スプリントカップ2007
最終戦 in 日光
プログラム
発行日:2007年10月29日

スプリントカップ2007最終戦 in 日光

開催日:2007年1110日(
会場:日光だいや川公園(栃木県日光市)
主催:ジェネシスマッピング

(拡大図)

日 光で真のスプリントチャンピオンが誕生する!
 「見せる、魅せる」を基本コンセプトに掲げたスプリ ント種目。世界ではすっかり定着しました。世界選手権、地域選手権、各国のナショナル選手権でも普通に行われるようになり、日本国内でも、数多くのスプリ ント種目の大会が開かれています。人目に触れる場所での、超高速のナビゲーションスポーツであるスプリントオリエンテーリングは、この世界の新たな展望を 開くものだ、というのも、もう聞きなれた言葉になってきました。
 こういった背景の下、日本で唯一のオリエンテーリン グの専門企業である私達ができる貢献は何かを自問自答した結果得られた一つの結論が、スプリントカップのシリーズ戦です。ロングオリエンテーリングの素材 を提供する環境は、本場に及ぶべくもありませんが、日本でも、スプリントオリエンテーリングなら、本場ヨーロッパに引けをとらない環境として同等またはそ れ以上のものを提供していくことが可能ではないか。それも一回だけでなく、各地で継続して良質の地図・コースを提供していくべきだはないか、と考え企画し ました。

 今回の開催地である日光は、これまで、イ ンカレをはじめ多くの大会が開催され、自治体をはじめ地元の方々には、オリエンテーリングに対しての理解が、比較的深い地域ではありますが、その反面、何 回となくトラブルとなってきた経緯もあります。今回の企画に当り、栃木県オリエンテーリング協会様と何回と無く協議を行い、今回に限らず、将来にわたっ て、聖地とも言える、この地でのオリエンテーリング環境を守っていけるよう、準備をしてきました。
過去の日光の大会で大きな障害となってきた、会場問題 を円滑に進めるため、今回は県営の公園を会場としてお借りしました。
インカレ共々、日光でのオリエンテーリングをとことん 楽しんでください。また、合わせて、秋の公園もグループ、ご家族でお楽しみください。


スプリント受付 11: 00〜12:20 
 学校単位の受付は、2日間共通の項目参照、スプリントレー スに申し込んだ方のバックアップラベルも入っています。
 学校単位の受付者以外の、e-card/バックアップラベ ルは、カレンダーケースによるセルフサービス式2レース分申し込んだ方は、2レース分のバック アップラベルが入っています。
 当日受付もあります。ただし、用意した地図およびスタート 時間枠がなくなり次第、終了させていただきます。その際は、まだ空きがあるコースで走ることも できますが、年齢枠を満たさない場合は記録はオープン扱いとなります。

ME・WE 4,500円
M12・W12・M15・W15・M18・W18  1,000円
M20・W20・M21・W21・M35・W35・M50・ W50 2,500円 
e-cardレンタル +500円(翌日のインカレ併設と共 通で使用します)


地図
 「日光だいや川公園」 縮尺 1:5,000 等高線間隔 2.5m 通行可能度 4段階+通行禁止の5種
E予選・一般/A4判
E決勝/A3判

※本大会で用いる特殊記号は下記の通りです。(地図記号の凡 例は特殊記号のみ印刷されています)
・ 水呑場等の水系人工特徴物:×()
・ 街灯・放送塔(両者の形状は同じ):(黒)/ディスクリプショ ンも「」を使用
  ※通信塔は「」で表記しています。
・ 石でできたモニュメント、石仏等:の中に →ケルンと同じ表記(黒)
・ 公園管理上の小さな構造物、山林内の小さな神社:×(黒)、ベン チは不採用
・ 切り株・倒木は、目立つもののありますが、表記していません。
※当日の天気次第ですが、晴天の場合は競技用の地図は事前にビニール袋に入れておきません。スタートにビニール袋は用意致しますが、利用するか否かは参加 者でご判断下さい(不燃ごみの減量化にご協力下さい)。

日本スプリントオリエンテーリング地図図式規程 /JSSOM2007について
スプリント以外のフットオリエンテーリング用の地図表記 (JSOM)とスプリント用地図との大きな違いを説明しておきます。
1.通過禁止の黒で表される特徴物は、JSOM よりかなり太く誇張されて描かれており、高速でナヴィゲーション中でも読みやすくなっています。「がけ、柵」などが相当し、通過禁止となります。
2.これまでのJSOM で通過不能とされた特徴物(建物、河川、湖・池、黄緑色で表わされた私有地)などは、通過禁止。青の面状特徴物に関しては、通過禁止と通過可能を2 段階の色の濃さで表記。
3.通行可能度が5段階となり、黒を若干混ぜて濃い緑色で表 わされる植生は、通過禁止となります。JSSOM2007 のマイナー改定により、緑の植込が太さ0.25 から、0.40 に太くなり読みやすくなると同時に、適切な誇張をしなくてはならなくなりました。
4.これらの通過禁止の特徴物を通過した場合、競技者は失格 となります。本テレインでも、複雑に絡み合う植込の間を巧みに抜けることをコースの課題として いますが、植込の飛び越えや、無理に突っ切ることは反則行為となります。
5.道は基本的に実幅で表わされます。道路という記号はなく なり、舗装面とその境界という概念になります。また、舗装面の上面にも高低差を表す等高線をも れなく表記する必要があります。
6.階層構造の表記について、主に通過する面を表記し、下層 の通過可能な通路について表記することになりました。階段の記号も設定されています。
この5項と6項を組み合わせれば、JSOM地図では表現不可 能であった階層構造についてもある程度論理的に正しく表記できるようになりました。バリアフ リー対応の歩道橋に関しては等高線表記と階段表記と下層の通過可能面との組み合わせになります。
スプリント種目特有の新しい規則を十分にご理解いただき、公 正な競技、テレインの適正な使用に努めて下さい。JSSOMは、ISSOMを日本語訳し、日本 特有の記号についても記述したもので、下記日本オリエンテーリング協会のURLにあります。
http://www.orienteering.or.jp/newbb+download.url+mi_JSSOM_2007__1173928371000.pdf


競技情報
・コース設定者  山川克則
・公式掲示板
 当日直前までに生じた変更、重要なお知らせなどは、受付横 の公式掲示板で案内しますので、必ずご確認下さい。

・E予選/一般スタート
 2車線の貫通道路北側がテレインになります。陸橋「見晴 橋」をわたって北側に渡っていただきます。「見晴橋」のたもとから黄色テープ誘導600m。フィニッ シュもこのすぐ近くになります。帰りの会場への誘導も同じテープ誘導をたどって下さい。

・E決勝/スタートリスト公表・ナンバーカード配布
 決勝へは予選のME上位15人、WE上位10人が進出しま す。決勝ではナンバーカードを体の前後に着用していただきます。予選のタイムの遅かった順に早 いスタートになり、以下2分間隔でスタートします。予選の成績が確定し、準備ができ次第、スタートリストを公表し、ナンバーカードを配布します。安全ピン は主催者側で用意します。惜しくも決勝に進めなかった方は、B決勝(A決勝と同じコース)を指定時間帯(15:10-15:30)に自由スタートで走るこ とができます。フィニッシュ閉鎖は16:00です。

・E決勝スタート 会場からスタートまで2000m
 役員専用駐車場入り口から外に出て、2車線の公 園貫通道路の南側の歩道を1800m日光駅方面へ向かう。日光野口病院入口からテープ誘導を開 始、テープ誘導200mでスタート。尚、スタート地区を会場から離れた場所にせざるを得なかったため、要項で公示した、0.1秒単位の計時はできなくなり ました。済みません。


テレイン概要
 オリエンテーリングの聖地“日光”においても、今まで地図 作成がなされてこなかった区域を完全ニューマップで提供します。日光杉並木街道と大谷川の間に はさまれた河川敷の平地林がテレインで、県営の大規模都市公園“日光だいや川公園”と周辺の森林で構成されます。森林部分の植生は良好で、ところどころ微 地形が発達し、富士山麓を彷彿させるような地形です。ところどころ岩場で走りづらい地表面もありますが、概して超高速でのオリエンテーリングが可能なテレ インです。公園部分では、農業体験エリアやニュースポーツ広場など、自由な立入が制限される場所も多く、そのような場所では道を走ることになります

コース概要
コース距離は大会前日までにweb上で発表します。また、当 日公式掲示板に掲示します。各コースともウイニングタイム15〜18分で設定します。

表彰
Eクラス以外は、決勝のスタート前、Eクラスは確定後即表彰  上位3名

その他の注 意事項
・スプリントカップ予選 /決勝では金属ピン付きシューズの使用を禁止します。(どんなに短く ても靴底から金属ピンが飛び出しているシューズは使 用禁止)
目的:テレイン内にある芝生の保護(特に日光だいや川公園北部)

・今回の会場は、小さなお子様や年配の 方の来場が非常に多い公園です。衝突することが決して無いように、気 配りをして競技してください。万一衝突事故によってでた苦情により、問題が表面化した場合、今後日光でのオリエンテーリング活動が一切不可能になることも あり得ます。(渉外できつく言われていますのでご協力お願い致します)
・決勝の地図は回収させていただき、返却は翌日になります。当日帰られる方は郵送しますので、封筒に住所名前を記入して提出下さい。封筒はこちらで用意し ます。予選の地図は、当日にも販売しますし、翌インカレの日には、ウォームアップとして利用していただけます。


発 行履歴

2007年10月29日
初回発行

以上