1 Tove Alexandersson スウェーデン 0:15:08,0
34 島貫なつみ 日本 0:28:40,3

スキーオリエンテーリング世界選手権2013
http://www.orienteering.lik.kz/

日本選手団の紹介
http://www.orienteering.com/event_report/2013/0301/


黒田です。
序盤に1分程度のミスをした以外は特に大きなミスは無く、うまくこなせた感触でしたが、上位とはだいぶ差がついてしまいました。
全体的にコースが難しく、慎重にルートを選んでいたせいで、巡航速度が上げられなかったのが原因だと思います。スキーの技術は日本にいても鍛えられると思いますが、ナビゲーションスキルも一緒に向上させて行くためには、海外のレース経験を積む必要があると感じました。
明日はもう少しうまくこなせると思うので、30位台前半を目指したいと思います。


堀江です。
スプリントのレースが終わりました。スノーモービルのネットワークが非常に複雑で、これぞ世界選手権とゆう難易度の高いレースでした。地図をみる回数が多くなりスピードを上げるのが難しいコースです。日本チームは、それぞれ実力を発揮できたと思います。

停電になったり、ネット回線が落ちたりで、通信事情はよくありません。そもそも泊まっている部屋ではネットにつながらず、イベントセンターでwifiに接続しています。
明日のミドルに向けて、これからワックス等準備します。